"ごくらくおおつ釣り大会"
1998年08月02日(日)山中湖
18匹 天気:晴れ 気温29度水温23度 手段:
ごくらく釣り大会に参加するのはこれで3回目。俺が参加できる唯一の釣り大会。1回目去年の八郎潟優勝!2回目今年の琵琶湖数釣賞!さて、今回の山中湖は俺のホームグランド!!恥ずかしい結果は残したくないんだけどなぁ。先週は好感触だったのでなんとか上位入賞はできそうなんだけど....
■レスト前
主催者のカミさんを乗せるので、なんだかんだでちょっと遅れて船を出す。今回は速攻で予約した釣りっ子太郎の10馬力付だから、走り回れるぞー。といいつつ、エレキで行けるレスト前へ向かう。
先にGPZさん艇が入ってたが「ここ魚いねーぞー」と叫んでいる。ふっふっふ甘いな。昨日は30分で5匹釣ったもんね。あ、でも、昨晩花火大会やったから本当に釣れないかもしれないと、ちょっと不安。
8mラインに魚探をかけまくりベイトを探す。居た居た!シメシメ。とりあえず景気付けにヘベキャロをキャストし7時42分1本目ゲット。しっかし27cmではお話にならない。次にシークレットウエポンの長常(ロング針下常吉)をベイトの群れに直撃。34cmヒット~!ホット一安心。予想では3匹合計で110cm取れば優勝確実だと思っていたので、とりあえずこのクラスを3本揃えれば上位入賞はできるだろう。ただしサイズを選んで釣ることは出来ないので、数撃ちゃあたる作戦で行くしかないな。
で、最近の好調のせいか、ナイスサイズが連続ヒットし9時までにこのポイントで6本ゲット。
途中、ぺんぺん草の面々から電話が掛かってくるが、みんな釣れないと言う。おっかしいな先週1mのロング常が良かったって伝えたはずなんだけどな。
で、後ろのカミさんも何故か釣れない。何故だ?と聞かれるが俺にも解らない。今日は珍しく素直に言うことを聞く様なので、リグからアクションまで完璧に教えているつもりなんだけど、何故か釣れない。
ちょいとアタリが遠のいたので、SPG方面へ移動してみる。
■SPG前
ここも先週よかったエリア。でも、先週どこへ入ったか忘れたので(笑)エレキを降ろしつつ、アイドリングでゆっくり魚探を掛ける。平野入口からSPG前の数百メートルを何度も往復してベイトを探す。居た居た居た!スッゴベイトの群れだ。これがベイコじゃなかったら間違いなく釣れるはず。しかも、結構狭い範囲に固まっていて、見つけられてラッキーって感じだ。
9時33分ベイトの群れに常を直撃し32cmゲットで入れ替えならず。そして37分にすぐにヒット!今度はヒキが強い!35cmクラスか?ベイトタックルだから一気に抜き上げ、あ、デカイ、ウレシー37cm!測量してすぐにリリースし39分にまたまたヒット!またまたヒキが強いけど無理矢理抜き上げ。奇跡か!これまた37cm!で「勝てるかもしれない」(にやり)
んで、カミさんはまだ釣ってない。おっかしーなー何が違うんだろう。とりあえず、カミさんのロッドは常には向いてないロッドなんで、長塚さんから借りてきたフェンウィックのダウンショットスペシャルを渡してみる。ロッドを変えたとたんヒット!が、惜しくもバラシ。「なんか掴んだ」と言い自分のロッドに変えて連続ヒットしようやくリミットメイク成功。ほっと一安心。
その後俺も3本ほど釣ったが全部30cmちょいで入れ替えならず。あと1本37cmが混ざれば、お立ち台は確実だと思うんだけどなぁ。あと1本が出ない。
あ、そうそうここで釣りしている時に佐武から電話があった。
さ「どお?」
と「結構いい感じだぞ、キミは何本だ?」
さ「2本」
と「えーーー2本?何してんじゃい、ぺんぺん草として恥ずかしくない結果を」とか言ってたら
さ「あーーちょっと待って後で掛け直すわ」
と言った2分後「携帯フィッシュありがとう、おかげでリミットメイクできたよ」だって。携帯フィッシュおそるべし。
■レスト前ふたたび
カミさんが11時半前に上がるというので、平野入り口をチェックした後、11時前にレスト前へ戻る。
ぺんぺん草が全員揃っているが、あんまり釣れないとの事だ。おっかしいな、朝は釣れたけどな。でも、ホントに釣れなかった。ベイトは結構写っているけどバイトも無し。あー朝ここに入って本当に良かったラッキー。
みんなに様子を聞いてみると、ぺんぺん草はあんまりパッとしないし佐武とGPZさんは10cm減のハンデがあるから、楽勝で勝ったな。あと、一番恐れていたウッシーさんも2本とか言ってたので、シメシメ、上位入賞できるか?とウキウキしてきた。ただ、他の皆さんはどーゆー釣りするかまったく見当が付かないので油断は出来ないんだけど、どこでも簡単に釣れるコンディションじゃないのは確かなんで期待は高まるぞ。
■優勝!わーい
エントリーカードを提出しに行ったら、やっぱりみんな苦戦してる様子で数はそれほど出てない。ダントツで数釣り賞はいただきだーと喜んでいたら、サイズでもトップで優勝!わーいわーい。2勝目だー。数釣り賞(今回無かったが)も2回目だーわーい。
みんなに「主催者側で優勝すんなー」と罵声を浴びたが、いっとくけどね、俺主催者じゃないっちゅーの。手伝いはするけども。あと、優勝商品だって全然豪華じゃないんすよ本当に。おまけに賞品のほとんどをあげちゃったから、手元に残ったのはライン1個だよ~。高額賞品はじゃんけん大会だし、順位と賞品の豪華さは全く関係ないんですよ、ごくおおつ大会は。魚釣ることよりじゃんけんに強いほうがオトクなんだって!
まぁそんなことはいいとして、山中湖で優勝できたのは本当に嬉しい。一応ホームレイクだし。お世話になっているみなさん、本当にありがとー
■午後の部
カミさん達は釣り具や巡りに行くって言うが、ちょっと試したい事があったので、大会終了後の15時前に一人で船を出した。試したい事ってのはかなり上のほうにサスペンドしてるバスを釣るって事。
とりあえずレスト前で魚探をかけると、午前中とはうってかわってベイトが上ずっている。8mラインで大体4mくらいんとこに浮いてる。ちょっと常ったけどまったく釣れない。試しにジグヘッドのフォールで狙ったけど、風が強くてワケ解らない。これってディープクランクひくと釣れるパターンか?とも思ったが、似合わないのでヤーメタって事でゾノへ向かってみる。向かっている途中、後ろからジェットスキーがついてくる。ん?と思ったら釣れない君だ。カメラを向けたらカッコイイポーズを決めてくれた。サスガだね。
んで、増水してからはじめてきたゾノ。桂川プロ(以下いたるさん)を乗せた大塚プロの船のほか、ごくおおつ参加者のみなさんが2~3バイ浮いていた。全員長常をやっていたのは笑えたぞ。
んで、魚探に反応は全くない。たまーに4ドットくらい映るけどすぐに諦め、前ゾノへ向かうが、このエリアで一切ベイトは写らない。ダメだこりゃ。ってことで、水中島へ向かう。向かっている途中今度は大塚プロの船がついてくる。ん?と思ったら、いつの間にか俺の船に到さんが乗っていた。
で、水中島。島の斜面付近においしそうなベイトの群れが映り到さんが1本ゲット。いまだに水中島の地形を把握していない俺、ウロウロしてたら島の頂上付近へ流されていた。ここはウィードがいっぱいでヘビ常の俺には向いていない。「到さん、俺ウィード嫌いなんですよ、移動しまよう」「ダメ、嫌いならなおさらやりなさい」ガーン。ジグヘッドなど投げてみるが1/16ozで6mラインを狙うなんて俺には出来ない。あーあーあー。
■浮きバスを釣る
釣れない水中島に見切りを付け、SPG方面へ一気に移動。予想通り午前中いたベイトは全く居ない。どこへ行ったのベイトさん。散々走り回ったが全く見つからない。東電前にいた大塚プロに聞くと「ちょっとだけベイトがいる」って事なんで平野入口のブイに沿ってママ森方面へ魚探を掛ける。と、たまーに、上から4mくらいに怪しい影が映る。ジグヘッド1/16ozで狙ったが、ボートを動かしながらじゃ話しにならないので、ヘビ常を水面から4m下に垂らしてみると、ゴン!っと結構いいサイズがヒット!うれしーーー。これの手はイケるかもしれないな。今度じっくり試してみよっと。
■色んなジンクス
日も暮れかかり、とりあえずもう一度SPG方面へ向かい魚探をかける。とある場所に怪しい影がちょろちょろ写る。これは釣れるぞ間違いない。スピニングに常吉を結んで、ピンポイント直撃アジ釣りメソッドで釣る。2人でダブルヒットの釣れっぷりだ。
で、到さんに携帯フィッシュの釣れっぷりを語っていると丁度携帯が鳴る。「もしもし?」「もしもーし、釣れないよ~」と生声からちょっと遅れて同じ声が受話器から聞こえる。到さんからの電話だ(笑)。
その時は釣れなかったが、電話を切った10秒後俺にヒット!はっはっは。
そして次ぎは「寝ヅネ」。「到さん、後ろで釣っている時は寝ながら常ると釣れるんですよ」と言ったら、到さんは前で寝てた(笑)いやいやそーゆーんじゃなくて、邪念を消せば釣れるって事だっちゅーに。で、ここで寝ヅネでヒット!(爆)
じゃ次ぎは最後の一投フィッシュ。「これはマジで釣れますよ。」と、言いつつも4回目の最後の一投(笑)でやっとゲット!。マスタープロ相手に何語ってんだろう俺。
■オマケ
浜に戻ると、釣具屋ツアーに行ってるハズのみんなが岸釣りをしてた。やっぱりみんな釣りバカなのね(笑)。あれだけ「ビラ浜前は釣れないぞ」と言っているのに、みんなそれなりに釣っているらしい。さすが岸釣り名人達だ。そんで、水谷さんなんて、なんと!40アップを2本取った!。何度も言うけど、山中湖で数百本釣って未だに40アップ2本の俺なのに....いきなり一日で2本!。山中湖にもいたのねこんなバス。いやー凄い。
本日の仕掛け:ナス4号のヘビ常メイン、サブでスピニング常とヘベキャロ。
本日のオマケ:魚が真ん中に浮いている時どーやって釣るか(常吉でね)が今後の課題。