"mini大会最終戦in榛名湖"
2010年10月24日(日)榛名湖
8匹 天気:曇り 水温:15℃気温:最低6℃手段:フットターボ
ってことでミニ大会最終戦in榛名湖です。水曜日からわずか3日開いただけだけどさすがは秋で状況変化あり。なんとか2位になったけど完敗でした。大会前だったので、最近ちょっと口数が少なかったけど終わったので大放出!かなりの長文です。
ターンオーバーと逆光
家を出る時に12度くらい。山を登ったら朝5時半で気温6度!さすがに6度は寒いなぁ。そして一抹の不安を覚えるのが煌々と輝く満月。秋は不明ながら春のワカサギパターンの時は明らかに朝マズメは新月のほうが釣れたin西湖。榛名バスたちも夜のうち食いまくりで満腹か?
そんな不安をかかえつつ、事前の作戦はこちらに書いたとおり、タックルはこっちに書いたとおりで6時半にスタート!今回は35人だったかの参加。やっぱり予想通り半分くらいのボートが一斉に俺と同じ方面の右側へ。
しかもフットターボより圧倒的に速い手漕ぎボートの参加者がすごい勢いで右へ。
やべぇ、これじゃ追いつかない!
ってことで、ポイントへのダッシュは諦めて近場からゆっくり釣りしながら向かおうっと。
キビアダーを前方にロングキャストしつつ6~7mラインを進む。んで、白鳥船の横の壁のところで単発ボイル音?ん?鯉か小バスの単発か判別つかずだけどとりあえずキビアダーを泳がせたらパチュリと出た。
ヨシ。小さいけどとりあえず行きがけの駄賃な1匹ゲット。やりとり中、3匹ほど同サイズが下に。
3年くらいミニ大会に出て覚えたこと。それは「釣れるチャンスがあればとことん釣っておけ」。小バスだから後回しでいいや、なんて思ってはダメなんです。釣れるときに釣っておかないと。
ってことで、居場所がわかってるピン狙いで目下無敵のIKレンボーシャッド(もちろん黄色)をその辺に数キャスト!
釣れるチャンスだったけど釣れませんorz
ま、とりあえず本命ポイントはまだまだ先。9時までに釣らないとヤバイのはこの数回で経験済み。なので、とりあえず深追いせず先へ。
いやぁしかし、水曜日に比べて圧倒的に水が悪いんです。水温は変わらず15度ちょいだけど、沖の水が超アワアワ。無風+一斉にボートが出たせいもあって、航跡が泡まみれ。ちょっと変わったかな~
そして直近数回は曇天だったけど今回は晴れ。季節進行とともに日の出の位置も大きく変わっちゃったんですね・・・・
県道下を沼ノ原方面へ進みながらキビアダーを投げてるんですが、モロ逆光で何も見えずorz。何もってかさすがに黄色いアダーだけはよく見えるけどバス(湧いてくればの話だけど)が全く見えない!!
ニッチもサッチも行かずで県道下のほとんどはほぼ捨て。
そして、終端に近い岬横の本命場所へ到着。
ここは、最近、必ずといっていい程、傷のない40アップが複数で湧いてくるところ。3回に1回くらいしか釣れないけども、他より明らかにコンディションが良い。
で、やっかいなのは6mから湧いてくるんだけど、表層までは出てこなくて水面下1~2mでバイトしてくること。なので今日もキビアダーをゆっくり沈めて見えるか見えないかくらいでトィッチ。
そして・・・
魚は見えなかったけど、明らかに忽然と消えたキビアダー!キターっ
3回に1回しか釣れないバスが大会中に釣れるなんて!今日はラッキーか?
一応バネばかりで測るとジャスト1000くらい。全く釣られ傷が無いパーフェクトフィッシュ。これが揃ったらもちろん優勝なんですが・・・
とりあえずメモがわりにツィッターに書こうとしたけど携帯電池切れ。
詰めの甘さが露呈
で、俺の買いに書いたように、ノガレスワッキーマスター0番は今のところキビアダーに最適なフックだと思ってるんですが、軽いせいかフックポイントがすぐに潰れるんです。バスの口の周りってこんなに硬いのか?金属が負けるほどっていう。カワハギはフグのような口なのですぐにフックを交換するのは理解できるけど、まさかバスでここまでっていうくらいポイントが鈍ることがあるんです。
なので、大会の時は、すぐに交換しよう・・・・って思ってはいたんですけどねぇ・・・
先程の魚もずいぶん深いレンジから湧いてきたので、最近練習中のヤマセンコー3インチに変えて6mラインに投入。じゅうぶん沈めてからトィッチしてたら、またまたバイト!ティップが入って一瞬重みが加わったけど乗せられずorz
ピックアップして、もしやと思ってフックポイントを見たら・・・
ガーーーン。超曲がってたorz
あれほど心に誓ったのになぁ。このへんの詰めの甘さが大会では致命的なんですよね~
PS:針先が弱いこと以外は今のところこのフックはパーフェクトです。よく掛かるし、今のところバラシなし。ワームロストもゼロ。
で、この朝イチのタイミングは活性が高いんで、沖でボイルが2回。いいところにいいタイミングでキャストできたけど誰も食わないorz
9時台にリミットメイク
県道側の禁猟区~ボート屋エリアはさすがに一番人気で大船団。一応、ここが本命場所なんだけども、さすがにこのプレッシャーでは釣れず。
さらに困ったことに、水曜日に比べてワカサギのボートが若干沖よりに移動してます。水曜に釣ってたウィードエッジな5~6mにワカサギボート、そしてワカサギの群れが・・・
これはちょっとヤバいなぁ。水曜日のバスのポジションに無数の本物のエサが居るわけなんです。っても、俺の釣りはリアクションで食わせている感じ。他の人達は9割がた沈めるライトリグで全く釣れてる様子なし。ディープ組も予想通り沈黙してるっぽいんで、現時点で2本持っている俺はまぁまぁ良い方かなぁって感じ。
ワカサギ船団の切れ目と6mラインが重なるあたりにロングキャストして沈め気味でトィッチしてたキビアダーに3本目がヒット!
しかし、まさかの激ヤセ君orz 長さはあるのに・・・。500gチョイ。
先週までは7割方は表層で食わせていたんで、ほぼサイトで釣ってたわけです。けど今日は沈め気味でブラインドで食わせてるんでヒットするまでサイズが分からない、ってかサイズを選べない。特に3~4mは小バス~700くらいが混在してるんで、何が釣れるかは運次第。
で、やっと釣れたのが500gチョイ。ちょっとツキが無いかな~
そんで、ここの沖の9mくらいが俺の第2の本命ポイントで、ここの表層で釣れると800~900くらい。9mの表層で食わせるんで、そう簡単ではなく、無風時に警戒レベル2のワカサギさざ波を見つけるか、気まぐれボイルを直撃するか、手がかり無しでもとりあえずキビアダーを引くか、完全無風の時にレンボーシャッドを無限シェイクするか。ここの魚で揃えば間違いなく優勝ライン。
けど、キビアダーに2回ほど湧いてきたけどUターンされたり、ボイル直撃したけど、まさかの「ガン無視」を2回されたりorz
ボイルっても4~5匹の群れで争うようにワカサギを食べるタイプなので、直撃すれば100発90中くらい釣れたんですよ先週までは(笑)
しかし、今日はダメでした。やっぱり大会の魔物????
ツイテネ~
山側の禁猟区ストレッチがガラ空きだったので行ってみる。水曜日に小型ながらバイトがあったんで。
無風ベタなんで2mくらいのウィードにレンボーシャッドをロングキャストでチュピっと2回出た!ノンキーかな?
ちょっと角度を変えた次のキャストでも水しぶき!そしていい手ごたえ!
4本目。700ちょっとだったかな?最低でも下の4本を700台にしたい。このサイズをあと4本!
これを釣ったときレインボーシャッドが飛ばされた。水面に浮いてたんで回収に向かった。ら、数匹の小バスを目撃。なんだか、ここいっぱい居るな。
ってことで、一旦離れて仕切りなおしてもう一度。そんでヒット!
ちょっと小さけどとりあえずリミットメイク!
この勢いでブイ沿いにひともっこ方面へ進んだけどだんだんと水が悪くなってチェイスも無に。Uターン。
もう一回ボート屋沖のウィードエッジ~9mラインへ。
ロッドを硬い方に変えて、ネイルシンカー入りのキビアダーにして更にロングキャスト。果てしなく飛んでいく!
じゅうぶんラインを沈めてから深めをトィッチ。そしてズドン!
これはチョイマシでさっきの5本目と入れ替え。
一回目の入れ替えが9時34分。とりあえず朝に揃って一安心。
そして魔の釣れない時間に突入・・・・
長い長い「無」の時間
沼エリアをウロウロ。釣れないなぁ。ボイルも起こらなくなったし。船団で釣ってるのを見たのは一度だけだし。
けど、5本いる今、オレのやるべきことはサイズアップ。
ってことで、800~900が狙える9mの表層狙いに。一回遠くでボイルがあったんで上を見てるバスは居る。信じてキビアダーを泳がせる。一度だけ猛スピードで湧いてきたけど猛スピードでUターンorz
このころになると選手のボートにも動きが出てきてV3がガラ空きに。
最近不調だけど水曜に700くらいのを釣ってるんで一応狙いに行ってみる。でも不発。
代わりにV2でノンキー。
で、シャローをサイトで狙っているS君が目の前に。聞けば4本キープながら1本はキロフィッシュで残り3本も良いサイズらしい。ってか、何?そのレンジでそのサイズが釣れるのか!
もしかしてターンオーバーでスーパーシャローが復活っていう寸法?
S君がやっているのは俺が朝イチキロフィッシュを釣ったところのすぐ近く。水深こそ6m違うけども、このエリアにはビッグフィッシュを寄せる何かがあるんでしょうか。
基本的に薄曇りだけど、ちょっとだけ日差しもある本日。超厚着してて微妙な気温変化を感じづらいけども、昼前になって水温上昇→活性アップとか、なんかないかな~
ちょっとでも気温が上がると、決まって鯉がジャンプするんだけど今日はそれが無い。
けど、代わりに風が吹いてきた。岸に当たる側の風。
何かが変わったことを期待してもう一回、沼ストレッチを流したけど、やっぱりノーイベント!!
これ以上沼に居ても無駄っぽいんで、思い切って大移動を決意。ひともっこ方面へ。圧倒的に魚影が薄いけど、とりあえず黄色いワームにスレてない一発を期待して。
けど、なんも起こりません。
12時半になったんで対岸へ渡ってホテル前へ。こちらは一段と水がトロトロでヤバい感じ。さらに切れっ端ウィードが多くてマス針キビアダーが引きづらいなぁ。
参加者のひとりがいいサイズを釣ったけど、どーにも釣れる気がしないなぁ。
時間も時間なのでボート屋方面へ。
水曜日小さいながらもけっこう反応があったスロープ前へ。思い切って2mラインまで行ってレインボーシャッドを投げてみる。コバスなんだろうけども、パチュ、パチュって乗らないバイトが何度かあってワカサギのプチプチもあるしいい感じになってきたってところで「ビチュ」って出てヒット。重さ的にほんの少しいい感じ!
下のを上のにスワップ。ってことで帰着15分前に2度目の入れ替え成功。150くらいアップかな?
朝のキロフィッシュを活かすためにも下を700台で揃えたかったけどそれは無理でした。
またS君とワンツーフィニッシュ
で、結果は5本3500ナニガシで2位。この前プチ大会に呼んでくれたKさんが3位。そんで優勝はもちろんS君。4本ながら4200ナニガシですよ!!!榛名湖ではマックスウエイトじゃないですかね。
5月の相模湖に続いてまたしてもS君に負ける(笑)。しかも釣り方までも2人とも相模湖と一緒!
S君には二連敗だけど、前回のミニ大会に続きKさんには2連勝!
S君は俺と遭遇したあの場所で4本釣ったそう。スゲーーーっ。しかも、釣り方はフラトリの表層ピクピクで、俺のレインボーシャッドとまるで一緒。けど、狙う水深が全く違う感じでした。フラトリには静かにパチュって出るそうで、それはもうバッチリはまっていた証拠ですね。ターンオーバーのセオリー通りにスーパーシャロー+ウィードでスーパーなサイズを4本。完璧な釣りです。俺は100%上手くいって5本でMAX4キロだったので完敗です。3位のKさんもキビアダーとマイラーミノーの表層攻め。
ってことで、ディープ組・普通の沈めるライト組の殆どが0~3本だったんで、今日は表層攻めが正解だったと思われます。
年間も無事に2位で終了。第1戦榛名湖5点ボーズ・第2戦相模湖2位・第3戦【超鬼門】野尻湖は嫁の1匹に助けられ5点逃れ・第4戦亀山も得意のカットテールで5点逃れ、そして今回の2位。ってことで、つまりはキビアダー表層系以外はまるでダメダメな俺だってことがよーーーく解りました(笑)。 いつでもどこでも絶対に外さない3位のOさんに勝てたのが唯一の救いw
来年は未定ですが、なんやかんやで釣り大会はやっぱり面白い!今年はそーでもないけど、去年の大会中にミスった魚なんて、全部のシーンを克明に覚えてますからね。
参加者の皆様ありがとうございました。また機会があればぜひ!