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1997年07月14日(月)八郎潟
38匹 天気:雨 手段:
八郎潟の西側は1~3mラインが永遠と続くが、五明光橋の北側は8mディープ&浚渫がボコボコある。とりあえずボートを北側へ進め魚探をかけマーカーを打つ。ショルダー部分にベイトらしき影が写ってるので絶対の自信を持ってテキサスリグで探ってみる。すぐにバイトがあり35cmが釣れるが、結構傷だらけのバスだった。馴れないテキサスを辞めていつものスピニングの常を試すが反応はイマイチ。ポツポツ釣れるのだが50upどころか30cm台しか釣れない....
これはイカン、どうしよう?ってそんなに簡単に50アップが釣れる訳がないのだ。ってことで50up狙いはすぐに諦める。
さぁて、数釣りしよっと。ってことで、去年の秋に見つけたゴロタエリアへ向かう。五明光橋以南の東側はアシやガマが生えていて、岸から3m程までゴロタが入っており、その先が3mまで落ちている。初めに長塚さんから貰ったスピナーベイトをアシ際へ打ちながらボートを流す。アシに変化があるところで決まってバイトがあり、ポツポツ釣れる。実はいままでスピナベではあんまり釣ったことがないので凄く楽しい!
スピナベでも釣れるのだが、バイトがあるのはアシ際ではなくゴロタの切れ目が多い。ちょっと試しにラバジに変えてみる。この日の為に買ったガマカツのコブラヘッド1/2オンスにゲーリーの4インチグラブを付けて、ゴロタの切れ目へ投げる。実はラバジでは過去に1匹しか釣っていないので、釣り方がよく解らない(自爆)
適当に投げて、トントンやっていると、ラインが横に走るではないか!ラインは14ポンドなので、渾身の力でアワセ!ゴンゴンゴン!八郎バス特有の強烈なファイト!「あ~~~たのしぃ」
憧れの「抜き上げ」を決めてみると、な、なんと、1/2のラバジ(ガード付き)が丸飲みされているではないか!なんて活性が高いのだ!なんてヘタんなだ俺は!。そのパターンがアタったのかスピナベよりもいいペースで釣れる。超楽しい。しかし、アワセがイマイチ解らないのだ。ちょっと違和感を感じてアワセると「岩」だったりするのでネガカリが多くて大変。仕方ないので明らかに「魚」だと解るまではフッキングしない事に。まぁ自分の腕のせいだ仕方あるまい。
地形の変化が乏しくなったので、エンジンをかけ一気に10分程南へボートを進める。この辺までくると、エレキでは来れない場所である。またアシの密度も一段と濃くなりオカッパリも無理な場所。そのせいかどうか知らないけど、急にサイズアップ!38cmクラスが多くなりときどき40cm台も混ざってきた。もー頬が緩みっぱなしである。雨が酷くなったものの、そんなものはお構いなし、最高に楽しい!
しか~し!もともとラバジを使わない私。ネガカリで全部のラバジを無くす....あちゃ~~。車に長塚さんから貰ったラバジが3つあるので、昼飯も兼ねて一旦ボート屋へ戻る。
ボート屋のおっちゃんから無理矢理ラバジのトレーラーを貰って、再チャレンジ、レッツゴー!が、しかーし、長塚さんから貰ったラバジはフットボールなのでネガカリが頻発....あっと言う間に全部ロスト。
さぁて、どうしよう....ゴロタ故にプラグは使いづらいし。とりあえずスピナベで再チャレンジしたら1投目でものすごい引きに襲われる、思わずリールのクラッチを切る程の引き「これゃ40up間違いないぞ」と緊張感が走る。アシ際から離そうとエレキを踏みつつファイトしていたら....ドキ!一気に全身鳥肌。そう、50cm位のライギョである。ちょー気持ち悪いぞ!「バレろバレろ」とつぶやくが、スピナベのフックががっちり掛かっている...全身鳥肌のまま、ネットですくいペンチでフックを外す。去年の秋にメーターオーバーのライギョを釣ったけど、このサイズの方が暴れは派手な様な気がした。大きいのはトルクが強くて巨ゴイのような引きだったけど、今回のはシイラみたいな引き。これはこれで結構たのしいが..
恐いのでスピナベを諦める。いままでノーチェックだったアシ際の波打ち際を攻めてみようとゲーリー4インチグラブのノーシンカーで攻めることに。ラインが相変わらず3ポンドなので、ちょっと不安。
アシに変化があるところ。出っ張っているところや、ポケットになっているところに、グラブをピッチングしていくと、これがまた面白いように釣れる釣れる!もー変化があるところには必ず居るって感じ。正に教科書通り。
際どい所にビシッとキャストが決まれば、バスが必ず応えてくれるのである。これぞバスフィッシング!って感じで笑いがとまらん。
しかしながら3ポンドなので、1匹掛かるともう大変。アシに入られないようにロッドワークをしつつ、エレキを操作してボートを岸から離しながら、十分に魚を弱らせなければラインブレイクが恐いのだ。ネットですくう頃にはボートが風に20mは流されているのである(笑)1匹釣るたびに戻るのが大変。
37cm平均のバスが釣れ続く中、またまた強烈なヒキ!いきなりアシの中に突っ込まれるが「切れるな切れるな」と祈りつつ引っぱり出し、ドキドキしながら魚と戦う。もうロッドが満月!「くぅ~~~」と、その時、いやな予感....またライギョ?..ピンポーン!またまた50cm位のライギョである、またまた全身鳥肌立てながらも、ペンチでフックを外す。あ~気持ちわりぃ。
しかし、八郎の40アップにも50アップのライギョにも負けないダイワのフロロとトーナメントZのドラグは最高である。結局ラインブレイクは一度も無かった。去年は6ホンドフロロを「ジャンプ一発」で何度も切られているので、随分自信が付いてきたぞ。
日も傾きかけて来た頃、目標の30本を釣ったら何故か急にサイズダウン....いきなり30cmチョィの魚が釣れだす。苦笑しつつも結局38本ゲット!
実は今回は私の「バス釣り2周年記念」だったのだが、2年間で一番楽しい釣りが出来て最高である。本当に行って良かった~
なによりも、苦手だったラバジとスピナベで釣れたのが最高の収穫だ。これからは山中湖でもラバジを積極的に使おうと思う(たぶん、すぐ常るとおもうが.....)
背が高く顔が小さい八郎バス。 去年の5月に撮影 |