"悔し~っ"
2008年07月05日(土)山中湖
1匹 天気:晴れ 手段:岸
夕まずめは楽し!
大会後でお疲れのおーばさーんを無理矢理誘って西湖でなく夕方の山中湖へ。なんとなく、フラットの巻く釣りをしたくて。
入漁券購入&情報収集のためセンターフィールドへ。最近放流されたらしい。放流魚はチョット・・・。地バスは、ウェーディングしないとオカッパリでは厳しいだろうって。想定内のお返事。でも、大丈夫。ボートの人が近寄れない激シャローにバスが居る(はず、特に夕方)。とりあえず入漁券の元を取るために放流場所へ位って2~3匹ペレット君を先に釣っておこうかなぁっても思ったけど、せっかく来たので対岸へまっしぐら。
路上からバスを探す。んが、ウェイクボードの引き波で激濁り。なんも見えません。20cmくらいのオイカワが波に揉まれているのがチラホラ。腰まで浸かったウェーダーマンが数名。さすがに良いところにドンピシャで立ち込んでいますねぇ。そんな訳でサイトは諦め長池方面へ歩きながら巻物勝負!まだ18時前なんで、釣れる気が起きず、とりあえずヨサゲな場所を探しつつ止まらずに投げて巻いて。
で、ゆるーいワンド状の地形。水の流れが複雑で水面の波の変化が凄い。そんで、ワンド奥には石が点在。その周りにコイ。その横に小さいベイトの群れ。不思議なことに、そのベイトの群れは、そこだけでキラキラしてた。怪しい!
その先にもウェーダーマンが居たので、とりあえずここで足を止めて様子見。依然ウエイクボードが右往左往してて波が止まらない。自然の風もじゃっかんアリ。これらが止まるのを待つわ、私まつーわ。で、右側のゆるーい、岬状のところで、沖から20cmくらいのオイカワがピョーーーン ピョーーーン ピョーーーン ピョーーーンって岸へ突撃。まぁまぁ良いタイミングでサミーを着水させることができたけど、駄目でした~。残念!
ここで、遅れて歩いてきたおーばさーんが追い付いた。「今、あそこらへんでフィーディングしてた。たぶん、あの沖に岩とかあって、そっから出てきた」って言った。ら、さすが、おーばさーん。「あのヘンにエリ跡っぽいクイがあるんだよ」って。なるほど!そーゆーことか。そーこーしてると、ウェイクの波がだいぶおさまった。良い感じに日差しも陰る。
この、夕まずめの、刻一刻と変化する状態が大好きなんですよ!日差し・風・波・魚の気配が次々変わるのを感じるのがとっても面白い。夕まずめオヤジにとって最高のひととき。釣れればもっと良いんだけど!
で、さっき追われていたオイカワがずいぶん大きかったので、久々にウオデス乙を投入。さっきから小さいキラキラしたベイトが溜まっているとこを通して、波の濁りとの境目あたりまで来た時!
ゴン!
ってもの凄い衝撃!自分的には良い感じと思ったタイミングでフッキング!重みがロッドに・・・乗っ・・・・・
ドバババーーーーンって宙返りジャンプするデカバス!
乗ってなーーーい・・・orz
いやーデカカッタ・・・
スーパーガッカリ!
えっと、実は、狙い通りのコースで食ってきたのは良いんですが、実は、リトリーブしてて「あーこのコースは駄目か。やっぱしさっきボイルしてた岬側のコースを通すのが正解なんだな」って心の中で思った瞬間に「ゴン!」って来たんですよ。まさに気が抜けた瞬間。食ってきたのは岸から3mくらいの膝下水深くらいのところ。じぶんなりに、ピックアップ体勢に入ろうとした直前のバイトでした。やっぱしオレの殺気はスゲーぜ!だから釣れないんだ(笑)。
その後も、一発魚体に触れた感触があったけど、なんとなくコイっぽかった。
で、岬側をやっていたおーばさーんにヒット!「デカイ」とか叫んでいたので、期待して寄ったら・・・
ちっちゃ。しかも放流じゃんかよ。ずいぶん派手なロッドワークでやりとりしてたけど。
いやーでも羨まし!
19時になり、来た道を戻りながら釣り。波もだいぶおさまったのでバズベイト。で、小さい桟橋の横に当てながら引いたらヒット!狙い通り!おーばさーんのとこで放流が釣れるのなら、この桟橋にも絶対付いてると思った。
バズを喰ったのは良い子だ。しかも、小さいのによく一発で乗ってくれた。アリガトウ!放流万歳!入漁券の元は取れたよ!ってか、ナニゲに、新品同様のマッドペッパーマグナムとオモリが無い状態のマーカーブイを波打ち際で拾ったので、結構モトはとったんですけどね!
そんなわけで、昔昔、山中湖に居候してた頃にも、夕方の釣りはよくやってたわけで、その後の河口湖在住でも毎日夕方西湖の湖畔に立ってた訳で、やっぱし面白いですよ夕方は!あの変化がタマンネー。ってか、それより、あのバラシが夢に出てきそうな程悔しーっ。釣れた魚よりバラした大きい魚の方が記憶に残るんですよね~。あー悔し!