"大きいバスは逃げる"
2001年03月14日(水)茨城県
2匹 天気:晴れ 水温:気温15℃℃気温:水温11℃℃手段:オカッパリ
ちょっとですね、あるデジタルデバイスの講習会という名目で釣りに行ってきました。メンバーはうっしーとカミさんとオレの3人です。やっと寒気が抜け暖かい日がやってきたんだけど、風は凄かったなぁもう。
■プロローグ
春ってのは魚の動きが激しいので難しいんだけど、一応家を出る前に過去のオレの釣りを読んでみた。フムフム。個人的な思いこみによると、水温10度がキーでして、それ以下だとミノー有利、それ以上だとワームでも釣れるようになるのである。あくまでも思いこみだけど。
そんで、今の時期は10度いくかいかないかの微妙なところ。果てして結果は!?とりあえずタックルは、601MFB1号機にナイロン14lb、601MFB-S(デビュー戦)もナイロン14lb。これらはシャロークランクやらサスペンドミノー・シャッド用。そんで一昨日プレゼントされた601MFBにフロロ12lb(ワーム用)の3セットを用意した。
■北浦は難しいね
今回は講習会も兼ねていたため朝イチから出発。5時に浦和を出る。が、しかし、最近日の出が早い!既に東の空は明るくなっている。そんな感じで朝2くらいに北浦北部へ到着だ。
朝はいい感じの天気だったけど8時くらいから、風が吹いてきた。ヒューがビューに変わりグォーに変わるまで僅か5分。さざ波から一気に冬の日本海へ。南西の風かな?とにかく、東岸は終わったしまった。
因みに、2ヶ所目でCCプレデターが根がかり。かなりのハードビッグストラクチャーをしつこく攻めたら取り返しの付かない根がかりに。すかさず根がかり回収機を投入したけど、回収機自体が回収不能に!うぉー。北浦オカッパリは財布に厳しいのである。
西岸は湖岸に寄れないほどの大波なので東岸へ。突風で砂埃が空を舞い、マジで空が黄色いぞ。風裏を探してなんとか釣りをするも完全ノーバイトだ。ダメだこりゃ。昼飯休憩へ。
■前回釣った某所へ
午後からは某所へ移動。とりあえず昼寝すっかなぁとも思うが、せっかくなんでちょっと釣りをしてみる。けど、ここももろ風下になるので海みたいに荒れている。これゃダメかな?と思った瞬間、遠くの先行者が釣っているではないか!みんなの活性が上がる。
先行者の邪魔にならんように上流部へ上がっていく。その途中、2人目の先行者もヒット!なんとダブルヒットである。ちょうど写真撮影中に通りかかったので「シャッター押しますよ」と声を掛け記念写真を撮ってやる。「いいっすねーダブルヒット」と誉める。ちょっと悔しいが。
で、そしたら、その人、カミさんの知り合いだった。っつーかオレも面識はある人だ。
彼の話によると、すでに5本目だとか。全部ツネキチでスローな釣りで釣ったという。ガガーン。ツネっすか、、。でも、サイズは全て30チョイらしい。
「オレはビッグフィッシュ狙いだから、ミノーで頑張るもん。ミノーで釣れるのはデカイもん」と見栄を張ってみる。突風に煽られながらも、DDスクワレルとステイシー60、スラバークランクを水深と気分に合わせて投げまくる。たぶん1時間は投げまくった。カミさんもうっしーもそれ系を投げまくっているが誰にも釣れない....
■バスはツネ!
前回はミノーで1時間ちょっとで5本ヒットしたが、今回はノーバイト。そしてツネっている先行者は5本ゲット。これは事実だもんな。状況が変わったとしかいいようが無いなぁ。因みにこのエリアは水温が11度ある。前回より2度高い。
「やっぱりバスはツネ」だと悟りクルマへ戻ってツネの準備をする。
スローな釣りを心がけてはいても、どーも苦手なので、得意の「座りツネ」をしてみる。っつーか単純に疲れてたんだけど。ヨサゲなポイントで座ってツネる。これなら、一ヶ所でじっくり粘れるってもんだ。で、10分ほど粘りそろそろ次の座りポイントへ移動かなと思ったら、ラインが走っていた!
お!ロッドを立てるとずっしり重い。キャーヒットヒット!初ロッドで初ヒット!トルキーはママの味な感じの力強いファイターだ。大事をとってハンドランディング。お!なかなかのサイズ。嬉しい!
■ミニフィーバー
とはいえ、ツネで釣った1匹は釣れちゃったフィッシュ。もう1本釣れって言われても無理だな。だいぶ眠気と疲れが溜まってきた。カミさんもかなり眠そう。そして釣れない。うっしーも普段はこの時間で辞めるそうだ。っつーわけで満場一致でもう辞めようってことになる。
ツネが根がかりロストしちゃったので、前回良かったスクワレル76にチェンジ。クルマに向かいながら最後の一流し。
岸と平行に向かい風に乗せてロングキャスト。先週末ずーっと観察していた今江さんのトィッチをマネする。使っているルアーもタックルも全然違うんだけどね。でも、ズドン!ってヒット!やっぱり「ヨッシャー」と声に出す。おっとこれもなかなかいい感じのトルクのある引きだ。フロントフック1本がかりだったので、これも大事をとってハンドランディング。ふー。さっきよりちょっと大きく39か40ジャストセンチってとこか?
カミさんに写真を撮ってもらう。で、振り返るとうっしーもファイト中。お!バラすながんばれ。ファイトを見守る。常に「巻きすぎ」のうっしーだが、今回も明らかに巻きすぎ。100%巻いているじゃん(笑)後で聞いたら、トップガイドにスイベルがぶつかって慌てて抜き上げたって。
■50アップ!?
フィーディングスイッチが入っちゃったのか!このチャンスを見逃す訳にはイカン。このエリアで一番のハードボトムなストレッチへ急いで戻ってスクワレルをキャスト。そして今江トゥィッチをかます。チャンチャン、ポーズ、チャンチャン、ポーズ、チャンチャン、ズドーン!
っと乗った!
おーーーーーーーーーーーーーーすげーーー引き。なんだこれ?コイか?レンギョ?
強烈なパワーでロッドが満月。負けるもんか。水面近くへ上がってきた。ジャンプはしないセーフ。けど、これデカイぞ。50はあるか?いやたぶん45クラスだとおもうけど。弱ったかと思ったら、更なるツッコミ。ヤバイ!ドラグ緩めようかクラッチ切ろうかと思った瞬間、、、、フと軽くなる。
トホホ。掛かりが浅かったのか。ロッドが硬すぎて肉切れしちゃったのか。あー春だからね、口の周りのへんなとこに掛かったんだろうな。つーか、ウデか?まぁどっちにしても逃がした魚はいつも大きいんだよね。っていうか大きいから逃げるんだよね。
とはいえ、満足いくサイズを2本ゲットできて楽しい釣りでございました。
フォトギャラリーニューロッドデビュー戦で1本目
スクワレル釣れるなぁ
本日の釣果:2匹(38、39センチ) 本日の仕掛け ハートランドZ601MFB+TD-X105HV+DUEL Hardcore12lb+スクワレル76SP×1 ハートランドZ601MFB+TD-X105HV+DUEL Hardcore12lb+TIFA BODYWORM(ホワイトサンダー)+Jナス3号のツネ×1