"マツラバ&フロッグの勉強"
2011年06月06日(月)琵琶湖
10匹 天気:晴れ 手段:MBLOWガイド
岡山出張の移動日に一日ぽっかり空いたので琵琶湖へ!マッツンこと松下くんにマツラバとフロッグを教えてもらいました。
マツラバを教わる
そんなわけで日本ではガード無しのフットボールジグ+シャッドテールによるスイミング、いわゆるスコーンが琵琶湖で生まれ、今や全国区・・・なのかどうかは判りませんが、オレの場合は榛名湖でも八郎潟も愛用しています。そんなスコーンに少し遅れた数年前からアメリカではガード付きのカバージグ(ラインアイが30度くらい)によるスイミングが流行。当時はeBayやら向こうの小売店では、そんな感じのスイミングジグが超いっぱい出てました。
そのうち日本でも流行るんだろう・・・って思っていたけどなかなかそんな空気にならず、このまま消えるのかな~って思っていたら、その当時のアメリカトーナメントに参戦していた松下さん、その後アメリカに渡った伊豫部さんらが、日本にその釣りを持ち込み自らがジグの開発をスタート。
同じタイミングで日本からはイマカツのスイミング用モグラジグが発売されたけど、阿部ちゃんが旭川ダム戦にてチャターで大爆発させ、その後は大チャターベイトブームが再来。似たような釣りだけど、日本は一気にブレード付きへ流れが変わった。
ってのが、オレが思う、日米スイミングジグ事情の大まかな流れ。
これで合っていますかね?
そんなわけで松下君が開発して最近発売になったマツラバ。うちの店でもちょっと仕入れたら即完売の人気状態。再オーダーしてますが、ハンドメイドの為に納期が遅れ気味でございます。
で、マツラバ出荷事情をチェックするために松下くんのブログを見ていたら「6月6日ガイドあいてます」って書いてた!
ちょうど5日に河口湖、7日から岡山だったので、移動日に琵琶湖で釣りしたいな~、でもトップ50メンはみんな岡山だしなーっていうドンピシャのタイミングってこともあって、ガイドを申し込んだ次第です。
開発者本人から本場で鍛えたスイミングジグを教わろうって感じです。
あー前振りが長いw
ってことで釣りの話スタート。
指定されたタックルはヘビークラスのロッドに20lbsフロロ。リールはハイギアが望ましいってことで、スーパースタリオン+ジリオンSHに20lbs。マツラバセットはご本人からレンタル。
で、キャストする場所は大きな木の下の根っこへスキッピングで、しかもまぁまぁロングでねじ込むってw
え?マジ?ガイドでそんなハイレベルな釣り?
琵琶湖ガイドといえば、南湖のウィードで、まー適当に?投げる釣りが主流な訳です。だからこそ、あそこまでガイド業が成り立つわけです。
で、オレもなれたタックルセット+ルアーなら、人並みにスキッピングは出来ます。それなりに。左のフォアでもバックでも。右手のフォアもOKです。ただし、それはあくまでもフロントデッキでの話。バックシートだと、カウルとかエンジンが邪魔でどうしてもサイド~アンダーはやりヅライんですよね~。ボートにも依るけど。
ってことで、初めて投げるルアーなのと、去年秋から導入したロッドなので最初はちょっと苦戦。しかも、対象物がハードウッドなので、引っかかってウザイ~
前回ガイドした2日前より減水してるらしく、マツラバへの反応はイマイチ。かわりにチョイ投げした松下くんのフロッグにヒット!
一撃でしたね。バスは浮き気味か?
フリップで一撃
ってことで、スイミングを一旦やめてライトテキサスのフリップの釣りにチェンジ。シンカー5グラム!軽い~。ワームはウルトラバイブスーパー(notSpeed)クロー。要はスローフォールさせるわけですね。
ややこしいウッドカバー周りを遠慮気味に打ってみる。んだけど、やっぱり、もっと奥に居るんだろうな~って事で、奥に入れてみた。
ら、一撃でラインの沈みに違和感!
釣りを変えて直ぐに釣れるの法則!
このバス55cmあったんですが・・・
尻尾ちっちゃw
下側が削れるのは仕方ないにしても、上も短っw
普通の尻尾なら57cmくらいあったんでね?って感じww
フロッグでも釣ってみたいってことで、オレもフロッグへチェンジ。動かし方を教わる。で、一発出で重みが乗るまでいったけどミスったよ!フックがボディーに刺さっちゃってた。残念!
ビッフルバグのフリップで40クラスを1本追加。
ちょいと移動してスーパーシャローの草スポットへ。ここでは、話をしてる最終にラインがビューんて走ったりなんだりで数回ミスったのみで終了。
ボイル祭り
更に移動したポイントではボイル祭り開催中!
凄い!バスがイルカジャンプしてる!オレが最も好きなシチュエーション!
松下くんがリビットをボイルに直撃して1本グッドサイズ!
で、こんなこともあろうかと、事前指示はなかったけど、1本だけスピニングを積んでましたよオレ。お楽しみタックルとして。もちろん表層ワーム一式と一緒に。
追われているベイトが小さかったんでチビアダーで。一撃でした。
ボイルしてるのはもうちょっと大きい気がするんですがw 釣れてくるのは小さいw
オフセットフック故に?小バス故?何度かミスったので、ルドラにチェンジ
ちょっとだけサイズUP
そーでもないかw
カバー周りでもボイルが頻発するんで、再びオフセットのチビアダーで直撃
楽しい~っ
琵琶湖だけどHello my firiend!
そんな楽しいボイル祭りも40分ほどで終息・・・。
あー楽しかった。
夕方は再びフロッグ
夕方は一気に南へ。
今度はマット&ウィード系のフロッグの釣り。
雷魚のフロッグとは全く違うバスのフロッグ。なんだけど、似ている点も多いです。たとえば、岸のアシにわざと引っ掛けるようにキャストして優しーーく外してアシの根元に静かにポチャリと落とすとか。強引に引っ張って外すとダメ。
フッキングのタイミングってか、フロッグが水中に消えてたのを確認してからフッキングすることなんかも共通。って、今回は釣ってないけどw
なので、フロッグを使っているとき、頭の中では雷魚釣りモードになっているんです俺の場合。
で、バス用フロッグは浸水しない構造だけど、雷魚用って投げているうちに浸水するんです。だから、数回キャストしたら、フロッグを握って、プシュ~って排水するんです。
習慣とは恐ろしい物で、この日も無意識のうちに、キャスト前にフロッグを握りつぶしてるオレw
水なんか出ないのに。
その度に苦笑するオレ。
で、松下くんと雷魚の話を。バスよりも後に産卵すること。アフターになるとバスと一緒で水どおしの良い場所に移動すること、などなど話していたら超~派手な水柱!
草影で出たのでフロッグは見えないけどとりあえずフッキングしたら乗った!
雷魚の話をしてたら雷魚w
しかも、この小ささは、なかなかフッキングが難しいんですが、普通に一発で乗りましたw
更に南下してラストポイントへ。ここでもフロッグの釣り。
3回ほど出たけど、明らかに小バスっぽい感じ。
ちょっとちょっと、俺様を何だと思っている訳?
俺様は・・・・
どんな小バスでもバイトがあったら狙っちゃう、心まで小さい人間だぜ?
普通の琵琶湖アングラーなら相手にしないであろうサイズでもバイトがあるなら本気で狙っちゃうぜ~
ってことで、ミスったスポットに黄色いの投げて一撃でしたw
Hello again.
南湖を縦断してマリーナ方面へ。最後の最後に昼間にボイル祭りがあったスポットへちょっとだけ。
ザブザブでボイルは無し。ルドラで1本追加して終了でした。
ってことで、季節が変わって本命のマツラバでは釣れずでしたが、使い方はちゃんと教わりました。オレがスタッガーのテキサススイミングでやっているのと多分一緒です。
フロッグの釣りは勉強になった!雷魚釣りの合間にけっこうバスも釣ったけど、雷魚釣りの延長的なバス狙いとは全くアクションと狙いどころが違う感じ。
八郎でも使いどころが無くは無いんで次に行ったときは遊んでみようっと!
そんなわけで、一発だけ琵琶湖サイズもでたわけですが、一番楽しかったのはサイズ不問のボイル祭りでした!
あ、ってか、共通の知人であるアメリカのバスプロ話が一番楽しかったかなw