2006年12月03日(日)鹿島のイナダ
『年に一度のイナダ祭り』
去年行った鹿島のイナダジギング。一年に一度は行きたい釣り。そんな訳で今年もその時期がやってきたらしいので、シゲルさんとtonoと行ってみた。釣りってか漁でした。
午前の部
鹿島はヒラメ釣り大会でイナダ船が無いらしく、今回は利根川河口の波崎から出船です。こっちの船は鹿島より小さいらしくちょっと不安。予報は弱風だったけど、夜中の2時頃は15mの暴風でビビッた。
明け方は風も止んだけど、外海はまだまだウネリが残ってて、波間に船が入ると地平線が見えないくらい。超ゆっくりポイントへ向かう。
1時間くらい走ってようやく釣り開始。
いきなり船中ロッド曲がりまくりの入れ食いに。オレ、フック小さすぎたみたいで最初の5発くらいミスったけど、フック変えたら乗るようになった。
ダブルヒットも。え?この一日このペース?
初挑戦のシゲルさんも入れ食い。
楽しい~けど、釣れすぎ。我が儘。
後半ややペースダウンし、終盤はワラサ狙いになって沈黙したけど、こんだけ釣れればじゅうぶんでしょうって感じ。
そんな感じで午前の部終了。
午後の部
で、我々チームはダブルヘッダー。午後の部も。
波はすっかり収まって快適に昼寝しながらポイントへ向かう。
気持ちいいなぁ~
30分ほど走ったところでエンジン音が・・・あれ?
エンジン回転数が低くなったのではなく、完全に止まった。あれ?
エンスト?
マジ?静まりかえる船上。横波を受けて大きく傾く船体。遊漁船でエンジントラブルってあってはならないことだと思うけど、実際に遭遇。
今年バスボートのエンジンをおシャカにしちゃったシゲルさんに「エンジン運ないっすねぇ」って言ったら「言われると思った!」。
ってか、船長なんか言ってよ。ナンも言わない。20分ほど漂流。これが河口とか岸よりだったらと思うとゾッとする。
どうやらガス欠だったらしい。なんてこったい。予備タンクから給油したらしく、なんとか再スタート。大丈夫なの?
なんとかポイント到着。釣り人は現金なもので魚釣れればそんなトラブルなんてすっかり忘れ。
ひと流しの最初の2投くらいは毎回ヒット。
ジグもなんでもOKだったけど、タチウオ用の全面紫カラーのは何度投げても釣れなかった。
「移動しまーすあげてくださーい」で上げたら本日3回目のダブルヒットなんかあったりして腕パンパン。
年に一度のお祭りだからとことん釣ってやるぜ~って感じだけど、さすがにここまで来ると釣りってか漁です。
乗合船なので隣人に迷惑掛けないように掛かったらゴリ巻き。タックルが強いので、ラインブレイクの心配も無し。ひたすらゴリ巻き。バレる事も比較的少ない。バラすと魚が沈んじゃって、周りに迷惑掛けるとはいえ、流し変えればすぐに違う群れが釣れる。そんな訳でヤリトリ中のヒヤヒヤ・ドキドキが全くなく、ひたすらゴリ巻き。
けど、喰わせるにはそれなりの工夫が必要で、tonoに教わったとおり「緩急」のアクションをしないと喰わない。
ボトムとってグルグルグルグルグルグル ピタっ ゴン!
ボトムとってグルグルグルグルグルグル ピタっ ホワンホワンホワン ゴン!
ボトムとってグルグルグルグルグルグル ピタっ ホワンホワンホワン グルグルグルグルグルグル ホワンホワン ゴン!
がメインパターン。
あと、二枚潮で上から2色ちょっとの所で一瞬「スコッ」っと抜ける所があって、イナダはその層までは追ってくる感じでした。
で、何かしらのゲストフィッシュが釣れると嬉しい。ホウボウ、マダイ、ヒラメ、カンパチなんかが釣れることもあるみたいだけど、今日に限っては船中ゼロでした。
そんな訳で数えてないけど50本くらいは釣ったと思われます。3人で100リットルクーラー(写真左)+もうちょっと小さいの満タン。更にこれに入りきらなかったのもアリ。
年に一度ってか、3年に一度でいいかなぁって感じです。一年分のサカナの引きを味わいました。
オレメモ:キャタリナスティックnabura+セルテート3500HD+PE2号+リーダー30lbs
オレの持っているジグで一番カラーバリエ豊富なこれを使ってたけど、ジグによる釣果の差は解らず。色は少しあったけど。午後は庄司具とティムコのオーシャンなんちゃら。