"いっぱい釣っていっぱいバラした"
2018年10月23日(火)桧原湖
11匹 天気:晴れ 手段:スナガ
朝は良いタックルバランスで快調
榛名湖は日本一標高の高いバス釣り場なのでそれなりに寒いけど、北関東なのでまだそんな極寒じゃないです。
が、桧原湖はさすがに東北だけあって朝はボートが真っ白でした。紅葉の進行も関東の山に比べて2周間くらい早い印象でした。
天気は晴れ。朝から南よりの風がまーまー強くて、朝イチは手が冷たかった!服装は完全真冬仕様。光電子の極厚上下+防寒上着+グローブ+ホッカイロ。身体は暖かいけど、ボート走行後は手が冷たい!
そんな寒さですが、アイスフィッシングが可能なくらいの桧原湖のバス達にとってはまだぬるま湯くらいでしょうか?
カリスマガイドさんの的確なポイント選択のおかげて、こんなヘッポコ初老の俺のダウンショットでも良いペースで釣れてくれました。
以下の写真はフックの刺さり位置を表しております(後半への伏線)
フックはノガレスデスロック(旧型)3番。ラインは推定3.5lbs、ワームはレインズマイクロスワンプのワッキーがけです。
一箇所で4本釣って、ちょっと移動してもう1本追加。
とりあえず5本釣ったので、シャローの巻の釣りにシフト。
スモールマウスバスのバイトの仕方はラージマウスと違うのね、その1
紅葉がキレイです。
まーまーの強風で釣りするのも困難・・
だけどもシャローで巻物を。
OSPのドライブシャッドを用意するように言われてたけど、たまたまボトムアップのヴァラップスイマーをこの前買ったばっかりなので、それを使いました。
5/0オフセットフックのノーシンカーリグです。前日、高梨くんに「どんくらいの距離投げるか?」って聞いたら「なるべく遠投」って言われたので、用意したロッドはテムジンスタリオン(68MH)。リールはタトゥーラSVノーマルギア。ラインはたぶんフロロ15lbs。
で、そのセットで投げたけど、さすがにちょっとロッドが硬かった。キャストだけならテムジンリベリオン(67MF)かスティード(66MR)のほうが適してると思われます。が、フルキャストの距離で5/0オフセットを貫通させるために、やっぱり俺的にはスタリオンが必要。ってことで、若干の投げづらさは、垂らしの長さでカバーして、シャローを巻いていきます。
んで、割と早い段階で岸から3mくらいのところでモワンってバイト!けど、すっぽぬけというか、完全に食われず。
悔しいので途中からオフセットフックのシャンクにトレブルフックをぶら下げました。
何箇所か移動して・・・遂に!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
風波でチェイスとかバイトは見えなかったけど、突然ひったくられた!
上がってきて驚いたのはそのサイズ。
けっこう小さいんです。え?このサイズがこのワームを丸呑みしたのか!凄い!
オフセットフックは下顎に薄く刺さってました。上のトレブルが刺さってますが、これは写真撮る時に刺さったもので、釣り上げ直後、トレブルは刺さってませんでした。
この口の大きさでこのワームを丸呑みする。しかも目に見えないスピードで。なかなかラージマウスではできない体験でした。
高梨くんは「スモールは後ろから丸呑みしますよ」って言ってた。なるほどね~
今まで表層の釣りで(バイトが見える釣りで)スモールをそこそこの数釣ってきたけど、スピードとかバイトする前の行動はラージとちょっと違うけど、バイト自体はラージと同じくワームの頭を狙って回り込むように食うイメージだったけど、シャッドテールワームの表層直下ただ巻きのときは後ろからまるごと飲み込むバイトもするんですね。ま、1匹釣っただけですがw
午後からは越冬場でダウンショット
ってことでシャローは2バイト1フィッシュ。午後からは越冬場でダウンショットの釣りを再開。
幸先よく1匹釣ってランチタイム。
朝に立ち寄ったコンビニで、その誘惑に勝てずについつい買っちゃったのがコレ。
セブンのチョレギサラダ。これのドレッシングが激ウマで最近のマイブーム。
さすがにボートでサラダ食うやつそんな居ないと思うんですが、どーしても食べたかった。けど、ボートでサラダ食べるのはオススメしません。なぜなら残ったドレシングの処理に困るから。油なので湖に捨てるわけにもいかず、食べ終わったパッケージ(ドレッシングが残っている)をコンビニ袋に入れ、ボートのストレージに仕舞ったのはいいけど、このドレッシング、猛烈なニンニク臭なんですw ストレージがめっちゃいい匂いで充填されてましたw
で、釣りの話。
高梨くんは完璧なタックルセッティングで入れ食い。
一方の俺は・・・ミス多発。
1匹釣るのに3回はミスっていうペースw
何故か。
↓
下手だから。
の、一言で終わらせるのはもったいないくらいのブログネタ。
原因は大きく2つ
(1)ライター探しフィッシュ
ロッドは左手で持ってます。が、左利きなのでライターを探すときはロッドを右に持ち替えます。で、いっぱいあるポケットに左手を入れてライターどこだっけなー?ってやっている時に限って70%くらいの確率でバイトがありますw。あーー食っちゃった、って慌ててロッドを持ち替える。
(2)途中からフックを変えまくった
午前中順調に釣ってたのはデスロック3番でしたが、午後からはいろんなフックを取っ替え引っ替えしてました。俺の「桧原湖用小箱」に各社の小さい・細いマス針がいっぱい入ってて、それらをいろいろ使ってました。結果、ほぼバレたw
フック形状が俺のフッキングの仕方(タイミングや強さ)に合ってないのもあると思うし、老眼故に結びのクオリティーが低い(ちゃんとフックポイントが上を向かないなど)もあったと思います。
以上が2大原因。それにプラスして、相手がけっこう小さかったってのもあります。明らかに20cmくらいだろ?っていう重みのも2回ほどありました。相手が軽いからカウンターが効かず刺さりづらいのは小バス大好きな俺はよく体験しています。
で、バレるのは概ね同じタイミング。8mボトムでフッキングしてリールを4~5回巻いたあたりでフッと軽くなる感じ。
これらを踏まえ、俺が思うバレまくりの原因は
「フックが刺さってなかった」
です。フッキングはしてるけどフックポイントが口のどこにも刺さってない。だからヒット後数秒はバスが「んんんーーって口を閉じて藻掻いてる」で、なんかのはずみでバスが「パ」って口を開けた瞬間、ワームが口から出てきてバレる。
っていう想像をしています。で、この時、適切なフック形状だと口を閉じて藻掻いているときに口の出口付近に針先が刺さってバーブまで貫通する。そうです、冒頭に載せた写真をもう一度載せますね。
↑この状態なら無理にひっぱらない限りはバレない(はず)。やっぱりデスロックなどの専用バリは優秀なんですね。
ちなみにバレたフックは眠ってないストレート系が多かったです。
って、フックに責任を擦り付けてますが、俺のフッキングも今思えば弱かった。8mボトムのダウンショットは20年ぶり(やや誇張)。細いフロロでの沈める釣りも年に2~3回しかしない。だから、フッキングが弱かった。3.5lbsが細くて怖いんです。ちなみに高梨くんは2lbsで俺より遥かに強いロッドワークでもフッキングしてました。
俺は巻合わせ派だけど、スモールは泳ぐの速いし上下運動も得意だから、巻き合わせがあんまり効かないってのもあるのかな?巻くならもっと速く巻くとか?
などなど反省点ばかりですが、あんだけバレるのもめったにないのでいい経験でした。高梨くんは呆れてたけどw
途中から竿変えて更にバラし増えたりなんだりでw
めっちゃ時間掛かったけどなんとか10本目!
ツ抜け達成したので、この後再びシャロー~ミドルでディープクランクを巻く釣りしたけどノーバイト。
最後にもう一度越冬場ディープで癒やしの釣り。
スモールマウスバスのバイトの仕方はラージマウスと違うのね、その2
最後は魚探映像が派手になったので、最近のマーブームなFLTトランザムを投入。これ元々は桧原湖の高久さんがやってた釣りなので、ラージよりもスモールに効きます。
キャストすると根掛かりリスクが増えるのでバーチカルで。ロッド1本分のリフト&フォールしてるとき・・
フォール中、真下にもの凄い勢いで下に引っ張られた!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ラージマウスの場合、リフト&フォールでボトムに着いた直後にコン!って来ることが圧倒的に多いです。あとはフォール中に食い上げっぽくラインが止まったり、プンって跳ねるバイト。フットボールと同じ感じですね。
でも、このときはフォール中に更に真下にギューンって凄いスピードで引ったくられました。こんなの初体験!やっぱりスモールってラージより多彩な食い方するんですね。
その後も、キャストからのリフト&フォールでフォール中にコン!とかパン!っていうバイトがあったり、ん?って違和感感じてエビになって戻ってきたり、といろいろイベントあったけどフッキングまでに至らずタイムオーバー。
ってことで8mディープのダウンショットで数を釣って、初体験なシャッドテールのただ巻きで釣れて、最後にトランザムで釣れ、とても良い一日でした。この時期に2桁釣れるとはさすがのカリスマガイド&桧原湖ですね(*´ω`*)
本湖ディープロック&シャローゲーム!越冬で数。10月23日桧原湖ガイド!? 高梨ガイドサービス 桧原湖 バス釣り