"春が来た"
2008年03月17日(月)水郷
8匹 天気:晴れ 手段:岸
日曜日に同僚A氏のおツレさんが水郷で8本も!釣ったらしい。先週と同じ事して、先週ゼロ、今週8本。これはつまり遂に春が来たってことか!そんな事聞いたら居てもたってもいられず夜中の2時に家を出た。
一級場
そんな訳でオレのカーナビもずいぶん古くなって、首都高ですらマップに載ってないとこが多い。先週も、本場さんの家に行く途中、池袋線を走っていたら、いつの間にか知らない道へ。昔、東京の中野に住んでいた頃、目の前で昼夜問わず永遠に工事していたあの高速が開通してたのね!ちょっと感動しつつ、そのうち戻れるだろうと気楽に走っていたら、中央道下りに強制連行!Uターン。で、今回も、外環の終点まで行って常磐道に乗るつもりだったけど、いつの間にか知らない道が出来てて、知らない土地に強制連行!カーナビないとどこにも行けないオレ様なのでいい加減アップデートしたいと思いました。
そんな訳でちょっと遠回りしつつもまだ暗いうちに現場へ到着。先週はまだ季節がほんのちょっと早かった感じもあるんだけど、それよりも、場所探しで一日終わっちゃった感がありあり。まだハイシーズンじゃないので、「居る」と確信できる場所で粘るベキなんですけどね。「居るかもしれない」場所を回りすぎた先週は。ちょっとだけ同行者に気を遣った面もあるんだけど。そんな訳で、今日は「居る」、少なくても昨日8本釣った人が居る水域、それは今冬、雑誌に出まくりの例の場所。西のA田川(最近減ったけど)、東のココくらい徹底的にメディア晒されまくりのあの場所です。過去に自称ロクマルをバラした事のあるあの場所です。
バイト多発するも
そんな訳で明るくなった5時半過ぎにスタート。過去によく釣れたあたりは後回しにして、とりあえず自称ロクマルをバラした因縁のストレッチからスタート。最初は同じく自称ロクマルをバラした時と同じ、ノリーズショットで。まーそんな簡単には釣れませんけどね。200mほど歩いてボトムの引っかかりをチェック。数年ぶりに来たんだけど、オダ群が増えていた。そんで、その下流側の岸沿いに、オダの破片みたいなのがいっぱい沈んでいるところがあった。ベイトタックルのまま、ワームを落としてみると今季初の野フィールドでのバイト(嬉)
センコー4インチのネコリグなんだけども、ココンと小さくヌルイバイトが複数回。バス?感触的にニゴイとかハゼ系の感じも。フッキングしても乗らない。枝の上でシェイクしてると、下に引っ張られるようなバイトもあるし、タングステンシンカーのテキサスリグのシンカーが枝の間に落ちていくような感触も。なんだこれ?送っても乗らない、即アワセも乗らない。どーゆーこと?バイトじゃないのか?枝の間に落ちてるだけ?いやーそんな事無いはず(極めて鈍感なオレ)。
ってことで、スワンプクローラーにしてみた。ら、今度こそ引っ張られる感触。でも乗らない。けど、テールが切られていた。やっぱり魚だ!ギルではない。ってことはバス!
ちょっと場を休ませるため、スピニングタックルにして反対側へひたすら歩きながら釣り。さっきと違って、引っかかりモノが少ない。けど、逆にそのぶん引っかかりがあれば釣れるはず。100mほど歩いて2箇所、硬い系の引っかかりスポットを発見し1回バイトがあったので、地上のゴミでヤマダテ。
200m歩いてUターン。日もすっかり上がって暖かい。そんで、ビミョウに南よりの風が吹いてきた。
ジアイで6連発!
さっきヤマダテしておいたスポットへ。MC4BJHをボトム切って泳がせていたらラインが手前に!食った!
初バスでこんなに小さいの生涯初かもしんない!ってくらい小さい!けど、滅茶嬉しーーーっ。ようやく釣れました2008年初野バス。
2個目のヤマダテスポットでもラインが思いっきり走るバイト!またまたヒット!ってか、さっきのより更に一回り小さい(照笑)。フッキングで飛んできた!
いやー楽しいなバス釣り。
で、いよいよ枝がいっぱい沈んでいる本命場所へ。ジグヘッドなので沈め切っちゃうと100%枝に根掛かり。なので、枝のちょい上で止めてプルプルとワームを振るわせる感じ。真下に垂らすだけなので出来るワザ。護岸オカッパリ万歳!
で、すぐにヒット!ギルかと思うくらいハイピッチのバイトでフッキングと同時に宙を舞ったのは、更にサイズダウンし10cmクラス!
水郷来てまで子バスしか釣れないオレってどーなの?ってサイトじゃないから狙って釣ってるつもりは無いんだけど。
釣り方がハマったのか、もう一発!
朝ちょっかい出していたのはこの子達だった模様。ワームがちょっと長かった、ってか、ロッドが硬すぎとかラインが出て無い過ぎとかでフッキング出来なかったと思われます。で、写真撮るとき逃亡したけど、もう1匹追加。しっかし、サイズがあまりにも小さい。さすがのオレ様も、数釣りはここで満足し、ちょいと狙いを変えた。
杭の外側にキャストしてカーブフォールで根本付近に落とす作戦。これが的中?すぐにププっと当たってフッキング。今度は飛んでこないで、ロッドが曲がる。タックルパワーで強引に浮かせる。40弱のまともなサイズ!んが、ブラックってジャンプする魚なのよね。ズバババんとジャンプて水中へ。
教訓「バスは跳ねる」
最近、跳ねないバスばっかり釣ってたり、3月のバスがこんなに元気(西湖にくらべ)な事を忘れていましたよ。
5時半からスタートし、最初は釣り方が合っていなくてバイトだけだったけど、1匹目釣ったのが微風が出始めた8時45分。そのバラしたのが9時40分頃で、なんやかんやで、1時間で6本掛けた訳です。このまま行ったら20匹くらい釣れるんでね?って思っちゃった訳ですが、そー甘くはなく、水面が波立ってからはバイトが無くなりました。
で、オレがやっている所はB級場ってか、過去に自称ロクマルこそ掛けたものの、そんなに釣れる所じゃなくて、本当はもうチョイ上流側をやりたいんだけど、さすがに皆さん詳しいようで、そこらへんは入れ替わり立ち替わり人がやってくるので、結局そこには入らず。一気に下流部を2箇所ほど見てみたけど、ザブザブで駄目。
もう満足
で、今日は同僚A氏も水郷に来ているので電話してみる。ついでにおツレさんが日曜日8本釣った場所を聞いてみたら、最上流部らしい。ってことで、後でその場所で合流することにした。オレが先に到着。A氏はまだ来ない。さすがにスポットを聞いておいて先に撃つのは忍びないので、ここで一旦昼寝。
1時間後起きる。まだ来てない。足下で連発したらしいので、そこはやらずに沖の杭を狙ってみる。ってか、ここも某誌で某氏が爆釣した記事が載ったので、入れ替わり立ち替わり人が来るのね。凄いね雑誌の影響力って。
風が一番当たる側なのでスピナーベイトで広く探る。良い感じにボトムの何かに当たるけど魚は当たらない。スピニングに変える。朝まともなサイズをバラしちゃったのは、ロッドが硬すぎだった気がした。PEだしラインも2mくらいしか出てなかったし。ってことでロッドを柔らかめに変える。で、何気なく一番外側の杭の根本付近を通すようにJHをミドストしたら吸われたような感触。フッキングしたらズッシリ!来たーっ。上あごにJHが刺さっているのを確認。PEで良かった!結構強引に引っ張ってジャンプされつつも無事にキャッチ。
やっと春っぽい良いサイズ!数も釣ったしサイズも出たし、もう満足感でいっぱい。会社サボって来た甲斐あった。
で、これを釣った後にA氏がやってきた。Y川で釣りをしてきたけど、ノーフィッシュらしい。で、ここでも足下を丹念にやっていたけど、残念ながら釣れず。日曜日は穏やかだったらしいので、きっとこの風が駄目なんでしょう。南風だけどすげー冷たいのです。
ってことで、A氏に釣って貰おうと、オレが朝釣った所へ戻る。幸い、A級場が空いていたし、若干ながらも風裏になっていたので、そこからスタート。
で、ですね、こういう丁寧な釣りは上手い!オレなんかより100倍上手い!
開始早々パンパンのバスをキャッチ!
ナイスバス!この後、オレは反対側へ行って真剣に釣りをするも、やっぱり釣れない。ってか、マジで激寒になってきた。朝イチはトレーナー一枚でOKだったのに、15時には防寒上下を着込むほど。これから!ってタイミングでこの極寒は参った。そんな訳で16時に。オレは昼前に釣って以来、ノーフィッシュ。A氏はこの場所で合計3本!スゲーぜ!
シラウオパターン?
これ以上ここでやってもとても釣れそうにないほど寒い。風も止みそうにない。ってことで、風向き的に無風になっているであろう場所へ大きく移動。ここはA氏のホームグラウンド。今度は逆に案内してもらう。現場に行くと、完全に風裏。良い感じ!
さっそくA氏にヒット!さすが!
で、水面を覗くとシラウオがいっぱい居た。シラウオと言えば、エコバチ!って、そのワーム売っているとこ見たこと無い。エコバチ、、江戸屋猫八、、ネコパチ。なんてクダラナイ事で頭が埋まる。なんか無いかナーってバッグを漁って出てきたのがアイシャッド。1/32ozにしてテキトウに沖目に投げて引いたらラインが激しく横に。ヒット!
何時間ぶりだろう。やっと釣れた!
そのまま深い方へ釣り進むも、だんだん風が当たるようになってきた。シラウオの姿も無し。ってことでUターン。Fミノーなんかも引いてみるも駄目。1時間ほどやってそろそろ終わりかなーってことで、思い切って一番浅いところへ。水深30cmくらいだけど、ドン付きで無風なので子ギルも居るし白魚も居る。バスも居るに違いない。っておもうけど、さすがにチョイと浅すぎか?って思いつつ係留ボートの下にサスペンドしてることを祈りつつ、ボート際を白魚っぽくミドストしてみたら釣れた!
なかなか感無量な一匹でした。やっぱし狙って思い通りに釣れるのが一番嬉しいもんですね。昼のデカイのより嬉しかった!
そんな訳で、朝のバイト連発してた時点で有効な釣り方に気づいていればとか、冷たい風さえ吹かなかったら、いったいどんだけ釣れたんでしょう!って妄想しちゃいますが、それでもイマドキサイズはともかく8匹も釣れればオレ的にはじゅうぶん満足!
今回釣ったのは全て冬の間、管釣りで練習したってか、魚を掛けまくったイレイザー+PEとデツアー+PEの組み合わせだったので、練習のしがいがあったと思いました。
オマケ
で、PEと言えば、連発した所は↑こんな感じの枝がいっぱいあるんですよ。真ん中に写っているのが、ネガカッタJH。こんな感じで頻繁に引っかかります。底まで落としたら100発150中。けど、PE(+12lbsフロロリーダー)なので、枝ごと引っ張り上がられます。いつものフロロ4とかならロストしまくりだけど、今回はロストゼロ!これは素晴らしい。ジグヘッドにもキモがあって、マジックminiがベストです。これだとフック伸ばして回収できます(バス用の太軸だと結構大変かも)。ヘッドが硬いモノに挟まったら怪しいけど、フックが枝に刺さっている状態ならOK。あと、沖にあるオダ本体に引っ掛けたら大変な事になりそうなので、あくまでも足下狙いに限ります。あと、引っ張る時、ロッド、リールに負荷掛けすぎないように注意さえすれば、完璧です。