"春はまだか."
1999年03月30日(火)北浦
0匹 天気:曇り 水温:気温6度℃気温:水温10度℃手段:ボート
「明日暇なんだけどカスミでも行こっかなー」っていう、お馴染みのいたるさんからの甘い誘惑に負けちゃったのだ。とほほ。■オフロード
霞ヶ浦にアルミで出るっちゅーことで、朝6時に柏駅で拾ってもらう。
いたる「ところで、カスミってどーなの?」
とがし「だめらしいっすよ。一昨日のWBSも結構キツかったらしいです」
いたる「まじ?じゃやめる?どーする、どこいく?」
5分間の議論の末、霞よりは魚が濃いいハズの北浦へ行くことに。
北浦だったらいたるさんのお友達のバスボートに乗れるのでちょっと嬉しい。
で、いたるさんは高速を使わずいつも利根川沿いの一般道を使うんだけど「このへんにいーとこあるんだよ。オカッパリしてく?」って事でちょっと寄り道することに。
ところが、その道、やたらめったら工事しててまともに進めない。しかしワイルドさが売りのいたるさん、別名いたるジェットさんは、もーすごいぞ。もーアチコチ、土手だろうがなんだろうが、傾斜45度の登り坂も下り坂も道無き道もランクルのパワーを滅茶苦茶発揮しまっくって、モー。あー楽しかった。(ちょっと恐かった)
っても決して法律違反とかしてるわけじゃないので。念のため。
そんな訳で、えらい時間がかかって利根川の某所へ到着。「でれば40アップ間違い無し。でればね」
で、でなかった。
そんなこんなで寄り道をして9時頃にお友達のバスボートが置いてある駐艇場へ到着。カバーを外すとカーペットにキノコが、、、(笑)。あと、何故か鈴木あみが表紙のヤングジャンプが、、、なぜ、バスボートにヤンジャン。。。
まぁともかく、トレーラーに車を繋いで準備完了。さて、いきますか、って時にいたるさんが言った。「あーそうだ、メインキーあるかな?」そのボートは、オーナー以外も乗れるようにエンジンのキーを別の場所に保管してあるらしいのだ。
で、、、結果、、、無かった。はっはっは。ここまで準備しておいて船に乗れない。「エレキだけでやるか?」なんて言われてもな。そんな訳で、空しくカバーをかけなおしてトレーラーを離す。とほほ。
そんなこんなで、結局当初の予定通りアルミボートを使うことになり潮来マリーナへ。
セッティングを終えて湖上にでたのは10時頃だ。
どーでもいいけど、いや、どーでも良くない、今日は凄く寒いのだ。朝の気温0度!日中も6度?真冬並みにサムイ。水温も10度しかない。10度ったら「ぬるいじゃん」と思うかも知れないけど、先週は12度とかあったらしいしね。下がった10度だからチト辛いんでねーの。
んで、いたるさんは恐らく冬の釣りを意識したんだと思う。最初は6mだったか7mだったかのオダで船止めた。
割とハッキリ映るオダだしネガカリもキッツイので、良い感じのオタだ。アタリはないんだけど、その場所で結構粘ったよ。何故かって魚探の反応がけっこういいんだもん。太い線とか映るしベイトっぽいのも映るし「燃える画像」がいっぱい。でも結局ノーバイトで移動。
北浦ってアルミボート+9.9馬力エンジンってどれくらいの行動範囲があるのか全然ピンと来ない。北浦の地図に同スケールの山中湖テンプレートを置くとピンとくると思うんだけど。
そんな訳で、前回佐武と来た時もビビってワンドから出なかったのだ。でもいたるさん曰く「見える範囲ならどこでもいけるし、一周くらいはOK(ガソリン的に)」らしい。ほほーそーなのか。勉強になったぞ。
っちゅーわけで、対岸の5mオダ地帯へ行く。ここも割とハッキリしたオダが映るとこ。んで、ここで待望のバイト!俺の601MLXS、通称ヒュンヒュンロッドのティップがピって動いた。やっときたーーーーってロッドが曲ったのは約2秒、伝わる重さとトルクのある引きップリから推定するに「ええバスやサイズ」、、、、、ガーン、バレた。
どーもね、ダメなんだこのロッド。なぜならこのロッドを買った直後にベイトロッドの常に目覚めたから、ほとんど使ってないのだこれ。多分、常では10ピキくらいしか釣ってない。だから、その、あの、アワセの力加減がワカンナイのだ。粘りはあるけどグーーンって曲るロッドだから、バットに乗せるようにトルクかけて、つまりスイープフッキングしなきゃならないって頭で解っていても、つい、前の硬めのスピニングとかベイトの感覚でアワせちゃうんだよなー。って213文字にも及ぶ言い訳をしたんだけど、結局はヘタッピってことだね。とほほ。
所かわってここは神宮橋北にある沖一文字ブロックっていうか石畳みみたいなやつ。いたるさん曰く「今日の本命」。この時期、デケーヤツが居るらしい。でも、恐ろしくネガカリが多らしく「魔物が住む」と。
センコーノーシンカーをポチョポチョ投げる。それでもたまに軽くネガカリする。まさに魔物がいるぞここは。
で、ラインを張らず緩めずまっているとラインんがピっとなってコン!と明確なあたり!その時、自分でエレキふんでいたし風もなかったので、バイトに間違いない!(編集部注:バックシートだと思いがけず船が動いてたりして、ポーズしてる時に何かに引っ掛かるとバイトと勘違いすることが多いのだ俺の場合)すかさずアワセを入れグッと重くなった瞬間、プツり、、、、、
ボート場に倒れ込んじゃったヨ。あーーーなんで切れるの?フロロ12ポンドが。キズ付いてたのかな?いや、きっと魔物が切ったに違いない。なんか水中にはワイヤーとかいろんなもんが沈んでるらしいのだ。それに擦れて切れたのか?それにしても呆気無いラインブレイクだったな。
で、しばらくしてまたコ!ってバイト。ノーシンカーって結構ノリが悪いから、即アワセせず、ちょっとまってみた。ら、、、プルルルっって。ギルやんけ!(笑)
さずがに6インチセンコーに2/0フックは食えないようだ。あードキドキした。心臓バクバクだよ。
15時くらいになり、ほぼ諦めムードが漂う中、神宮橋へ。遠くでなんかの工事をしてる。いたるさんが
「あの黄色い大きいクレーンがクローラ式クレーンっていうのだ。わかった?わかったら声に出して復唱しなさい」って。はい解りました。
とがし「クローラ式クレーン」(大声で)
いたる「で、その下の小さい方がホイール式クレーン。ハイ」
とがし「ホイール式クレーン」(大声で)
いたる(溶接している人を指差して)「あそこでピカピカ光っているのが、アセチレンの~~~」
とまぁこんな感じで神宮橋の下で大の男が2人で大声で建設マシーンの名称を叫んでいた。なにをやってんだか、、、、で、いきなり、いたるさんが、楽しそうに「わーーーい」って。振り返ったらロッドが大きく曲っている。いーなーいーなー。バスだよバスだよー。ブラックバスだよー、そうだよ今日はこれを釣りにきたんだよなー。いーなー。因に釣り終えてからも、建設業界用語講座は続いた、、、
とりあえず1本でたものの、やっぱり、どーにもこーにも釣れないのだ。16時を過ぎてもう一度朝イチの7mオダへ行ってみた。相変わらず「燃える画像」だぞここは。
で、いたるさんにまたまたヒット!すげーデカそー50アップか?でも「あれーなんか違うなーレン太郎か?」「コイ?違うなーコイならもっと走るはず」とかなんとかいいつつドラグが鳴りっぱなしでPro4の常ロッドはもー凄い曲ってる。逆Uの字になっているぞ。俺はロッドって凄いんだなーって思った。
ラインは3ポンドの事で慎重なやり取りが続く。っても、本人は凄く楽しそう。とりあえず顔だけ見せろーって事らしい。で、5分ほどファイトしてやっと顔を見せたのは60アップのコイ!デケー、キモチワリー。
って事で、60アップのコイにもOKのTeamUEDA PRO4のフィネススピニングロッドとバリバスの3ポンドフロロラインは素晴らしかった。と、いたるさんの代わりに宣伝しておこう。
って事で、17時まで粘ったものの、俺はーノーフィッシューーーー。やってもーたー。どーやら魚探に映る太い線はコイだったみたい。バスもいたかも知れないけど、俺に釣れるバスはいなかったみたい。
お詫び:釣れていないのに長文失礼しましたー。
本日の仕掛け:
本日のオマケ:いたるさん1匹+コイ