"東北ツアーFINAL"
2003年06月16日(月)桧原湖
11匹 天気:曇り 水温:20℃手段:14ft+5ps
そんなわけで3日目。レンタルボートで中流域を釣ることに。結果からいうと、ぜんぜんダメでした(涙)。桧原湖は広いし地形が複雑でとても一日じゃ無理でした。
■宿情報
日曜日の夜だけは事前に宿を予約しておいた。ネットで探して見つけた桧原湖畔ホテル。なんとここはプライベートポンドがあるし、プライベート桟橋もあるらしいのでココに決めた。
ホームページがダサイのと、素泊まり3000円ってことで、ぜんぜん期待してなかった。でも、行ってビックリ!ホテルマンの対応も素敵で部屋も広いしキレイだし。桧原湖が見える広い風呂は24時間OKだし。
部屋からの眺めは↑だし。中央がプライベート桟橋。
本当は、3000円の部屋はレイクビューじゃない旧館らしいんだけど、アップグレードサービスしてくれた。バス釣り人への理解もあるし最高のホテルでした。
ちなみに、気になるプライベートポンドのほうは、前日の朝イチようす見たけど魚っ気が乏しかったので釣りはしてません。
で、朝起きたら8時過ぎ。いやーちょっと寝過ぎたかな?事前に目星をつけていたコタカモリのレンタルボート店に向かう。
これまた目星をつけていた14ftの5psエンジン船を借りる。V12アルミもあったけど、スピードより安定性を選んだ。で、借りる時店の兄さんが「ライセンスありますか?」っていうので、てっきり年券かと思って「ありません!」と言い切った。ら、ボートライセンスの事だった(笑)。レンタルボートで免許の提示を求められたのははじめてだ。しっかりしてる良いボート屋さんだ。
あ、前降り話が長いね。釣れなかったからな。
■月島周辺へ
結局10時過ぎに出船。前日岩井さんに「9時までが勝負ですよ」と言われたのが気に掛かるが、曇天なのでまぁ釣れるでしょうと。さすがに、このボートに5psは遅い。激遅。エレキのみよりはマシか。昨日、岩井さんに案内してもらった時に、良い感じだった対岸20分かけてへ行ってみる。
最初はバジンクランクとハマクルスパイダーで岸を流してようすみ。ショアラインのカバー・地形が複雑で最高に楽しい!投げているだけで楽しい。けど、たまにチェイスがあるけど釣れません。
いろんな地形を試すものの、野尻ほど単純じゃなくて、魚を探せない。こりゃヤバイ展開か・・・。今思えばVアルミでランガンしたほうがよかったかと。
途中からノーシンカーの表層引きに変える。これまたたまにチェイスがあるけど、イマイチだ。エリア全体に魚が薄いのか、レンジが違うのか、釣り方が違うのか皆目見当がつかず。ホームシックに。つーか、最上流部に行きたいけどなぁ、このボートじゃ何時間かかるか。
ちょっとだけ、王道の2~3mワームずるずるフィッシングをやるも、すぐに飽きる。ダメだぁ。参ったね。
月島へ行ってみる。周りにはネスト跡がいっぱい。ちょっと期待。島を回りながら岸際にノーシンカーを投げて表層引き。すると、ブレイク下から湧いてくるようになった。結構深いとこから上がってくるもよう。やっと一筋の光が。
島に続くロック尾根でまぁまぁサイズがヒット。ふぅ長かったな。尾根を見に行くとここもネスト跡がいっぱい。で、50cm近いスーパービッグと出会っちゃった!
■ネスト
直接ネストを狙う釣りはしてないけど、ちょっとこのサイズを見逃すわけにはいかん。トノに「悪いけど、これだけやらせて」とお願いし、ベイトタックルにヘビツネをリグる。
で、スタートから全く風が吹かなかったのに、ネストやる時に限って風が吹いてきた(笑)。そのせいでバスを見失う。しかし執念で再発見しぼんやり見える魚体にワームを落とす。スモールのネストはイージーなので、後ろでトノが「あ!食った!」と叫ぶ。よっしゃー50近いスモール!!!と、思ったら、なにげにトノもキャストしてて、食ったのはトノのワームだった(笑)
でも、上がってきたのは30後半のバス。あれ?入れ替わった?さっきのはメスだったのかな?10cmも縮むはずないし・・・。
■対岸へ
月島を2週ほどしてコタカモリへ戻る。南側の小島エリアへ行ってみる。風さえ吹けば釣れると思うんだけど、あいかわらず無風~微風。悲しいなぁ。島の岬周辺をジグヘッド早引きで狙うがイマイチ。もういいや、好きな釣りをしようってことで、ひたすらハードベイトで流す。
やけくそ。投げているだけで幸せだ。あーぁ。
とはいえ、結構反応はある。トノは朝からミノーばっかりなげてるけど、X-70のトゥイッチに狂ったようにマメが湧いてきたりして楽しい!
俺も、SRminiのバジングで釣ったり、阿修羅で釣ったりと、おぼろげながらなんか見えてきた。が、帰着時刻が迫る。焦りつつも、島の本湖側の微風が当たっている側の岬をエレキランガンしポツポツながら釣った。
ラスト30分はトップ投げまくりで、極小を2匹ほどゲッツ。いやー乗ってきたぞーってとこで17時。タイムアップ・・・。あーこれからなんだけどね、レンタルボートはこれがツライんだよね。
■凹む
ネストの釣りをするか、王道である3m前後でサターンのスプリットなんかでスローな釣りをすれば、アベレージサイズがいくらでも釣れるという。昨日の午後はそれに近いことをやった。なので、今日は「楽しい俺の釣り」をやり通したんだけど、結局釣れないので「あんまり楽しくない俺の釣り」になっちゃった。
ボートをあげるときボート屋の兄さんが「どうでした?今日は皆さん数釣ってますよ!」っていう。「いやぁ(王道の)釣れる釣りしてないですから、数は・・・」って言ったら「お!サイズ狙いですね!」って・・・。サイズも極小なんですが(涙)
で、横にいた人に声をかけられる。その人は2人で80本くらい釣ったらしい!。うひょー。しかも、シャローの表層早引きで。これには凹んだ。ワームずるずるなら、どーでもいいんだけど、釣り方的に俺らと一緒なんだもん。
その人はだいぶ桧原湖に通っているらしく、まぁ初めての俺らがそう簡単に釣れないのは解っているけども、圧倒的な釣果の差に愕然。
でもよくよく話を聞くと、9時頃まで雨だったり風があったりして、最高に釣れたらしい。10時に出船してる時点で俺らはダメダメな訳だ。
しっかし、やられたな桧原湖には。絶対リベンジするぞ~。次は絶対に早起きするぞ~。っていうか、80本釣った人にガイドしてもらいたいです(笑)
Mt’sシャッドのミネストで
SRminiバジングで
阿修羅のツィッチで
スモールの顎裏にある点々。これが妙に気になった。なんのためにあるんでしょうか?