2006年04月18日(火)東京湾のシーバス
『依然好調東京湾シーバス』
先週の木曜日の逆で、今度はヨメを成田に迎えに行くために下山したので、オヤジ船。ベイトタックルにしか出来ない釣り方を確立できたので良かったです。
中弾性カーボンとグラスロッド
16時出船だったので14時に家を出ようとしたら電話来まくりで20分遅れで出発。tonoに電話して30分のディレイスタートを申告。首都高混雑タイミングにギリギリ間に合わず、三宅坂プチ渋滞にはまって、レインボーブリッジ経由でトウカン道へ。先週のウ○コポイントを横目に湾岸習志野でおりて下道がスイスイだったので、なんとか30分遅刻でセーフ。以上オレメモ。あ、もう河口湖からオヤジ船に行くことは無いか・・
tonoと2人と思ったらもう2人のお客さんが居て4人でビーナス号で出発。同じタイミングで村田基さんもなんかのロケで出船してた。
結構風があってウネリまくりの中、ビーナス号は進む。
話は変わって、最近TVでも話題の「工場萌えな日々」っていうblogがあって、その方がやっているmixiのコミュニティ「工場・コンビナートに萌える会」は会員が今日現在3601人も居ます。この「工場萌え」な人って結構多くて、ってかすげー多いんですよね。オタク系に多い。近未来的な風景とか。ヘビーメタルなメカニックな感じとか。オレも結構好きで、工場のそばで釣りすると見とれちゃう。
で、釣りの話ですけども、前回グラスロッドが激ハマリしたので、今回は中弾性カーボンらしいテムジン・スタリオンを試した。そしたらバレまくり!。ロッド云々より、前回より魚が元気でジャンプしまくるのと、バーブレスのトレブル1個(JH)ってのもあるっぽいけど、殆どバレた。今日もキープするみたいなんで、途中からバーブ付きに変えてポロポロとれたけど、それでもバラシが多かったです。腕?
今日はいつもの漁船タイプではなく、フラットデッキに近いビーナス号で、しかもオオドモに居るので、ロッドを水面スレスレで振れる。だから穴撃ちなんかのキャストが最強にやりやすい。スキッピンも決まる。このロッドのキャストにだいぶ慣れてきた。けど、どーしてもバレやすくてオヤジに笑われまくり!
群れのど真ん中でバラすと魚が警戒しちゃうらしく、みんなに迷惑かかるので、前回のグラスに変えた。
前回みたいな一箇所でイレグイ!ってのは無く、まーまー普通に釣れる感じで時間が経過。
途中で釣れたこの魚、バチのウ○コを爆発させまくり!ちょいと汚いけど、デッキの汚れ、全部ウ○コです。キシリトールでも喰ったのかよ!ってくらい凄かった。この1匹だけだけど。
いつの間にか風も止んで良い感じ。途中でメバルポイントへ。tonoがいっぱい釣ってたんで、オレもシーバスタックルでやったけど、見事にバイトなし。3/32ozまでウエイト上げても、PEラインの浮力が勝っちゃってレンジコントロール不可でした。どんなにゆっくり引いても水面直下しか引けない。それで釣れなかった事にしておこう。
フィーバーその1
後半戦に突入した頃ボイルしまくりのフィーバースポットに突入。K-0で何匹か釣ったら、フックがもう限界。3×3あるフックポイントが半分以下に。替えるのが面倒なので、ここからはこっそりバッグに忍ばせたお楽しみルアーをオヤジにバレないように投げる。
まずはマイキー。楽勝で1匹キャッチ!。その他、水面を色々。さすがにビッグバド(正確にはハマクルミニバド)は出なかった。ってか飛距離が足りずホットスポットが狙えなかった。他にもスピニングでスワンプのJHWとかもやったけど、なんせ船のポジション的にオオドモのオレの位置からは飛距離不足orz。残念。悔しいのでtonoオススメのワンダーでホットスポットを直撃。さすがによく飛びます。一撃でヒット。これはよく飛ぶし、よく釣れるしリップ折れの心配無いしステキなルアーです。マスもいっぱい釣れるし。
フィーバーその2
「昨日散々粘ったけど全然釣れなかった。今日もダメだと思うけど最後にちょっとだけ行こう」ってオヤジが言った。けど、今日はいっぱい居て最後にフィーバーが。春はこういう事がよくあるそうです。
で、前回薄々気づいてたんだけど、スピニング+PEとベイトタックルのラインスラックの違いによる、壁際トィッチ激釣方法を確立した気がしたので、わざわざ図まで書いて講釈タレマス。
「垂直護岸+常夜灯」っていうありがちなシチュエーション。常夜灯の陰に魚がいっぱいいて、壁際にミノー落としてちょっとリトリーブして明るいとこの際で喰ってくる事が一番多いパターン。それか、ずっとチェイスして途中で喰う感じ。オレの場合、今まではこの釣り方が一番多かったです。ラパラCD-7とビーフリーズのただ巻きで。けど、前回と今回ワンテンを使って釣ったのは、違う方法。
それは、壁スレスレにキャストして、着水直後にミノーを潜らせず軽く2回ほどトィッチすると、直後のポーズで百発百中プンプンとバイトがあること。勝負は壁から数十cm。 そこでフッキングすればツレツレ。それでバイトが無くても、今までのCDとかビーフリーズと一緒でただ巻きを始めればどっかで釣れる訳です。
で、ここで重要なのが、ベイトタックルな事。(ボートと自分のポジションによって出来ないこともあるけど)ベイトタックルでサイド~アンダー気味で並木さんが言うところの「スティンガーキャスト」する訳です。低弾道でスピードのあるキャスト。それはつまり、風の影響を無くして矢のように飛ばして壁際に落とす。その時点でラインスラックは殆どゼロ。キャスト中サミングしてもヨシ。ラインが張った状態でトィッチする。ほぼ毎回バイトがあるんで、心構えOK状態。今江さんのDVDで言ってた電撃アワセみたいな。バイト来るの解っているから、即体が反応できる訳です。とはいえ、ラインが20~30mは出てるので、ロッドだけでなく猛烈な巻きあわせも必要です。つーか、即アワセっても、グラスロッドなので、良い感じで適当な「間」と「クッション」はあるんだけど。いやいや、こんな講釈たれるほど、この釣りがハマッて超楽しかったです。
これがスピニング+PEだと、どーしても風の影響とかでラインが弛み気味になるわけです。上手い人ならスピニングでもフェザリングしながらスラック無しで壁スレスレに落とせるんでしょうけどオレは無理。スラックでてる状態でも、トィッチすればルアーは動くしバイトも解るけど、フッキングパワーを伝えるのは難しいと思う。もちろん、普通にリーリングして釣れるのは百も承知ですけど、とにかく「陰」の数十cmの幅でバイトさせてフッキングできるのは、ベイトタックルならではと思った。常夜灯の角度的に「陰」がもっと広い時はなんでもOKだと思うけどね。
ってことで珍しく釣りについて語っちゃいましたが、いや、ほら、このページはバス釣りしている人が書いててバス釣りしている人が見てるから、あえてベイトタックルの優位性を説いてみた次第です。似たようなシチュエーションに遭遇したら是非お試しを。
そんな訳で、ツレツレだしボイルしまくりだったんすけど、ヨメを迎えに行く時間になり泣く泣く終了。ってか、それでも40分延長したんだけど(笑)