"初ネコ!"
2008年07月01日(火)水郷
11匹 天気:曇りのち晴れ 手段:岸
北浦ゴーマル
道中「夕飯賭けてサイズ勝負でもしますか?」と本場さん。「・・・・・。オレ、高確率で一投目で45アップでるピン知ってるよ」ってオレ。「じゃ辞めましょう」本場さん。
そんな訳で朝イチは北浦へ。現場に着いてみたらさすが水郷!意外に寒い。短パン+Tシャツだときつかったのでレインウエア着てゴロタ場からスタート。ボラがちょっとだけ居たけどバスの反応ナシでガックリ。いつもならとりあえず釣るために水門とかマンメイドの小場所をまわるけど今回はそれをやらずに次へ移動。とはいえ、せっかく通りかかったので一投目で高確率で45アップが釣れるピンへ立ち寄る。
社交辞令で「先に撃っても良いよ」って言ったら「いやいや、オレはいいですよ。見てますよ。」って言って立ち去った本場さん。オレはピンを撃つためにタックルを準備。そしたら「来た!デカイ!」
って、投げたのカヨ!しかも、ド・ピンを。
しかもデカイし。パット見48くらいのバス。でも、妙に下あごが長い猪木バス!思いっきり口閉じで計ったけど、ジャスト50cm!年間いっぱい(米国で)50アップ釣ってるけど、関東での50アップは10数年ぶりらしく、かなり喜んでた。嬉しいやら悔しいやら!ま、この後、オレも撃とうと思ったら思いの外、カバーが濃くて、オレが用意してたノーシンカーじゃ撃ちきれなかった(彼はテキサスリグ)ので、まーヨシとしましょう。
そんなわけで2匹目のドジョウはだいぶサイズダウンorz。もう一箇所やって鰐川方面へ。過去に行ったことあって、オレが釣ったことなくても、季節が違っても、同行者が釣った事あるような場所を片っ端から回る作戦です。
トラウマの鰐川テトラ
有名ポイントの鰐川テトラへ。ここはバスブームの頃から何度も来たけど、いつもオレには釣れない。テトラの釣りが苦手になったのはこの場所のせい(笑)。近所の川のテトラが嫌いなのも、この場所のせい、海の堤防に釣り行ってもテトラが嫌いなのもここのせい。そんな訳で今日こそ苦手意識を無くすぞ!
とりあえず水路を覗いたら50アップが泳いでいたのでセンコー投げたら一撃!
そんな事よりバスです。テトラ撃ちです。ひたすらフリップしまくり。上に居る?中?ずっと奥?外側?ってか、バス居るの?ボラッコはいっぱい居るんだけどなぁ。エビもチラホラ居るし、良い感じなんだけど・・・・。
すると、反対側から撃っていた本場さんに呼ばれる。釣ってる!
痩せているけど、キレイナバス。色も緑っぽいし。50cmと同じくデスアダーホッグのテキサスで結構奥(下の方)まで入れて釣ったらしい。なるほどねぇ。彼が釣った方へ行ってみると、テトラのカタチが変わって、四角いブロックみたいになってた。こっちの方が、なるほど撃ちやすいのね。釣る気マンマンで撃ったけどやっぱりオレには釣れない!トラウマ増幅しただけでした。
そのまま下って、ナサカとの合流部へ。ここらへんまで来たら滅茶苦茶水がキレイでビックリ。全体的に青緑っぽい水色。浅いところはボトムが丸見え。ここは広く探ろうと、スピナーベイトで。ちょうど微風が吹き始めた。水門の前を通してグっとヒット。初投入のロッドで初フィッシュ(嬉)
そのまま勢いに乗って100mほど歩くもなにも起こらず・・・・。
今月号のルアマガにも出てた↑HIGETEXZ!
この後、このHIGETEXZ側にも行ってみる。過去に良く釣ってたヒトがいた。オレは釣ったこと無い。やっぱり今日もツレズ。深いし、流れが効いてるし巻いているしで良い感じだったんだけどねぇ。
ナサカのトップ祭り
ナサカ方面へ。むかーし、シャッドが大炸裂したとこへ。ここも今月のルアマガでセンドウ兄が釣ってたとこ。ここも水が滅茶苦茶キレイ。そして無数のボラッコの群れが居て、頻繁にフィッシュイーターに襲われてた。それは、まるっきり去年秋の青森の堤防釣りの時と同じイナッコの状態。
で、バジンクランクの速引きで本場さんがキャッチ。
続けてもう1本!って、思ったらなんとセイゴ!
羨まし~。ここはビーフリーズかCD7か?マジでオレも釣りて~。
で、よく魚を見てると、イナッコの群れがある場所に差したとき、バス?セイゴ?に襲われるっぽい。でも、沖でもボイルっぽいのがあるし、それとは別にボラの成魚も跳ねるしで、慌ただしい湖面。西湖のボイル祭り、モグラ叩き状態を思い出して超楽しい!石積内側でも頻繁にイナッコがエスケープアクショニング!観察してたら、襲っているのは子バスみたい。水が綺麗なんで見えるんです。マッチザベイト的にはフラッシュトリックス2インチか!って感じだけど、ベイトロッドなので、とりあえずビーフリーズ65とサミー65投げたけど、そうこうしてたらボイルが終了~。それと同時に青空が。
ちょい移動し風が当たり始めのタイミングで小さい水門へ。奥へスピナーベイト投げて外側へ引いてみる。で、ピックアップ直前にまぁまぁ良いサイズがバイト!してきたけど、ラインが出て無さ過ぎで乗せられず残念!
そんなこんなで、11時。もうこの時間になったらすっかり青空。イベントも激減。
例のYDURの釣り
さーて、次はどーすっかなー。って事でうろ覚えの記憶を頼りに数カ所の大場所・有名場所回ってみるも駄目。晴れちゃった事だし、ここはスピニングで癒されるか。ってことで、今期大人気な例の釣り場へ。春のスーパー子バス釣りと同じ釣りをしてみる。10匹釣って2~3匹良いサイズが混じるかな?混じったら午後から本格的にここをやろう。
春と同じ釣りをしたら同じく釣れる。いくらでも釣れる?
6匹まで簡単に釣れた。けど、6匹目でマイクロクローラーが底をついた。クルマに戻ればもうワンパックあるけども、ってか、とりあえず6匹釣ったけど、良いサイズはゼロ。
スピナーベイトをちょっと投げて何も起こらずクルマで待っていた本場さんに、子バスならいくらでも釣れる事を告げた。ドンビキされると思ったら「マジすっか!」って滅茶苦茶食いついてきた。スモラバの練習をしたいらしい。なので、オレが撃ったラインをもう一度流してもらう。オレは逆側をクランクで。なにも起こらず・・・・。本場さんの様子を見に行った。米国な彼にこんな釣り出来るのか?って心配したけど、さすが、上手い人は何でもそつなくこなすのね。「釣り堀みたいで楽しいっすね~」って喜んで貰えた。オレももう1匹子バス追加。やっぱりまともなサイズは、場所が違うのか、釣り方が違うのか。たぶん前者?ってことで、さっさと移動。
ビッグフィッシュ2本!
昼飯休憩後、本場さんはダウン。ここから一人で釣り。一通り巻いたり撃ったりしたけど駄目なんでスピニングでマッタリ。
やっと釣れたけどチャイチー。ま、いいや、次のホットスポットに期待。強風に負けずJHをキャストしてミドスト気味に引いてたらコンっと良いバイト!フッキング。来た~っ。こりゃデカイ!40後半は間違いなし。ひょっとして50アップ?超ドキドキ!したのは、最初の30秒。
なんか、ヒキが違う・・・。ブラックならそろそろ上がってきてジャンプとかするんでね?って思うけど、横へ横へ走る。コイとは違うし、コンって当たったからレンギョのスレじゃないだろうし・・・・。
そーなんです。霞水系名物のアレです。きっと。アレに違いない。ナニゲに、オレ、今まで1回も釣ったことナインです。管釣りで1匹だけ。だから、まさか、こんなにバスみたいなバイトで食べるとは知らなかった。そして、こんなヒキだとは知らなかった!
そんな訳で野フィールド初キャット(祝)。嬉しいんだけども、ペンチでJH掴んでリリースしたらJHが殉職。唯一の3/16ozが無くなった。風強くて1/16ozだとノー感じ過ぎ。なので久々にツネをリグる。Uターンして一番ホットなピンへ遠目からキャスト!で、着底許さずでブラックヒット。
さっきのと同じようなサイズ・体型。ちょっと時期を外しちゃったかなー。
でも、ま、スーパーホットスポットなので角度を変えつつしつこくキャスト。そしたらまたまた中層スイミングで良いバイト!そして、さっきと同じようなヒキorz
琵琶湖の55cmと同じタックルですが、残念ながらあの時のバスよりヒキが強い!リュウロンがこんなに曲がったのも初めて。いやいや楽しいなキャットも。
この場所10年近く通っているけど、初キャットです。去年釣りビジョンで晒されちゃって、相当叩かれるっぽいのもあるんだけど、それよりも、一級スポットでキャットが釣れちゃったのは結構ショックです・・・。もうここも終わりかな~残念!
クリアレイクかよ!
この後利根川と黒部の合流部へ行ってビックリ。水がクリア!水門周りはボトム丸見え。12lbsフロロに黒いワーム投げているのが虚しい程。ってか、ホントはカバー撃ちしようと思ってきたのに、西湖かよ!てくらい岸際がクリアで丸見え!いやー参った。そんな訳でさっさと退散し、北上しながら何カ所か回ったけど駄目。本場さんが起きて最後にバズで1匹釣ってたけどオレは午後良いところ無しで長い長い一日が終了。たぶん同じコース、同じ釣りを一ヶ月前にやっていたら、もうちょっとだけ釣れたと思うんですけどね。ともかく午後イチののスピニングの数釣りはおいといて、いつもとは違う釣り、違う場所がメインだったんで、なかなか面白い一日でした。いつも、シーズンオフしかオレと一緒に行かない本場さんが「一緒に行ってこんなに釣れたの初めてですね」って言ってたし(笑)。