"プラっとねII"
2002年11月12日(火)霞水系
1匹 天気:曇り 水温:水温11℃℃気温:気温8~15℃℃手段:トライトン21
「寂しいから乗って」の一言でバサーオールスタークラシックプリプラを行う大塚さんのボートに乗った。翌日は小野さんのボートに乗っけてもらう予定。ひっさびさの丸2日間フィッシングにわくわく。充実した釣りだったので長文です。
■この前の
この前の野尻湖のクラシックでは、大塚さんが最終的に7位になった。ちょっと尊敬した。プラでバイトがあったエリアをメインにシャッドのドラッギングと心中し7位。ちなみに結果的には優勝者とエリアが一緒、3位の選手と釣り方が一緒だったので、いいセンついていたんだけどね~。惜しいね~
ってことで、今回はオールスタークラシックのプラ同船。冬の霞水系は嫌いじゃないので、準備も入念!気合い入れた。リール2個新調しラインは巻き替えたしメインになるであろうプラグのフックも全部交換した。どんな釣りにも対応できるようロッドもフル動員だ。場所によっては水温が10℃くらいらしいので、あの釣りやこの釣りが大活躍(のはず)
ちなみに多くの人および一部の業界人までもが混乱してるようだけど、野尻湖のはJB・NBCが開催したジャパンスーパーバスクラシックで、今回のは月刊バサーが主催するバサーオールスタークラシックのことですよ。
■とりあえず釣っておく
火曜日朝3時過ぎ河口湖を出発。中央道集中工事を避け東名ルートで東関東道へ。無休で走って最後の最後でトイレ休憩。するってーと、大型トラックの間に厳ついアメ車。あら?と寄ってみるとトライトン付き。小野さんだった。運転席に姿無し。どーやら後ろのシートで寝ているっぽい。起こしてやろうと思ったけど警報装置でも鳴ったら大変なので素通り。明日よろしくです。
予定通り6時にABCマリーナ付近へ到着・・・あら?集合は7時だったわ。間違えた。時間つぶしがてらCOWDOGでオカッパリ。水は悪い。釣れないかぁ?適当にジグを撃つが無反応。10℃じゃ食わないの?ダメもとでMC4BJHをポチャリ。諦めかけたときヒット!フックマークが3つもあるバスだった。「ルアーが好きなバスやね」。
■小野川
つーことで、7時過ぎに出船。横利根水門をくぐりとりあえずCOWDIGをようすみ。風つえーよ。さっきと同じ1gのJHを投げるが、ラインが風に流されまくりでうっとおしい。んで、無バイトながらロッドに生命感!ヒット~~!と喜んだのもつかの間バレちゃった。あーぁ。強風でかなりノーカンジなのよねん。
さっさっと退散し小野川へ向かう。トライトンは快適だなぁ。すげーなマジで。前方に大きな波が見えるたびに腰を浮かす準備するんだけど、ほとんど飛ばないし飛んでもショックゼロ。大塚さんは「オレの腕だよ~」なんて言ってたけど。
で、古渡橋をくぐってさらにエンジンで走って上流部へ。かなり水がきれいだ。水温は11℃しかないけど。ベンドの外側の深いところを中心にアシ撃ちしまくり。たまにクランクも投げてみる。浅くなったらエンジンで軽く動いて深めを探して・・・の繰り返し。つーか、風強すぎ!マグナムリザードのテキサスやってたんだけど風に煽られまくり!ダメだこりゃ。
途中、小さいワンドと水門がからむ場所があってちょっと粘って大塚さんにスーパーマメがヒット!プラクティス3日目にして「初めて触ったバス!」らしい。いかに厳しい状況かおわかりでしょう。つーか、それ超ノンキーっすよ。
昼までひたすら撃ちまくるが完璧ノーバイトのノックアウト。5mディープなんかも見つけて盛り上がるが無反応。2人で数千投したのになぁ。そーいえば、ここは夏によく釣れるらしい。ってことはダメなんじゃない?
本湖に戻る途中並木さんとあう。並木さんもまた途方に暮れているようす。風を避けてここのチェックにきたらしい。いろいろ情報交換してた。
大塚さんは、もし前日プラで水温が上がっていたら本番でもここにくるかもしれないと言っていた。まーそれほど「感じ」は魅力的な川だったんだよね。
■常陸利根のアシとテトラ
北浦をチェックしたいと常陸利根川を南下。「あーあそこのアシやりましょうよ!」と提案。よくオカッパリで通りかかる、足下まで深くてアシの奥行きがあるとこ。「きっと居ますよ!」と言いつつも実は個人的に魚探を見たかったんだけどな。フムフム、いやー釣れそうだなぁ。釣れないけど。過去にも釣ったこと無いけど。「ダメダメ移動!」とすぐにダメだしされた。
大塚さんの頭には「テトラ」があったようで、ナサカ角のテトラでボートがスローダウン。風ボーボーで辛いんだけど2人でクランク、シャッドを投げまくり!でも反応なし!移動!
■北浦ドッグ巡り
やっぱり行き着くところはこれなのか。石積みのシャッド作戦だ。冬の釣りだね。「ここ取材で釣ったことがある」という理由で大塚さんがボートを止めた下流域のドッグ。内側は禁止なので外側をチェック。ベビーシャッドを堤防スレスレにキャスト・・・してるんだろうけど、おりからの爆風でミスキャスト。ルアーが引っかかり回収。「とがしさんはワームやってね!」って言われてるんで渋々ジグヘッドをやっているんだけど、ネガカリ回収時にオレにもチャンス到来!おいしいスポットを撃てる!今だ!とJHを落とす。しかし、その瞬間ボートの後ろが石積に当たりそうになり「とがしさん押して!」と言われボートを退避させてたらコン!とバイト~、うわー、っていうか、リールのベイル戻してないってばぁ、ぬぉー!と巻きあわせするもフックアップできず。
あー悲しい。
しかし、その直後大塚さんにキーパーヒット!小さいけど3日目にして初キーパー。やっぱりこの釣りが効果的なんだね。あーオレもやりてーなぁ。しかし我慢我慢。我慢のJH。ってオレのことはいいとして、とりあえず「この釣り」が一つの答えとなったようだ。
■DEEPオダ
さて次はディープのオダチェックタイム。有名な3本ホウキへ。でも、オダが無い。ゼロじゃないけど、かなり無くなっていて即退散。つづいてマリーナ前をさらっとやって反応無しで沖へ。
ここでは30分ほどスロー走行でウロウロしてた。オレは横で寝ていた。
なにしてるのかと思ったらオダ探しだっていう。それっていつのオダっすか?ってきいたら「オレがクラシックで優勝したときの」。
うーん、それってオレがまだバスやる前の話じゃないの?7年以上前?そんな古いのもう無いんじゃないですか?ということで移動。つーか、そういえば、大塚さんって昔はすごく強かったんだよねぇ。昔は。(失礼)
ところで大塚さん、オレ大塚さんと乗って3連敗っすよ。と言うと「そりゃそうだよ、釣らせようとしてないもん(笑)」。そうなのか・・・・。まー確かにそうだわ。プラだし。つーか、前回の野尻湖と違って今回はオレにもチャンスはあるんだけどなー。2回ミスしてるし。悔しいなぁ。
■ドックのマーキング
心はドッグ巡りに傾いているようで、14時30分を過ぎ、残りの時間はドッグをまわった。まわったつっても、釣りはせずに、オレが過去の経験からよく釣れた場所を教えただけ。エンジンで走りながら手で○×を出して○のドックをGPSにマーキングしてた。最上流部まで行ってUターン。○を出したのは、ディープが近いとか冬によく釣れたとかゴロタが入っているとかそんなとこ。
最後に鉄橋へ。なんか水が悪いのでイマイチっぽい。さらっと流して終了。
途中鰐川で「監視艇」に停められる。なにかと思ったら例の、台風で倒れた高圧線鉄塔の修復工事で、高圧線が水面に横たわっていた。怖い(笑)。係の人に協力してもらいスローで通過。最後に、もう一度常陸利根川のテトラをひと流しして終了。
あー釣れなかった。けどいろんな場所をまわれたし、いろんな釣りができて楽しかったです。
ちなみに翌日は霞本湖のドッグをチェック。「1.7m以深」がキーで、石積で1500gを釣り、クイのベビーシャッドロングポーズでもっと大きいのを掛けたらしい。(バラシたけど)。霞本湖は数が少ないけどでればデカイ。つーことで、本番は霞ドッグのシャッドがメイン、ダメなら北浦で同じ釣りをするって言ってた。あとフォローでMC4Bを使うと言ってたけど、大塚さん試合でワーム使わないんだよね。
これを書いている時点(11月15日)で結果がどうかはわかんない。バサーの記事がとっても楽しみだ。
走行距離 143Km!
小野川で並木さんとバッタリ
安室奈美恵With スーパーノンキー!
引き波に反応するカモメ
ヒット!
キーパーゲット!でも土浦からここまで走ってこのサイズはどうなんでしょう?1匹は貴重だけど。
監視船に止められる
ようやく復旧しつつある鉄塔
夕方までがんばりましたわ
釣果:オカッパリで1匹 本日のメイン仕掛け:バトラー661LXSスパロー+トーナメントZ2500iT+BMS3lb+BMC4BJH