"風に泣かされる"
1998年03月15日(日)北浦
5匹 天気:曇~雨~アラレ~曇~晴北の烈風 手段:岸釣り
■男になる
今日は釣りに行く予定は無かったんだけど、昨日、ライオンさんが別れ際にボソっと「オレ明日もいくから」と一言。つーことで、今日も連れてってもらうことに。
んで、今日の帰りは途中から電車に乗ることになるので、タックルを絞らなければならない。ちょっと悩んでオレが選んだタックルは「常吉セットのみ」だ、トホホ。
スピニング1本とガマカツワーム#300、ナスオモリ1~2号。あとはワームを3種類のみで挑戦。もし常吉がハズレだったら.....とも思ったが、男になることに決めた。常吉のドコが男か?という突っ込みはナシ!
■いつもの場所&釣りで好スタート
んで、昨日の反省を生かし、今日は朝6時に現地到着。
昨日は人でごった返していたぺんぺんエリアも今日はガラガラ、ラッキー(はーと)。
いつも邪魔する佐武も居ないんで今日はゆっくり自分の攻めを展開、な~んて、カッコつけたはいいが、釣れるべきところで釣れない。
いつもとちょっと違う場所でなんとか25cmのマメさんを2本と30cmくらいのを1本取って、サイズはともかく調子の良いスタートを切った。
で、今日は関東地方に強風警報が出ていたんだけど、7時頃から冷たい北風が吹き出してきて、空も鉛色に変わってきた。なんかヤな予感。とりあえず、ぺんぺんエリアは一通り撃ったので次にライオンさんオススメの某水門へ移動。
■40アップ
その水門前にはボコっと浚渫跡があるらしく「浚渫の角にデカイのがよく着いている」との事。優しいライオンさんはオレに譲ってくれたんで、アライブシャッドの常吉を投入。
そんで3投目にコツンっと強いアタリ。「ホントだー居るねー」軽いけどスピードのある32cmくらいの元気なヤツだった。「ありがとうライオンさん!」と感謝の気持ちを込めてもう一度同じトコへ投げる。
数分後、またアタリ!「いやー楽しい、居るねー」と一人浮かれるオレだが、だんだんライオンさんの目が恐くなってきたぞ(笑)
ドラグをジーーーーーっとひっぱりまくるソイツはなかなか顔を表さない。「ひょっとしてビッグフィッシュ?」久々の3ポンドラインなんで楽しくて仕方ない。
ようやく堪忍して上がってきたのは1kgちょいの41cm。腹がブリブリなんだけど、ウン○もブリブリで肛門から黒いジェル状のものがダラダラ吹き出てきた(笑)トーナメンターなら「オイオイ、漏らすなー」と叫ぶところだろう。
因みに、そのウン○を分析したライオンさんは「あーこのバスはシャッドを食ってるネ」等と魚類学者の様な発言をしていたぞ。
イヤー今日調子いいぞー、今年初の2桁はいくな。などと調子コイテたら、風が滅茶苦茶強くなってきて挙げ句、横殴りの雨まで....とても釣りをしている状況でなくなり一時休憩。
雨は途中でアラレに変わり風も一段と激しくなり、湖面はもう激荒れでトホホだ。天気予報では午後から晴れるとのことなんで、朝飯を食って車で仮眠。
■北の激風....体感温度氷点下
12頃目を覚ますと青空になってて湖面もだいぶ落ちついていた。
サー気合いを入れるぞーと思ったが、釣れる気がしーひん。あんな荒れたらバス達もビックリしているだろう。
結局、午後からまたまたモノ凄い激風が吹き荒れて、まともにポイントを選べない状況になる。マジで飛ばされそうな凄い風で体感温度は氷点下。ロッドをマトモに持っていられないくらいサブイ。
それでも、ライオンさんの豊富な経験をもとに風裏エリアを回って、それまでノーフィッシュだったライオンさんとカミさんも1本づつゲットできた。
んで、5時になり、「夢よもう一度」っつーことで、昨日と同じポイントに行ってみたが立っていられない程の強風でさっさと退散。
■ドック以外の釣り
2日間に渡りキタウラーのライオンさんに色々ポイントを教えてもらった。
ドックの釣りしか知らない、っつーかそれで十分に満足しているぺんぺん草メンバーとの釣りとは、ひと味違う北浦の釣りを体験でき、とても為になったぞ。ライオンさんどうもありがとう!また連れてってね。
本日の仕掛け:東レSHN3ポンド+ガマカツワーム300#2+ナス1.5号の常吉/エサ:ロボリーパー*3、矢口のアライブシャッド*2 本日のオマケ:今日もドック内は不発。ドックの入り口や水門付近でしか釣れなかった。いつになったらドック内で釣れるんだろうか?