昨日のテレ東WBSでちょうどミュー720SWを取り上げてました。メーカー的には防水よりも「落としても大丈夫」ってのが売りみたいです。一般的にはそっちをアピールした方が売れるんですねやっぱり。恐らく発売と同時にスタパさんが「クリック！」するものと思われるので、レポートを楽しみにしておこうっと。

今日はウチで飼っているハゼ（たぶんヌマチチブ）の話です。一昨年の初夏、西湖で30匹くらい網ですくって来て、事務所の60cm水槽に20匹くらい、家の小さい水槽に残りを入れました。何回か書いてますが、この魚は本当に暴れん坊。西湖なんかでは岩場にウヨウヨびっしり居るくせに、水槽に入れるともの凄い縄張り争いが始まります。何年か飼って得た結論は「60cm水槽に1匹が限界」ってことです。そんな訳で30匹飼っても、次々と姿を消します（可愛そうなのでもう追加は辞めた）。最初の数ヶ月のサバイバル戦で生き残るのは２～３割くらい。

家の小さい水槽は、半年後に３匹になりました。その3匹はさすがに個体として強いようで、どんどん大きくなっていつも仲良く喧嘩してました。が、その3匹も遂にすべてお星様に・・

誰も居なくなった悲しい水槽。

と、思いきや！石の陰にウナギのように隠れているヤツを発見。オレもヨメもその存在に3ヶ月ほど全く気づいてなかった。最後まで残った3匹の半分くらいの体重。色は真っ白。エサを殆ど食えてないようで、サヨリみたいに細い。その姿から我々は「エンピツ君」と名付けた。

サイパンの横井さん（古っ）並に岩陰に隠れてサバイバルを生き抜いたエンピツ君の弱者の知恵に感動しました。

そのエンピツ君、今では一軒家に独り暮らし。長さも太さもすっかり一人前。



水槽の横を人間が通るたびに、水面まで上層してきてエサをねだってトップに出まくりです。

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