"水面ピクピク"
2007年07月03日(火)榛名湖
12匹 天気:曇り 手段:フットターボ
天才見えバスに翻弄される
これが噂の榛名富士。前回視界2Mだったのでようやく榛名湖の全貌が見えた。
狭っ
周囲6キロらしい。狭いけど、動力船禁止なので、そういう意味では広いです。ボート借りる前にちょっと岸から観察。オイカワがいっぱい浮いていて、痩せたバスが単発でその周りを何匹か泳いでいた。真新しいネスト跡もいっぱい。とりあえずシャローに魚が居て一安心。
同僚計4名で行ったけど、オレの釣りスタイルについて来れそうなヤツが居ないのでってか、たぶんバックシートは釣りにならないので今日は一人乗り。本当は若い奴に漕がせたい気持ちもあるんだけど、それよりも、自分の釣りに集中したいので、我が儘言って一人乗り!
ここのフットターボは、よくある14FTのじゃなくて、10FTくらいのやつなので、オヤジのオレでもなんとかなるでしょう。
そんなわけで合計3艇に分かれてスタート。
まずはリグりながらボート屋桟橋群の周りを見てみる。30チョイのバスがチラホラと見えた。1cmくらいのワカサギの稚魚が滅茶苦茶ってか、湖面を埋め尽くすほどいっぱい居た。ウィードも綺麗で良い感じ。ネスト跡がいっぱいあって、稚バス玉を守るバスの姿も。
これってひょっとして釣れにくい時期?
波打ち際~水深50cmくらいをゆっくりエレキで流しながら見て回る。
だと、楽なんだけど・・・・
波打ち際~水深50cmくらいをキコキコと漕いで回る。
数が少ないながらもカバー系にはバスがいっぱい付いていた。波打ち際を単発でウロウロしてるのも居たけど、かなりビビっててすぐ逃げる。オカッパリ&ウェーダーが多いので、結構スレているっぽい。
こりゃ、厳しいなーって思った。
んが、途中にあった人工的なチョと不自然な畳み4枚分くらいのゴロタ場に行ってビックリ!
10匹くらいの群れでフィーディング中!
周りを見回すと、ボイル痕(泡)がポツポツ。岸から50mくらい沖まであった。100mくらい沖にヘラのボートが浮いてるので、ナニゲにシャローフラットなんでしょうか?魚探ないので水深が全く解りません。
で、そのフィーディングバス達、神出鬼没にボイル。ボイルっても、どうやら1cmくらいのワカサギを喰っているようで、「プチュ パチュ 」ってな感じ。極希にオイカワを追っているのも居たけど。
そんな訳で、このゴロタを中心に半径50mくらいでフィーディングしてるようなんで、ここでしばらく粘ってみた。んが、全く相手にされない。たまに追っては来るけど、口を開けない。榛名バスの癖的なアレというかソレが解らない。何だろう一体?
同行者の一人であるGooSUNGがやってきた。4月に3匹釣ったホテル前にてスワンプのニャンで既に2匹釣ったらしい。さすが榛名湖に慣れているだけあるな。やるな!
で、ヤツが広範囲にバズベイトを投げ出した。気のせいか、辺り一帯からバスッ気が無くなった。なので移動。
この向こうがそのホテル前というポイント。そっちへ行こうと思ったけど、遠いので辞めた。
もう一回桟橋群をチェックしつつ、コンクリート護岸の方へ向かう。
この釣り方か?一筋の光明
高いコンクリート護岸の壁にノーシンカーを当ててポチャリと落として引いてくると3~4匹で追ってくるのが見えた。引きしろが無くてUターンされるので、もっとボートを離して最近のマイブームなボディーワームのワッキーNS、水面ピクピクにチェンジ。そしたら、バッチリはまってプチフィーバー
いやぁバスってよく引く魚だって事に気づいた!ってくらい子バスばっかり釣ってるオレです。みんな30チョイだと思うけど、スゲー元気です。
この護岸が100mくらいあると嬉しいんだけど、残念ながら20mくらいで終了。
ここでまたまたGooSUNと遭遇。この先の国道下と呼ばれるエリアに行ってたらしい。「魚全然居ないっすよ」って言ってた。釣りする前は「国道エリア爆釣ですよ」って言ってた気がするけど。
まぁとりあえず行ってみた。ってか、魚いっぱい居るジャン。点在する倒木ってか沈み木の周りに結構居る。けど、プレッシャーのせいか、逃げるのが早いし速い。
しかし、この湖、観光客が滅茶苦茶多いので、何度か話掛けられる。
決まって「何が釣れるんですか?」
最初のおばちゃんに「ブラックです」って答えたら「でもブラックバスはワカサギを全部食べちゃうんでしょう?」。出た~お決まりの台詞。定型文。雛形かよ!ここがワカサギで有名なのはみんな知ってるみたい。全部食べちゃうと思うならワカサギの産卵時期に偏光グラス持参でもう一度来てくださいって感じ。100m歩けば何万匹も見えますよー。って言い返してやりたいけど、面倒なのでテキトウに返事する。
とかなんとかしてたら雲行きが怪しくなってきた。
あらー。前回と同じ視界2mに。
この国道エリアは人気みたいで、この先に5~6艇浮いてた。視界悪いし、これ以上進むのを諦めUターン。
縦ストとかのマンメイドの水面ヒクヒク
そんな訳でどシャローの沈みモノと水深のあるマンメイドな縦カバーにバスが付いてるのは解った。前者は、ウロウロしてるのが立ち止まる感じで、釣るのが難しいけど、後者はわりかし長居してて口を使わせるのも簡単な事が解った。
ってことで、あとは縦カバーをランガンすれば良いペースで釣れそう!
んが、しかし。
縦カバーなんて殆どねーのがこの湖。なによりも、足こぎでランガンはアリエネー
ってことで、もう1回、さっき釣ったエリアをオサライ。
足こぎでキコキコと移動中、ボート屋さんの桟橋を遠慮気味に狙おうと思った。タイトに狙うと怒られそうなので、桟橋先端から伸びるロープあたりを狙おう、と。苦手なカットテールノーシンカーをキャスト。
そしたら勝手に釣れてた!あービックリした!
やっぱりスゲーなカットテール様。しかもちょっとだけナイスプロポーション。桟橋の沖で釣ったけど、水深何メートルかは皆目見当が付きません。だから、再現性はゼロでしょう。正に「マグレの釣れちゃったバス!」
で、本題のコンクリート壁ですが、先行者が張り付いているで、しばらく沖で待つ。待つ間に、カットテールをテキトウに投げるも、やっぱりいざ狙うと釣れないモンです。
先行者が移動したので、遠くからボディーワームNSを壁にキャスト。ポチャリと落としてヒクヒクヒク・・・・。シーーーーン。さすがにそう何度もは出ないのね。
さっき撃っていなかった一番奥へキャスト。で、ほぼ着水と同時にヒット!
チョロいぜ榛名湖バス。って、この時、ちょっとだけ思いました。スミマセン。天狗で。
で、このバスとやりとりしてて、だいぶ壁際に寄った訳ですが、このバスをリリースした時、ふとボトムを見たらスバスっぽいのが居た。こんだけボートが近寄っても逃げない。試しにツネを落としたら一撃でパク。
2投連続キャッチ。遠くから一部始終を見てた、未だノーフィッシュの同僚チームはさぞかし不思議に思ったでしょう。
で、この同僚チームは沖でカットテールとかやっているけど釣れないらしいので、ちょっと安心。沖のライトリグが爆釣!だったらどーしようって不安だったので。
で、これを釣った時、またまた観光客のおばちゃんに話しかけられる。「その魚なんですか?」、もう面倒なので「これヘラブナですよ」って言った。「甘露煮すると美味いんだよね~」っておばちゃん同士盛り上がってた(笑)
桟橋群に再びチャレンジ
水深のある縦カバーの釣りは満足したので、もう一つのドシャローのカバーの釣りにリトライ。
またにチェイスがあるので、悪い方にハマっちゃう。
こっちはペースが落ちて10チェイスで3匹釣るのがやっと。
しかも水深30cmくらいで掛けるので、取り込みが結構大変。滅茶苦茶横走りしてジャンプするし。ロッドつっこめないし。
話は逸れますが↑これ、この手の湖によくある高速モーターボート。船体のカラーリングが昔の今江さんのレンジャー風。
んで・・・
ビミョウに違うRangerロゴ。そして品番が518VX。笑った!
そんな訳でオレが狙っている風景です。水深膝下くらいのシャロー。フットターボは辛いけど、こんだけ浅いとこまで楽に入れるのがステキです。
シャローのウィード。
浅場はこの藻が多い。ちょっと沖にはエビモなんかもあるらしいです。
基本的に他のボート屋の桟橋は打たないで、自分の借りたボート屋だけ丹念に撃ってみる。
で、20投くらいして気づいた・・・・
これ、隣のボート屋じゃん・・・・
失礼しました~
隣の本当のボート屋の桟橋を狙う。先端に1匹、途中は居なくて、岸から10mくらいまではいっぱい出てくる。口を開かせたのが2回あったけど、結局フッキング出来ず。残念(涙)
で、その間、もう一個隣のボート屋桟橋では、エサ釣りしてる人が2人。そりゃもう爆釣ですよ。20分くらいで3~4回釣ってのを見た。桟橋のストック量は半端でないみたい。
ホテル前エリア
午後からは重い腰を上げてホテル前エリアへ行ってみる。
パンを食いながらキコキコと進む。岸から100mくらい沖を進んでいたら、突然ボート近くでボイル祭り!
10匹くらいでパチュパチュポコポコ食べまくり。
結んであったビーフリーズをキャスト!ボイル直撃って滅多に釣れないんだよねーー、と思ったけど喰った!
嬉しー。滅茶苦茶出会い頭ラッキーフィッシュ!
けど、掛かり方が極めてキケンで、フックにビビってランディングに手間取ったらバレちゃったよ。まぁいいっか。
禁漁区を越えてすぐにシャローへ寄る。光量と波でイマイチ見づらい。大きい船の横にボディーワームをスキッピングで滑り込ませる。ヒクヒクヒクヒク・・・・寄ってきた~パクっと。
このワームよく釣れるけど、高確率で飛ばされます。でも、水面に浮くので、全部回収できました。こんなご時世だから、ワームはできるだけ回収したいもんですね。
同行者2艇の近くで釣りをする。GooSUNGが釣ってた。魚は居るらしい。
ここも倒木とか小さいポケットの奥とかでたまにボイルが起こる。倒木がらみで1本キャッチ。
もう1本掛けたけどミス。
ちょっと沖の釣りを。やっぱり2投で飽きた。
魚は多いみたいだけど狭いエリアで3艇はさすがにキツイので、ここはオサラバだ!
足こぎ大移動!
よし、さっきのコンクリート護岸へ行くぜ!目標は↑だ。
頑張れ!オレの脚!
因みにこれがホテル前というポイントのホテルらしいですが、リゾートマンションみたいです。
禁漁区を越え、さっきボイルが起こったあたりを通るので、ラッキーフィッシュを狙ってビーフリーズをドラッギングしてみた。足こぎ魚探なしでドラッギングってもねぇ。
んが、奇跡は起こった!滅茶苦茶ラインだしてたんで、最初は子バス?ギル?ってくらい引かなかったけど、寄せて急に暴れ出してビックリ。
今度は2点安全掛かりで無事キャッチのラッキーフィッシュ!
岸から100mくらい沖なんだけど、ここって水深どれくらいなんでしょう?全く解りませんが、ラッキーが2回続いたので、きっとナニカあるんでしょうね。張り出しがあるとか、良いウィードがあるとか。
ママの森を通るプリンセスオデット号にそっくりな風景!
いやぁしっっかし遠いなぁ。動力船の偉大さを改めて知る。
15分ほど経過しやっとここまで来た。白鳥号は遊覧中。。
振り返る。ホテルがあんなに遠く!あとちょっと!遙か後方から迫る白鳥号!
コンクリートで囲まれた水路へ。さっきチェイスあったけどあと一歩でUターンされた。再チャレンジ!今度は喰った!
やったぜベイべー
そうこうしてたら、白鳥号が寄港。山中湖のは目が光ります。ここのは、ちょっと小型バージョンなので光りません(未確認)。マツゲが前に向いてます。そしてやっぱり茶色の涙を流してます。
最後は冷え冷え
さて、ここで一発ドラマ魚を掛けたんですが・・・・・。痛恨の・・・。
気を取り直して、午前中連発したコンクリート護岸へ2匹目のドジョウ狙いで行くも、さすがに駄目。チェイスはあったけど。夕方になって急に気温が下がって肌寒いくらい。ちょっと活性下がったかなーって感じです。
16時になって周りのボート屋は終了。俺等が借りた所は17時までらしいので、ほぼ貸し切り状態。
で、午前中カットテールで勝手に釣れちゃった所へ。ジグヘッドワッキー落としたら、まさかのまさかのまたまたヒット!
あービックリした。魚探無しなんで、一体なにがそうさせるのか皆目見当がつかないけど、なんだか妙に釣れるスポットです。水深は3mくらいかな?着底までの時間からして。さっきのビーフリーズで釣れたところもそうだけど、こういうツレツレスポットがあちこちにあるんでしょうね。偶然2箇所も見つけられたので、きっと相当数あるんでしょうね。
時計も携帯も持ってなくて時間が解らないので最後はボート屋周りへ。
さっきから何度も「あと一歩」までいっているけど失敗してる奴等をどうしてもやっつけるぞ!って気合い入れたけど結局釣れたのは・・・
ディスカスでした(嘘)。ってか、この湖にもいるんですね。初めて見た。ってか、4インチのボディーワームをよく喰ったな。
ツー感じで丁度ボート屋終了10分前に雨が降ってきた。結構寒くて、雨=活性アップとは思えないので、さっさと終了。
ってことで、ほぼドシャローの展開で9匹ゲッツ、沖の釣れちゃったフィッシュが3匹ゲッツ。他3匹ミス。前回はバックシートで一箇所で粘る釣りだったので、今回がほぼ初めて。その割りにはまぁまぁイイセンだったと思います。他のお客さんMAX8匹、同行者は6匹、2匹、0匹だったので、結構簡単じゃなかったと思われます。シャローに魚が居なかったらと思うとゾッとしますが、好きなシャローの釣りで釣れたので楽しかったです。
17時に上がって、同行者等は釣り足りない模様。オカッパリで延長戦。見えバスが居てちょっと盛り上がったけど、寒い&眠いで途中退場。結局誰も釣れなかったらしいけど。