"2匹目釣れた!(粘って)"
2003年03月07日(金)河口湖
1匹 天気:曇り~雪 水温:5℃気温:2℃手段:V12/岸
本日はボート&岸釣りの2本立て!岸釣りはなぜか豪華ゲストも!
■ボートの部
オレ高校のころボート部だった。3ヶ月間。いや、そんな話じゃなくボートの部。通称「河口湖バス村」にはこの辺のホテルで働きつつ、トーナメントに熱中する若者が少なくない。ホテルは日中長い休憩時間があるんで、ちょいとボートを出せるってわけ。つーことで、最近頻繁にボートを出してる松井くんに乗っけてもらった。釣れる釣れないはどーでもよく、マイウォーターの魚探がけをしたかったのだ。
昼過ぎに出撃。曇り無風でちょっと暖かい。それでも2℃とかだけど。ボートに乗ってビックリ!魚探がない!なんでねーんだよ!「冬は積まないんですよ~」と。まー毎日出てれば不要にもなるか・・・・。くっそー本日の第一目的が達成できず。まー結果からいうと3時間弱やって釣れなかったんだけどな。松井が溶岩で1匹釣ったのみ。
しかし、彼は面白い。自身は1インチくらいのワームしか投げない。オレが、4インチのワームを投げると「大きすぎますよ!」と怒る。CCプレデターを投げると「ベビーシャッドにしてくださいよ!」と嘆く。河口湖でトーナメントの釣りばっかりやっているとこーなっちゃうんだろうか?つーか、極端すぎねーか?
彼が釣ったバスののど奥から手長エビの手が出てきた。全長でいえば20センチはあるはず。「ほらみろ!食っているエサはでかいんだってば」と反論。ちょっとは解ってもらえたようす。まー釣り負けちゃしょうがないべな。
釣れなかったけど楽しいひとときでした。次はヤツの後ろで8インチリザードで釣ってやる。
PS:この日トラウトベイト9インチで釣った強者が!
■オカッパリの部
16時。松井のボートを降りると、スロープにはノムシュンがやってきた。明日プラをやるらしい。今日はオカッパリをするらしい。「勝負だ!」と、河口湖No1プロ相手に無謀な挑戦。いや、言葉で言っただけで普通に釣りしただけだけど。
マイウォーター2~3へかけて釣り歩く。釣れないんだけど、さすがに彼にはバスが見えるらしい。で、オレもたいがい移動が速いんだけど、彼はもっと速い。つーか、見切りが早いのね。完璧サイトモードなのだ。
偶然、某雑誌の取材チームも居てのほほんと釣りをする。減水で超浅くなってる溶岩ワンド。偏光してないオレでもボトム丸見え。でも、ノムシュン曰く「たまにバスが回ってくる」らしい。
1/32ozマジックショットにバルキーパワーホッグっつーへんてこな感じのリグを泳がせていたら、突然バスが現れ横から「ハグ!」っと食った!おー!でもラインテンションゼロ。そのまま引き続けるとまた「ハグ!」とエラが見えるほど口を空けてバイト。でも、また乗らず!で3度目の正直で遂にフックアップ!けど3秒後にバレちゃった・・・
いやービックリした。こんな(居ない事が)丸見えんとこなのに。魚って凄いね。
■しつこい男
誰も釣れぬまま時間が過ぎる。小雪もちらついてきた。んー河口湖でこんなに長時間やったのは今年初。でもノーフィッシュかぁ。参ったね。
更に先へ進む。こっちもボトム丸見え。ボトムには小魚の平打ちがたまに見える。ノムシュンにはやっぱりバスが見えるらしい。デカイのもたまに来るらしい。
で、横で釣ってた彼にヒット!でも、なんか長い!光っている!すげー。ウグイだ。ワームでウグイ釣れてるのなんて初めて見た。今年の河口湖でのファーストフィッシュらしい(笑)
もうダメか・・・。スロープ方面へ戻りつつキャストを繰り返す。ちょっと溶岩が張り出しているとこに小魚の波紋がたっていた。そこにバルキーパワーホッグを直撃しミッドストローリングならぬサーフェスストローリングをかますと2cmくらいの小魚が一斉に左右にジャンプした!オレのワームにビビった?と思った瞬間「グィーン」とティップが入る。釣れた~~~。うれし!
このヘンテコアンマッチ感強いリグだけど、ひょっとしてグッドなのか?実は、最近ずーっと岩陰・マンメイドへの落とし込みとか、ウィードのシェイクとかばっかりだった。いやほら、なんとなく。寒いし。でも、最初にバラしたヤツも今釣ったヤツも「一定のスピードで泳がせた」んだよね。これが良かったのか?(とはいえ、浅すぎで泳がせる以外攻めようがないんだけど)で、この「ゆっくりスイミング」に抵抗が大きいバルキーパワーホッグは向いている感じ。「たまたまポケットにこれしか入っていなかった」と、いつもの理由なんだけど、意外にイイモンみっけ!って感じ。
オレのを見て、トーナメンター魂に火がついたのか、ノムシュンも最後に1匹ゲットし、この勝負引き分けとなった。あ、ウグイで負けたか。