"藻だらけ"
1998年06月06日(土)琵琶湖
16匹 天気:晴れ気温25度水温23度 手段:ボート
ごくらくおおつ釣り大会へ参加するっつーことで、土曜日の朝に「500系のぞみ」に乗る予定だったんだけど、金曜の夕方にプリプラ(非プリクラ)の為に琵琶湖に行くっつー桂川プロ(以下到さん)から電話があって急遽車に乗せてもらうことに。ラッキー。
オマケに船にも乗せてもらえることになり、ラッキーダブルポイントゲット。
■プロは偉い
金曜の夜11時頃、でかいボートを牽引した到さんの車到着。雨が降る中、東名を西にひた走る。しっかし、プロっつーのは大変だ。トレーラーを牽引しての高速は凄く大変そう。普段の100倍くらいは気を使うらしく、スピードもそんなに出せない。
到さんに限らず、多くのプロはしょっちゅうこんな大移動を繰り返しているんだから凄いな。で、たしか6時頃無事に琵琶湖へ到着し湖上の人となる。
■藻がいっぱい
到さんのプラなんで詳しいポイントは書かない。っつーか、知らないんだけど。
初めに入ったのはスポーニングの有名どころ。ここで、ネストの状態を確認する到さん。周りはウィードだらけなんで、琵琶湖名物サミーを投げてみるが反応なし。開始そうそうカミさんがコバスをゲット。
小移動しブレイクだか浚渫がらみのピンポイント。ここで俺も1本ゲット。しっかし、琵琶湖のウィードはスゲーぞ。濃度も凄いし面積も半端じゃないな。
ウィード関係をちょこちょこチェックしつつ移動を繰り返す。途中で到さんが本日最大魚をゲット。いやーいいな。
■イレグイ
10時になり明日の準備に忙しいカミさんを一旦降ろして再開しエリ跡ポイントをチェック。魚探には滅茶苦茶美味しそうな映像が...ヨダレものの画像。到さんがエリの沈み具合を説明してくれているんだけど、あまりのナイスな映像に我慢できず、こっそり常吉を投入、コツン!色が薄いキーパーギリギリサイズをゲット。
竹グイとかいろんなのが沈んでいるらしく、ロッドには堅いものに当たる感触がいっぱいあって釣れる気120%。到さんはジグヘッドでポンポン掛けているので俺も悔しいけど常を辞めてジグヘッドに。すると、アタルあたる。
よくヒットするんだけど、ジグヘッドなんでジャンプ一発でスグにバレる。でも、到さんは「キーパーかどうか、サイズがわかればいい」っていうんで、とりあえず魚体が見えるとこまで上げて、あとは「勝手にリリース」というなんとも贅沢な釣り。
でも、だんだん悔しくなってきてマジメに釣り上げる事にしたんだけどな(笑)
因みにここでは、ロボ製品も良かったけど、2年前の山中湖で爆釣したスライダーバスグラブのプロブルーが凄く良かった。
■北山田一文字
その後もいろんなポイントのチェックをし夕方に北山田の一文字沖堤へ移動。ここは過去に2度来て2回ともダメだったけど、なんだか凄く釣れそうで好きなポイント。イマエさんもビデオで50アップ釣ってたし(笑)
テトラの際に常を撃ちまくるスタイルが凄くスキ。でも釣れない。やっと釣れたのは自己最低記録と思われる4インチくらいのミニミニミニバス。あまりにも嬉しいので爆眠中の到さんを起こして見せびらかした。
その後は25cmくらいのを2本取ったのみに終わり、やっぱりダメだった今回もトホホ。
■ワラビ餅カキ氷
北山田での出来事。岸の方にはアウトドアライフを楽しむ人がいっぱいいて、そこに出店かなんかあるのか、若いおばさんの声で「わーらびーーーもちーーーかきごおりー」とアンプリファイアされた歌声が聞こえてくる。メロディー的には、チャルメラのそれに近い。「ワラビ餅ってなんだろ?」と思いつつも永遠に続くその歌が気になって釣りに集中できない(笑)
しかも、しかも、たまに、ワラビモチの「チ」とカキゴオリの「リ」が絶妙にフラットする。かと思えば、いきなり出だしからキーが違ったり。
単純に音痴なのか、それとも心地悪いメロディーで感心を集めようとしているのかは謎だが、売り子のおばちゃんの顔を見てみたいぞ全く。
■50アップはどこで何を思う?
ってな感じで急遽バスボートで、しかもプロと一緒に釣りできて琵琶湖に来てよかったぞ。ほほほ。
2ヶ月ぶりに来た琵琶湖はウィードが滅茶苦茶生えてて、水がちょっと悪くて、トロロ藻が多くて、結果的に小型しか釣れなかったけど、「ひょっとしたら50アップ」の可能性が比較的高い琵琶湖での釣りは夢があっていいな。って結局いつも夢で終わるんだけどな。
本日の仕掛け:常3割、ジグヘッド7割
本日のオマケ:いろんなワームで釣れた。