"久々の釣りはやっぱり楽しかった"
2019年08月30日(金)榛名湖
3匹 天気:曇り~雨 水温:22℃手段:榛名観光ボート
例年8月はバス釣り一旦休止月間ですが、しばらく釣りに行ってなかったので有給とって榛名湖へ。情報ゼロから探すチャレンジをした結果、バスの居場所はなんとなく掴めたけど釣り方は解らずでした!
ゼロからのスタート
そんなわけで情報過多な世の中ですが、何度も書いてるように自力で釣りをする「八郎潟」と「榛名湖」の情報は徹底してシャットアウトしています。なのでこの日の榛名湖も全く未知の状態で望みます。ゆっても業務上、前週に開催された群馬チャプターの結果は目に入ってて、半分がノーフィッシュ、釣った人も多くは1匹っていう厳しい状況のようでした。甘くないぜ!
最後に行ったのがスポーニング後半戦の6月18日。そんで今年はだいぶ寒かったので、果たして季節進行がどーなっていることやら?
とりあえず過去の俺の釣りを読んで復習した結果
・もしかしたらまだ真夏の沖ボイルパターンがあるかも?(←最も期待してる)
・たぶん水が超絶クリア
・5~6mのウィードアウトサイドエッジ+ワカサギがキー
っていう予測とともに準備しました。って、ま、トップ~表層しかやらないのが目に見えてますが。
沖ボイルに期待!
6時10分しゅっせん。天気は薄曇り。完全無風ベタ凪。絶好の沖ボイル狙い日和!
が・・・
時より沖合でもじるけど、バスでもヘラでもなく、なんかコイっぽいんですよね~。エレキ導入後初の沖ボイル狙いなのでめっちゃワクワクしてるけど、それっぽいボイル・波紋・うねりは無し。
ど真ん中あたりに潮目があって、ウィードの切れっ端がちょいちょい浮いてるところがあって、そこだけ生命感あり。でもやっぱり浮いてる葉っぱをコイが食っているだけ。30分ほど湖全域をガン見し耳をダンボにしてたけど何も起こらずノーチャンス。残念!
ウィードでワンチェイス・ワンバイト
沖ボイルは無しってことで、普通の釣りスタート。とりあえずキビアダーを投げつつ様子見。松田聖子の歌に「風は秋色」ってのがありますがまだ「水は夏色」でした。めっちゃクリア。ローライトだけど5mボトムまでうっすらみえるくらいのクリア。榛名湖の夏色です。
で、急深地形のウィードもっさり場所でキビアダーに32cmくらいのが緩くチェイス。食い気なしのただついてくるやつけど、とりあえず4mくらいのウィードでバスを発見。もうちょっと浅い2mくらいに投げたらギルバイトみたいなプププっていうあたりが数回。ギルは最近見ないから小指サイズバスかな?
ボートポジを4mくらいにしてエリアを一通り流してみます。この時点ではまだ無風だったので4~5mにワカサギが浮いててプチプチ波紋だしまくり。ただし警戒してる感じは皆無。
何かが違う→答えは風!しかし・・・
ワカサギプチプチがあるところの4~5mラインを重点的に流してたら、40cmくらいのがキビアダーに向かって湧いてきた!!!!
でも、これもまた食わない感じのスピードと追い方。いるにはいるんだけど、なんか活性が低い感じ? 釣れるときってもんどり打って食ってますからね。チェイスが見える時は何かが違うとき。ルアー云々じゃなくてバスの気分が乗ってない。
「これはもしかしたら風吹いたら食うかも?」
っていうのが頭をよぎった直後!天気の神様があオレの心を読んだ如く突然微風さざなみに!チャンスか!!!
ほんで次のキャストで!答え一発!風とともに気分変わったようで40アップがスーパーバイト!
キターーーーーーーーー
めっちゃ引く~、そしてスピードがはえ~、そしてデケ~
一旦寄せたものの、もの凄い抵抗をされ・・・・
Gone・・・やってもうた・・・
リーダーが妙に細くてビビっちゃった。そういえばこれ、桧原湖で使ったリールだったわ。
ってことでメインロッドのリールをこのまえの琵琶湖で使ったやつに組み換え。これなら50アップも釣ったし負けない!
どんどん風が強まってきた(汗)。まだ波立ってないところへちょい移動し3インチキイロアダーを投入。そしたら、凄い数の群れが!キビアダーの周りに茶色い物体がいくつも!そんで、何匹か食ってる感じの動きをしてるけど・・・え?ん?おおおお食った~
安心のファイトで今度は無事キャッチ!
あぁゼロじゃなくてよかった。
ヤラレキャラだけどどんまい。
よし!今日はこのパターンだ。4~5mのウィードでひたすらアダーを投げる。ま、今日”は”、っていうか今日”も” ですけどね。
今日は楽しい一日になりそう!って思ってたら・・・まさかの暴風にw
予報では終日1mくらいの弱風だったけど、こんときは余裕で4~5m。フットターボがアンコトローラブル!無理!止まらない。
またまた凄い数の群れに遭遇
強風で釣りにならんので山陰の僅かな風裏にエレキで移動。ここらへんあんまり良いもいしたことないんだけどなぁ、って思いつつキビアダーを投げてたら、またまた凄い数の群れが5mラインから湧いてきた!すげーーなんだこれ?15匹くらいいる!俺のアダーをみんなで見てる。でもザ・ダチョウ倶楽部状態。みんなで「どーぞ」「どーぞ」してるw おい、誰か食って~。期待虚しく誰も食わず沈んでった(´・ω・`)
でも、この一件でなんとなく傾向は掴めましたわ。
さっきからバスが湧いてくるのは「急深地形にあるウィード」。壁状のブレイク上に生えてるウィードからバスが湧いてくる。しかも10匹くらいの群れでいる。あとはどーやって食わせるかだなー。
それより、この風、どーなん?止むのかな?一日これだったら釣りにならん。
っていう不安は杞憂で9時過ぎには弱まり傾向に。そしてポツポツ雨も降るように。
FLTトランザムの威力は凄い
風がやんできたので先程のエリアへ戻る。穏やかな湖面になったけどワカサギ達はだいぶ沈んじゃった感じで寂しい湖面に。
かれこれ3時間くらいデスアダーばっかり投げているけど、どー考えても今日はハマっている感じではないんですよね。なんせボイルとか一度も無いし。
ってことで沈める釣り。
このエリアにあるブレイクが最も岸に寄ってるところへ移動しFLTトランザムを投入。昔はウィードが無い7m以深でもたくさん釣れたんですけどね~。近年、ディープフラットではなかなか釣れ無い。トランザムはディープフラットでこそ大活躍するけど背に腹は変えられす、ウィードアウトサイドエッジぎりぎりを狙います。ここはエッジのラインが複雑なので、まーまー大変。着底一発でウィードの餌食になるリスク。でも、ちょっとでも藻に絡めないと釣れ無いジレンマ。
で、3投目くらいで食ったんです。着底から2シャクリめくらいで硬いウィードにかすった感触があったあと、グングンと魚の感触!
キターーーーーーーーー
トランザムやっぱりすげーーーー
で、またまためっちゃ引く~
ラインは16lbsだから余裕なんだけども、なんせトレブルフックだから掛かりどころが心配。特にリフト&高速フォールの途中で食ってくるやつは変なところに掛かっているケースが多い。
3mくらいまで巻いてきたら水がクリアなんで魚が見えたけどリアフックが頬のあたりに1本掛かり(涙)。これヤヴァイやつ。で、さらなるツッコミでヴァレタァ・・・
ボーゼン。はぁぁぁ(´・ω・`)。これが9時45分。朝からいいサイズ2本ミス。はぁぁぁ。逃した魚は大きい、否、大きいから逃げる。
めっちゃ水がきれいなんでスピードのリアクションが効いてると思ってます。FLTトランザムは20gもあるんでフォールが速い。故に思わず食っちゃうみたいな。逆にスレるのも早い印象。なので、同じところに何度も投げるのはイマイチなんです。ってことで、フラット側も狙うもノー感じ。寒さもあって手首腱鞘炎がやばい感じなので、やっぱりスピニングに。
浅いところに小バスがいる!
ちょっと気分転換で2~3mの浅いところへ。そしたら一発で水面モワン!
お友達が元気よく食ってくれた(*´ω`*) そうそう、このサイズでいいんですよ俺は。タックル的にも。ウィードエリアで40アップと戦うタックルじゃないんです基本的に。
10時過ぎたら今度は完全ベタ凪ツヨシに。
ここから湖一周の旅に出発。
2mのウイードに3インチアダー投げたらなんか食った!けど、ぜんぜん引かない!なんだべ?ん?オイカワ?wっていうくらい小さいのが食ってた。
どうやら2mくらいのウィードに去年生まれの7cmくらいの小バスがいっぱいいるようです!!! 良かったよちゃんと育っている!
近年榛名湖のバスはカワウに相当食われてると思われます。ずっと二羽いましたからね。カワウは一日に500gの魚を食べるそう。去年生まれのバスが1匹5gだとしたら一日100匹食われている感じ?一ヶ月で3000匹!カワウ2羽いたら6000匹!あのサイズのバス達がシャローに3ヶ月いたとしたら18000匹!!!ま、カワウがバスだけを食っているとは思えないけど、オイカワに比べたらバスは泳ぎ遅いから、かなりの数食われてると思われます。でも、ボート屋さんの話では最近カワウをみないそうです。良かった良かった。
話を戻して、その後も2mくらいのウィードで20cm弱の恐らく2年魚、そして指くらいのサイズの1年魚をちょいちょい見かけました。無事に育ってくれよ~
ぐるっと回ったけど収穫なし
そんな感じで針がかりしないくらいのサイズはちょいちょい遭遇したけど、それより大きいサイズのバスはなかなか巡り合わない。オカッパリの人をバイパスした関係で全部は見れてないけど、朝のエリア以外ではいいサイズと巡り合わず。念の為、フラットな地形の5~6mアウトサイドエッジもまーまー真剣にやったけど、全然ダメでした。
ずっと外装工事してたマンション!キレイになってた!
朝イチ、ボート屋沖とスロープ沖にワカサギのプチプチがいっぱいあったので、終盤はここらにあるブレイクが寄っているところをじっくりやってみたけど「無」。
で13時過ぎにちょっと雲が薄くなってワカサギが浮いてきた感じあり。波紋がでるように。そこらに3インチアダー通したらスパっとキイロイノが消えた!
キターーーーーーーーーーーー
思わず腰を落として慎重にファイ・・・あれ?軽っw
やっぱり3mくらいだとお友達が釣れるようです。嬉しい(*´ω`*)
で、久々に釣りをしたので疲れちゃった。エレキを導入して依頼、後ろで立って釣りをする時間がだいぶ増えたので、身体的な疲れもあります。でも、なによりも疲れたのが「脳」。6時から14時まで常に頭フル回転。たぶん仕事の時より2000回転は上w レッドゾーンギリギリで8時間回して疲れきりましたわぁ。この話は長くなるんで別途UNITOROに書きます。
ってことで、釣り方までは解明できなかったけど、とりあえず「急深地形のウィードアウトサイドエッジにいいサイズが群れで居る」ってのはなんとなくわかりました。帰宅後、榛名湖チャンピオンにツイッターで採点しもらったらほぼほぼ同じ回答でした。更にDMで細かい場所も伝えたけど、やっぱり同じ群れを狙っていたようですw そりゃ居ても釣るのが難しいわけですね。次回はもうちょっとタックルをちゃんと準備して望みたいです。