Insight Map Creator
インサイトマップクリエイターとリーフマスターでグーグルアースの衛星写真を重ねる2:応用編

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※このぺージはInsight Map Creator/インサイトマップクリエイターとリーフマスターでグーグルアースの衛星写真を重ねる(以降、基礎編と表記)の応用編です。多くの操作はそのページのを継承しているので、このページではざっくりした手順のみ解説しています。またリーフマスターの使い方もある程度はできる人を対象としています。

準備するものと成果物

  • 過去の衛星湖底写真など
  • リーフマスターV1.8
  • インサイトマップクリエイター

成果物は以下ようなローランス魚探に衛星画像などのビットマップファイルを表示させるためのAT5ファイル。

 インサイトマップクリエイターとリーフマスターでグーグルアースの衛星写真を重ねる2:応用編 の写真

基礎編ページとの違いは「等深線マップが無い」です。過去に一度も行ったことが無い釣り場に行く時に「等深線マップは無いけど、衛星写真でなんらかのヒントを得たい」というケースで使えるかもしれません。上の写真は貯水前の千葉県高滝ダムです。有名ポイントであるスロープ前~赤い橋下に斜めに通るロードベッド(旧道路跡)がはっきり解ります。実際に高滝ダムで釣をする時に、自分のローランス魚探にこの画像が映れば素敵です。

昔の写真をコピーしてGoogleアースでKMLファイルを作る

作業手順は基礎編と同じです。

Googleマップを使って過去の地形図や空中写真を見るページで1990年の高滝湖の赤い橋周辺を表示し画像をコピー。元の解像度が低いのでフォトショップで横幅1200ピクセルにリサイズ。

 インサイトマップクリエイターとリーフマスターでグーグルアースの衛星写真を重ねる2:応用編 の写真Googleアースに写真を読ませて位置合わせしKMLファイルで書き出し。基礎編のときよりは慎重に位置を合わせました。

 インサイトマップクリエイターとリーフマスターでグーグルアースの衛星写真を重ねる2:応用編 の写真

インサイトマップクリエイターでAT5を生成

インサイトマップクリエイターを起動しラスターモードに。今回の小ネタとしてローランス魚探で表示されるマップ名の変更も行う。

Advanced Options > Atlas Options > Atlas Description... をクリック。

 インサイトマップクリエイターとリーフマスターでグーグルアースの衛星写真を重ねる2:応用編 の写真

Atlas Descriptionという小窓が出てくるのでそこに M=マップ名と入れる。

 インサイトマップクリエイターとリーフマスターでグーグルアースの衛星写真を重ねる2:応用編 の写真

ここで入れたマップ名がローランス魚探に表示される。試しに日本語を入れてもOKだった。このオプションを設定しなければ、通常通り「LOWRANCE」マップとして表示される。

ResolutionsはMinを0.25、Maxを1にして「Build」。これで_3DTexture_1.at5、_3DTexture_1D2.at5、_3DTexture_1D4.at5の3ファイルがBoundAT5sに作られた。

リーフマスターに画像を読ませる

分かりやすいように真っさらなtestプロジェクトを作成。なんのデータも無い状態。

※作業途中で何度も世界地図に戻ると思いますが、そこは頑張って高滝湖に戻ってください・・・

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testプロジェクトに先程つくったKMLファイルをイメージオーバーレイとして読み込む。

※Contourビューにすると写真が見えなくなるが、OverlaysでBackground Overlaysにドラッグすれば見れるようになる。

 インサイトマップクリエイターとリーフマスターでグーグルアースの衛星写真を重ねる2:応用編 の写真

この状態でユーザーマップを作ってAT5に書き出しするとエラーになる。

Application error

Unhandled Exception

 インサイトマップクリエイターとリーフマスターでグーグルアースの衛星写真を重ねる2:応用編 の写真

で失敗する。なぜなら等深線やショアラインのデータが一切無いため、なにを書き出して良いのかリーフマスター(インサイトマップクリエイター)が困っている状態。

なので「ダミーで一本線を引く」

プロジェクトビューのDefineMapモードに戻って画面上部のペンアイコンをクリック。そして、写真の隅っこにちょっとだけ線を引く。

 インサイトマップクリエイターとリーフマスターでグーグルアースの衛星写真を重ねる2:応用編 の写真

地図を右クリック > Add to map... All components > New User Map...で ユーザーマップを作る。

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ユーザーマップ画面で右クリック > Write to file

 インサイトマップクリエイターとリーフマスターでグーグルアースの衛星写真を重ねる2:応用編 の写真

あとはいつものようにAT5ファイルで書き出し

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今回の作業で出来上がった4ファイルと1フォルダ

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BoundAT5sとat5.xml、Large.at5をSDカードにコピー

ローランスGPSで開いてみる

SDカードのチャートを読み終えるとインサイトマップクリエイターの Atlas Description..で指定したマップに切り替えるかどうかの質問をされるので「はい」をタップ。下図のtakataki_pho..がそれ。

とえいあえずLowranceマップで該当箇所を拡大してみる。すると、先程ペンで書いた線が表示されている。

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この状態でマップを切り替える。

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完成!

かなり拡大した図。

 インサイトマップクリエイターとリーフマスターでグーグルアースの衛星写真を重ねる2:応用編 の写真

鳥居スロープ沖の道路跡もご覧の通り。

 インサイトマップクリエイターとリーフマスターでグーグルアースの衛星写真を重ねる2:応用編 の写真

写真がうまく表示されない場合は基礎編を穴が開くまで読んで下さい。

基礎編のは「んな事いっても実釣の役には立たない」と思う方が殆どだと思われますが、今回のは釣果に繋がるかもしれません。

memo

この例ではインサイトマップクリエイターのAtlas Descriptionオプションで写真ファイルを別のマップとして分けています(Lowrance機のチャートオプション>チャートの切り替え)。M=の指定をしなければ普通に「Lowrance」マップと混合可能です。

本例は写真が一枚のなので問題無いと思いますが、たとえば遠賀川全域の旧護岸写真など広域になるとローランス魚探側の負担が増大するものと思われます。なので、Atlas Descriptionオプションで写真を分けることにより、基本は「普通のマップ」、ここぞという場面で「衛星マップ」に切り替えられるのがAtlas Descriptionオプションを使うメリットです。

関連ページ

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