"『200馬力のバスボート』"
1997年09月04日(木)常陸利根川周辺
10匹 天気:晴れときどき曇り 手段:
水曜日の夕方釣れない君1997年から電話があり「明日、暇だったらビデオのロケハンつき合ってくれない?」と。しかも、19フィートのバスボートにガイド付きという夢の様な話。霞・北浦あたりはオカッパリしかやったことがなくボートは初体験だ凄く嬉しいぞ!
朝5時半、駐艇場で笑顔が素敵なガイドさんと供に我々を迎えてくれたのは19フィートのチャンピオン+マーキュリー200馬力のスゴイ船。あーなんて幸せなんだ。フロントデッキなんて3人くらいは寝れそうなほど広い。セッティングを終えてさぁ出発。
今回はビデオ「まちがいだらけのバッシング」1997年の撮影のためのプラ(?)なので、釣り方は「村田流」。シャローのアシ際をテンポよく回っていくのである。俺がいつもやっているようなインビジブルストラクチャーをネチネチ攻める釣りではなく、あくまでも豪快に!絵的にカッコ良い釣りをできる場所を探さなければならないのである。
最初のポイント。水門周りにリリパが密集しているエリア。釣れない君はフロッグをリリパにぶち込んでバシャバシャバイトを得ている(でも釣れない)が、俺のタックルでは無理なのでペンシルでアシ際を攻める。しか~し、沈黙。
チョロチョロ移動を繰り返し、ようやくガイドさんがシャロークランクで1本上げる。シャロークランクで釣れるのならばと、ベビーシャッドに替えた1投目で30弱の子バスをようやくゲット!ふぅ~
またまたちょろちょろ移動を繰り返す。風裏側でベビーポッパーで1本ゲット。あ~久々のトップでの釣果だ。嬉しい。釣れない君のテクノジャークにも頻繁にバイトがある(でも釣れない)。
10時頃大移動し霞ヶ浦本湖へ移動。クイ回りを狙うが全然ダメ。先々週良かったらしい、沖一文字堤防へ向かう。堤防といえば、もーもらったも同然!うははは。春の北浦ドックで鍛えた常吉が火を噴くぜ!うははは。1本は捕れるとの予想を上回り3連ちゃんゲット!うははっは。堤防は楽しい。何もバスボートに乗ってまで狙う場所でも無いけど(笑)釣れない君の常吉にもバイトがあったらしいが、相変わらずバラしまくってこの時点で12連続バラシらしい(爆笑)
風が怪しくなってきたので常陸利根川へ戻りアシ際の釣りを再開。3人とも相当な時間をスピナーベイトに割いているのだが誰にも当たらないので各自トップやらラバジやらクランクやらで攻めるが今一つパットしない。どーでもいいけど、釣れない君のキャストは恐ろしい程上手い。5回に1度はミスるけど(あまりにもピンを狙うため)アシ際1cmくらいにバンバンキャストが決まる(でも釣れない)
俺にそんなキャストは到底無理なので、何の根拠もなくとりあえずベビーバイブをアシから離れたところに適当に投げたら、いきなりの2連続ヒット!サイズは聞かないで!
この時点で釣れない君の焦りはピークに達した模様、しかーし、ブレイク隣接のアシ際へ移動したら釣れない君のテクノペンシルが火を噴いた!バコッ!バコッ!と出るわ出るわ!ようやく釣れない君も2本ゲット!ガイドさんも相当ホッとしたに違いない。
14時近くになり大移動。さすがの200馬力。モー速いのなんのってアナタ、眼鏡なんかしていられない程速い。髪の毛も300本位抜けたに違いない(泣)
シャローのクイ周りを狙う。そのエリアは浚渫が近いのでちょっと期待!しかしノーバイト。「とがちゃん、あそこに岩があるよ」と釣れない君に教えられ常吉のロングキャストで狙う。暫くズルビキしてたらアタリ!変化に乏しいドシャローだったから交通事故かもしれないけど、本日最大の37~38cmクラスがヒット!あ~楽しいぞ。ドラグが鳴るぞ~キャー。ガイドさんのご厚意でフロントデッキに立たせてもらい、ファイトしている姿を写真に撮ってもらう。勿論チャンピオンボートなので今江ランディングも写真に撮ってもらう(笑)
その後、アタリがなくなり日も傾き掛けてきた頃、今年最小記録と思われる10cm位のバスをゲット!これでやっと10本目。ふぅ~
初めての霞水系でのボート釣りがバスボートという超ラッキーな一日。ポイントと釣り方は八郎潟に凄く似ているのだが....魚の数が圧倒的に少ない(笑)
とはいえ、サイズはともかくなんとか10本釣れたし、200馬力の威力も味わったし、ちょっとだけボートの運転させてもらったし、釣れない君は16バラシ2ゲットというアンビリーバブルな結果だし、最高に楽しい一日であった。
で、今日の目的である「かっこいい釣りのシーンを撮影できる場所とパターン探し」だけど一応、ブレイク隣接のアシ際をテクノペンシルで狙うってことになったようだが....結果はいかに!?「まちがいだらけのバッシングVol3」の発売を待ちましょう!