ねこじゃらし的なオモチャで猫と遊んでいると、バスに似てるな～って思うことが度々あります。間のとり方とか、エスケープアクション・チラ見せに興味をもつところとか。

まったく猫は可愛いぜ。

で、そんな人間が動かすオモチャで釣られちゃう一方で、静止状態のものでも異様に興奮するのが「ファー」ものです。

最近のうちのネゴのお気に入りというか目の敵にしてるのがコレ。

毛のついた小さいポーチ。明け方になるとこれをいたぶっているｗ　くわえて家中を走り回ったり、俺の枕元にくわえて持ってきたり。

写真とったときはOFFモードなんでまったりしてますがONになったらけっこう野生動物モードになるんです。

これ以外にもコートの襟のファーとかも大好き。ほとんどの猫がそうだと思います。

で、うちのデブ猫は生後間もない時だけ夜間外にいたけど、その後はずっと家にいる訳でネズミとかの小動物を生で見たことがないはず。

なのにそれっぽい物体には異様に反応するのはやっぱり遺伝子レベルで知っているんですよね。

ペレットしか食べていないバスがハードルアーに反応する・・・のは、極端な例だけど、野生のバスだって彼らの一生のうちに目にする餌ってそんなに多く無いと思う。自然豊かな川ならともかく、山上湖なんかだともともとはプアですからね。

なのに、ハードルアーや餌とは程遠いワームに反応するのは、やっぱり本能を刺激するナニカがあるんですよね。

カットテールが出す「何か」とかロボワームが出す「何か」はきっとバスの本能を刺激しているに違いないと猫を見ながら思った十五の夜。