"噂の荒れる霞"
1998年02月14日(土)霞ヶ浦
1匹 天気:晴れ水温5度 手段:
またまたJIMIちゃんに霞へ連れてってもらった。この2日間妙に暖かい日が続いたので期待大だ。
朝8時半に大山スロープから船をだし古渡のオダへ行ってみた。水深2~3mんとこに大きめのオダがあって、凄くいい感じ。とりあえず、とがみのー98サスペンドを何度か投げたり、テキサスリグなどで探ってみる。ちょっとして横で常っていたカミさんが大きな声をだし本日の初ヒット。結構いい感じでファイトしている。スピニングタックルなんで俺がランディングネットを構えてた時チラっと見えたその魚...デカイ!カミさんのロッドはコンバットスティックのガチガチのロッドなんであんまりロッドは曲がってないんだけど、魚は予想以上にデカイ。なんとか無事にランディングしたのは47cm、1.5kgを軽く越えるマダイの様に体高のあるナイスバス。彼女の自己ベストフィッシュらしい。あーうらやましい
そして今度は自作ラバジを撃っていたJIMIちゃんにも44cmがヒット!40アップフィーバーが続くが俺には釣れひん...
その後だいぶ粘ったがアタリがなくアシ際へ移動するもノーバイト。昼になったので古渡から東浦へ大きく移動。
2月2日に釣れたオダのエリアに到着。むむむむむ、釣れる予感。俺だけノーフィッシュは辛い、なんとしてでも釣りたい。
このエリアはオダの規模が小さいので、ロングキャストしてオダを探しながら釣るのがコツだと思っている。オモリをナスの2号に替え、ワームは先日山中湖のウィード用に買ったロボのカーリーテイルを付けて、広く探る作戦に替えた。ズルズル引いてくると、たまにオダに引っかかる感触があってスゲー釣れそう。んで、JIMIちゃんが「あそこのクイの手前にオダがあるよ」と教えてくれたんでそこへキャスト。着底後ズル引きしているとオダの感触、「ん、あったあった」ロッドをあおってオダを越えた直後、コツっとバイト、腰の入ったフッキングを格好良く決めたんだけど...リールがリールシートから外れたトホホ。大慌てでリールをセットし直す、まだバスは付いている様子。あー良かった。ファイトを十分に楽しんで(上げてから気づいたんだけど実は皮一枚の針掛かりだった)ようやく釣れたバスは40cmジャスト。あー良かった。ホッとした。これで全員仲良く1匹づつゲット。
3時近くになり、中移動し出島周辺を攻めるが水があまりにも悪いので、もう一度古渡へ移動。JIMIちゃんが電話をしているので、代わりにエレキを踏んでいたら、いきなり風が吹いてきた。おいおい、風かよ参ったな、と言ってるそばから、エレキの最速でも流される程の強い風になり湖面は兎が飛びまくっている。うぉースゲーこれがあの有名な荒れる霞なのね。マジで凄い、鏡の様な湖面から冬の日本海になるまで僅か数分。釣りどころじゃないのでさっさと引き上げる事にしたんだけど、それはそれは凄い波。ボートに波が入りまくりデッキは水浸し、俺の下半身もびしょ濡れに。過去にバスボート転覆を目の前で見ているのでスゲー恐かった。生きて帰れて良かった良かった。
本日の仕掛け:ダイワFT10ポンド+ガマカツワーム300#2+ナス3号の常吉/エサ:ロボカーリーテイル4インチ