"俺ってリターン to ダメやろう?"
1999年02月22日(月)北浦
5匹 天気:晴れ 水温:気温 3月中旬並み℃気温:水温7度後半℃手段:ボート
前回と違って天気は文句なしの快晴!あとは風さえ吹かなければいう事ナス。
あ、今日は(も)取材なんだけど、やっぱし、ほら、バスボートに乗るのにロッドの一本も積まないなんて、銭湯行くのにマイタオル持ってないようなもんで、失礼じゃない?ってことで、案の定、ロッド1本は積んだのであった。
そのくせ取材で使う大事な資料を家に忘れたのだが、、、
■撮影快調
担当者Hさんの車で潮来マリーナへ向かい待ち合わせ時刻ピッタシに到着。いやぁ今日は天気も良いし、暖かいし最高さ。筑波山も見えないから風も吹かないかもしれないなぅ。
ボンダイブルーな布川さんのレンジャーに機材やら資料やらGPSやらを積み込むHさん、俺は、、、ロッド。
ってことで9時頃に湖上へ。前回の撮影は天気が悪くて写真の写りがイマイチだったので、ひとまず潮来マリーナから時計周りにぐるっと一周。プレーンしてる時はさすがに寒いが止まっている時は暖かいなぁ、、天気がいいなぁ、、、釣りしたいな、、、、
いかんいかん仕事仕事。
2時間ほど撮影に専念し、そろそろ休憩しますかーってことで、とあるオダ地帯でちょっと釣りタイム。待ってました!
布川さんはジャッカルのフィールドテスターなの?か知らないけど、加藤さんと仲が良いのでクロステールシャッドに続く第2段の「ダーツ」も貰っているようだ。
リーパーフェチな俺としては、どーしてもダーツを使いたいんで布川さんにお願いして1個貰った。しかも貴重な最後の1本だ。ラッキー。
このワームは尻尾を割いて使うワザがあるとのことだが、とりあえず普通に付けてみる。リーパーは目を瞑ってもじジャストでセッティングできるが、これはちょっと勝手が違う、、う、う。なんとか真直ぐ差してナス4号常でヒョロヒョロ動かしてみる。
うーん、なんていったら良いんだろうか、リーパーとは違う動きだねこれ。尻尾が悶えるようにヒラヒラするリーパーと違ってどっちかっていうとパドルテールっぽい鈴木大地風の泳ぎだった。(注:船縁で泳がせた結果)
よし釣るデー。ってことで布川さんお勧めの竹グイへキャスト!あれ、届かない、、リーダー長めにしたから投げにくいぞ。んで、第2投目、今度はバッチリさ。このオダは水深5mという俺好みな深さダニ。着水から着底までの時間がちょうど3ポンドラインのナス1.5号を8mラインで使ってる感触だ。などと心の中で思いつつ底を探れば、なにやらエエ感じのオダカズマサな感触。
で、ティップがクっと曲ったぞ、とりあえずアワセを入れたらバスだーわーいわーいわーい。アタリが良く解らなかったんだけど、まぁ結果オーライ。ムムム40アップの感触。わーいわーい。
フロントデッキでは布川さんとHさんが2人並んでカメラを構えてて有名人にでもなった気分だぞ(笑)
大事をとって顎を掴んでランディング。指測42cmっちゅーとこだ。
スゲー、釣れるじゃんダーツ、サンキュウ、ダーツ、無駄にならなくて良かったぞラスト1本のダーツ。って他のワームでも釣れたかも知れないなぅ。それよりなにより、布川さんの言う通りに投げたらその通り釣れたんだから布川さーんありがとうだね。
■勉強になりましたハイ(その2)なんだかんだで1時間も「ちょっと休憩」しちゃったので撮影再開。
で、しばらくして布川さんが「そこだけちょっとやりませんか?」と。どーやら先日のトーナメント中、バイブやミノーで30分で6本釣れたとのこと。魚がいれば勝負が早いってことだ。
時間的には余裕があるのでもちろん大賛成(笑)
バイブレーションで過去に数える程しか釣った事のない俺としては、バイブと言ったらTDバイブだ。だって本にそーかいてあるんだもん。
っちゅーことで唯一持っているバイブであるTDバイブを結び、マーカーめがけてキャスト。深川さんは結構速めに巻いている。んでも、聞いたら「底をガリガリ引いてくる」らしい。
え?マジ?水深3mであのテンポで底をガリガリ、、、俺には出来ない芸当だ。困ったな。どーしよう。これは後から聞いた話だが、布川さんはラッキーのLV500を使っていたらしい。なるほどね!TDバイブじゃ浮いちゃうので、あーゆー芸当は出来ないらしいのだ。うーん勉強になりました!っていうか、俺はそんな基本的な事まで知らなかったのね、ねん、ねん。
随分前置きが長いのだが、実は数キャスト目で布川さんにヒットしたのだ。しかも「これ、いいかもしれませんよー」っていう予告通り46cmクラスのプリプリのブリブリブリの今にも生まれそうメスバスだ。
ありゃりゃ、俺が年に一度釣るか釣らないかのサイズをいとも簡単んに、しかも真冬にバイブレーションで!カッコよすぎるで。アニキ
13時過ぎに一通りの風景写真は撮り終えたんで昼食を挟んで14時半に午後の部スタート。
午後は水中ビデオカメラでの撮影。でも、オダとか撮影しようとすると、カメラがネガカリしまくってエライ騒ぎに(笑)こりゃヤバイってことで本日の撮影は終了し釣りタイム開始。
いくつかのポイントで空振りして最後の最後にマリーナ前の7mオダへ。
さぁて最後に一発ドカーンと行きますか!
ていうか、Hさんと布川さんにはアタリがあるらしいんだけど、俺には無いぞ!や、ヤバイ、嫌な予感。こーゆー状態になるとダメ野郎のイーシャンテンな俺だ。え?なんでなんでなんで俺にはアタリが無いの?どきどき。ワームをころころ変えはじめる、、、ヤバい、、どきどき。
そして遂にと言うか予想通りというか、Hさんにヒット!でも、許す(笑)これで全員1匹づつゲットできたから。おめでとうございます。
そしてここから悪夢が始まった。
やっぱり俺以外の2名にはアタリがあるようなのだ。もうダメだ俺はダメ野郎にリーチというかダマテンか?
Hさんはクリンクルカット、布川さんはリングワーム系の常だ。2つともヒダヒダ系のワーム、俺はあいかわらずロボばっか。これが原因か?北浦の7mっていったら光りは殆ど届かないだろうから、ヒダヒダのウネウネ水流が効くのかな?どきどき、
これって、この前のぺんぺん取材んときと一緒だ、、、俺だけアタリもなし、、どきどき
そして布川さんのロッドが曲る!きゃーーーーーーーくそーー、俺のワームも見てくれーーーーーっていうか羨ましーーーーー
とか言ってたら、もっとも恐れていた事態が発生!
Hさんのロッドも曲っているーーーーーーうわーーーーー悪夢だーーーーいや、真実だーーーーーーーーーー
なんかこーなると思ってたのさ。フンだ。
俺が釣った時とは逆に、今度はフロントデッキで魚を持って並ぶお二方を俺が撮影。くぅーーーーー。まぁ右手でカメラを操作しながらも左手はしっかりロッドをもって、神経の9割は左手にあったけどね(笑)
そんなこんなで、日暮れまで粘ったが結局俺はダメ野郎なままで終わったのであった。とほほ。
私信:コラ、S武、某M、笑い過ぎだっちゅーに。
本日の釣果:1本
本日の仕掛け:HLZ601MFB+TDX105HV+フロロ10lb+ナス4号常吉+レイクポリスダーツ×1
本日のオマケ:全員で5本(取材の合間ですってば)