2010年03月23日(火)琵琶湖
『西日本ツアーDay1 最後にドラマ魚』
西日本ツアー2010の初日は琵琶湖でバス釣り。Truthさんのガイドで寒~~い早春の琵琶湖にチャレンジ。最後の最後に自己記録更新のドラマ。ロッドの重要性を再認識した一日でした。
朝イチは季節先行スーパービッグ狙い
曇天小雨気温は7度くらい。いつも寒い春にくる琵琶湖。こんな天候は想定内です。強風さえ吹かなければノープロブレム!そんな意味では終日無風~微風で最高の一日でした。
朝イチはスーパービッグ狙いで北部から。例年4月頃にやる釣りだそうです。もし今釣れれば季節先取りな3キロ~4キロコースっていう。ま、そんなに甘くないですよね。北の水が入っててかなり水温も低い模様。3連休の爆風の影響で濁りが懸念だったみたいだけど、まぁまぁ収まっている感じ?
さすがにスーパービッグ場はあたりもカスリもなく、ちょっとだけ気持ちが折れかかる(笑)
朝二は保険の釣り
そんな気配を察したのか、Truthさんは保険パターンへ移行。サスガダ。すぐにバイト!
3~4mくらいのウィードのちょい上をミドスト気味に泳がせると釣れるみたいけど、俺はキャスト後のフォール中、もうすぐボトムか?ってタイミングでコツって来て2匹ゲット。
2匹ともムダ話してる時。
真面目にボトム付近スイミングをするとバイトなし(笑)
さすがに俺の殺気はスゲ~ぜ~
ってか、リューロンだとちょっとロッドが硬すぎでやりづらい。
船中5本ゲットで保険がかかったっていうことでその後はひたすらビッグ狙いの巻きの釣り。
その後はビッグ狙い
んでも、3人でひたすら巻いてバイトなし。一度でも誰かにカスりでもしたら気合が入るけど、誰にも一度も・・・
いやしかし、琵琶湖湖岸の景色も年々変わりますね。開発が凄い。柳が崎も凄い事になってた。プチドバイ?
半分以上の時間をスコーンやルドラに費やすも、バイトなし。スコーンはここ数年相当投げているんで、まぁまぁ自信があるんですよ。関東の人間の中では投げている時間、釣った数ともにまぁまぁ優秀な方だと自負しております。基本的に琵琶湖の釣りのほとんどが苦手だけど、こればっかりは自信あり。でも、ツレネ。
っても、普段自分でやっているのは自分で操船し進行方向正面に投げてるんで、ガイドフィッシングの場合は(ボートの進行方向とキャスト方向の違いで)ラインに掛かる抵抗感が違うことと、ラインがいつもの12から16に変わったこと、たまに浮きゴミ(流れウィードなど)のノイズが入ること、なんかの違いは多少あるんですが。
スタッガーオリカラの「とがダーク」にセンセーショナルなデビューを期待したけどノーバイト(笑)
で、巻物系ってか、ライトリグ以外で唯一釣れたのが、Truthさんのルドラだったけど、いずれもポーズ中にバイトがあるらしい。ってことで、巻いたら本当に釣れないみたいです。
ライトリグ
↑写真メモ的にお友達サイズが昼ごろ釣れてるんですが、まったく覚えてないなぁ・・・
昼過ぎからさらに気温が下がって手がツメタイ・・
デカイのが上がって来て止まるであろうスポットをこまめに狙っているらしいんですが、結果はでず。
総門川沖で相変わらずムダ話してるときに、いい感じにバイトがあって、フッキングしたらまぁまぁの重みを感じたけど、ドラグがズルって滑ってミス!orz
久々のバイトだったので、その後は気合を入れてニャンニャンしたけどバイトなし(笑)
やっぱり殺気か・・・
Truthさんに乗ったときは俺か同行者のどちらかに必ず良いサイズが釣れたけど今年は遂にその記録が途絶えたか?!っていうくらい結構絶望的な寒さ&釣れなさで15時に。
ディープ越冬系狙いへ。数を釣って50クラスが混ざれば・・っていう感じらしい。8mくらいまで落ちる壁。ここを1/16ozのニャンでやるのは俺には無理!ヒューマン生なら1/64ozでそつなくこなすと思うけど(笑)
ってことで、3.5gくらいのツネに変えて一撃ヒット!
もう一回あたったけどミス。スピンはモーお腹いっぱいなのでフットボールにチェンジ。バイトというか鯉?かなんかにぶつかった感触が一回で終了。
そして最後にドラマが
最後にビッグ狙いでクランク場へ。そのレンジのクランクは持ってきていなかったので、Truthさんにバンディット300を借りる。「グラスロッドでやってください」って言われる。最近、この釣りでガイドのお客さんがカーボンロッドで何発もデカイのをバラしているとのこと。
ディープクランクで使っているグラスで投げる。んだけども、普段投げているのよりも軽いのでまぁまぁ投げづらいなぁ。
2キャストくらいしてその投げづらさ故「カーボンロッドに変えちゃおうかな?」って悪魔の囁き。
でも、通すコース的に、足元で食ってくる可能性も大いにあり。そんなバイトを無事にフッキング~ランディングできるのはやっぱりグラスロッドだと思うし。
って葛藤しつつもグラスロッドで続行。
ま、5投もすればバンディットのウエイトにも慣れてくるんですが。
で、キャストにも慣れてきて初めて使うこのクランクにも慣れてきた。半分位巻いてきたところでボトムの固いところに当たる感触。リーリングスピードをちょいと弱めて固いものを3回くらい感じ、4回目はヌメって重いものに変わった!とっさに後退りしつつ巻合わせしてみる。重い。ゴミ?ウィード?
動いた
バス?
バスっぽい!慌てずゆっくりロッドの曲がりだけ気をつけてボートに寄せる。一瞬見えた魚体、結構デカイ!クランクが口の横にあるけど刺さり具合は確認できず。一回だけロッドを返した。Truthさんがネットを構える。ん?もういっかいロッドを返す?いや、思い切ってそのままゆっくりネットに誘導。
入った!
その瞬間、クランクがポロりと外れた。
あっぶねーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
↑ルアーは後付して撮影。
最近バスを釣ってないんで、目測感がゼロ。50はあるよね?って思ったけど、メジャーに添わせると60近い!
Truthさんからの借りパク写真
口開けとかメジャーを体に沿わせたらロクマル。でもちゃんと測ると59cm。ロクマルには一歩及ばずだけど、まったくもって無問題。最高に嬉しい1匹でした。
いや、マジでこれはグラスロッドだから釣れた1匹だと思います。ボトムへ当たった時の跳ね返り感とか、掛かった後の魚が暴れない感とか、ボート際での追従感とか、硬めのロッドだったらたぶんミスっていたと思われます。やっぱりガイドさんの言う事は素直に聞くのが一番!
過去にバラしちゃったお客さん達はグラスロッドを持っていなかったそうです。ま、普通はそんなに必要性は無い部類なのでわからんでもないけど、やっぱり必要なシチュエーションは必ずあると思われます。特に寒い時期は。なので、みなさんも是非1本!って釣具屋っぽいセールストーク(笑)
ちなみにこれが釣れたのはガイド終了5分前。本当に最後の最後でした。さすがは敏腕ガイドです。ちなみに俺がランディングした頃に、別のボート、去年お世話になった松下君が同じポイントにやって来たので、本当にギリギリのグッドタイミングでした。あと5分遅かったら松下くんが釣ってたかもしれず。なんやかんやで俺の引き運も捨てたもんじゃないと思ったけど、ライトリグで釣れたのは全部殺気が消えてるときだったので、やっぱり釣れない殺気は凄いとも思った琵琶湖デイ1でした。
そんなわけでさすがの敏腕ガイドで今年も自己記録を3cm更新。ロクマルはなかなか釣れるもんじゃないから、しばらくは足踏み状態になると思われますが、そのぶん楽しみが増えたのでよしとしましょう!