アラバマリグについて
そんなわけで今のところ総キャスト時間数時間・釣ったバス数匹のオレですけどアラバマリグについて、色々と言われていることに対するオレの感想などことを書きます。来年もっと経験を積んだら、今書いていることは全然違うくて「恥ずかしっ!」ってなっちゃう可能性もありですが、そんな事は日常茶飯事なのでw
集魚力のこと
集魚力が凄いという触れ込みですが、そこは謎です。確かに凄く釣れるとは思うけど、出始めの頃のビッグベイト並の集魚力があるんでしょうか。この前の琵琶湖は泳がせた水深が深かったのでチェイス等は一回も見れずでした。初日は北のけっこうクリアな浅いレンジで投げたけど時期的にその水深に魚が少ないようでその時もチェイスはゼロ。ってことでバスがシャローに居るシーズン、表層近くにいるシーズンがとっても楽しみです。
ディープレンジを楽々キープ!
なにげにオレ的にはこの点が一番気に入ったというか、他には出来ない芸当だなーって思った。この仕掛には揚力が無いんですね。浮き上がろうとする力が全く働かない感じです。去年も11月下旬に琵琶湖の南湖で釣りをして4mくらいのウィードがまーまー抜けているところで釣りをしたけど、3m強から4mのボトム近くをいい感じに水平に引けるルアーってあんまり無いんですよね。去年の琵琶湖ではハイパーFジグのウエイトを3/4ozか1ozまで落としてようやくいい感じに4mラインを通せた感じです(オレの手癖巻きスピードでは)。スピナーベイトとなると3/4ozでスローロールしても4m近くをいい感じに引くのってまぁまぁ難しいですよね。スピードも遅くなるし。
と、前置きはこれくらいにして。
このアラバマリグだと自分が思っている以上に泳いでるレンジが深いんです。ボートっぺりまで来ると、感覚的には真下から上がってくる的な。
1/16oz×4 スタッガー3インチ センター1/4oz スタッガー3or4インチのセッティングでもだいぶレンジが深い。
ジグヘッドをもっと重くしたら5~6mもいい感じに引けそう。けどキャストが大変そうだけど。更にもっと重くしてディープをドラッギングすれば新境地が開けそう。
っても、これはセッティングや巻きスピード、もっといえばギア比でも変わることなので一概にどーこー言えないけど、少なくともオレの巻く感じだと、他のどのルアーよりもいい感じに深めを水平にいい感じに引けるルアーでした。
ちなみにバイトの殆どはボートっぺりまできてからの軌道変化のタイミングでした。これは他のルアーと似てますね。
魚体に刺さる確率は?
針むき出しのJHが5個ということで魚体に傷つけることへの懸念があるようです。これは実際のところどーなんでしょうね。実はこの前釣った数匹のうち1匹だけ他のジグヘッドがボディーに刺さちゃってました。ただし、刺さったのはネットランディングの時でした。普通にヒット~ファイト中に刺さりまくる事はそう多くないと思うんですが・・。実際はどーなんでしょうね。ネット入れの時に刺さる可能性はアリアリですね。とはいえ、あれをハンドランディングするのは怖い!
もっと数を釣らないとなんとも言えないけど、魚へのダメージって意味では、トレブルフック3つついてる大型ミノーのほうがよっぽど・・・。ここであえて商品名を出すのはちょっとアレですけど大好きなルド・・なんて、その大きさゆえあちこちに刺さりまくります・・・。(トレブルRBってのもあり)。フックポイント5個vs9個・・・。
あと、釣った数匹は全てフックの刺さりが浅かったです。みんな唇に掛かってました。2匹はランディングした時点でフックが外れてたし。構造上、そんなに口の奥まで入らないってか、わりかし唇に掛かるリグなのかなーって感じなので、ワームを飲まれて出血・・・なんてリスクはライトリグより格段に低い感じに思えます。
ラインブレイクの可能性
これは十分きをつけないとダメですね。同船したKさんはキャストで高切れしてました。ナイロンライン20lbsがあっさりプツリ(まーまー古そうなラインでしたが)。キャストの時、先端から2mくらいまでってもの凄い負荷かかりますよね。かなり重いんで。摩擦も凄そうだし、ナイロンだとキャストごとに伸びちゃって、いずれ限界がきそう。フロロも程度の違いこそあれ気を付けないとですね。
あと、GOEさんの話では、ファイト中に金属パーツにラインがスレて切れることもあるそう。スイベルとか。あと、自作の人はワイヤーの付け根の部分をちゃんと処理しないとラインが股に挟まって切れることもあるみたいです。
本家のHPにはPE50lbsとかって書いてます。けど、そこまで太いPEだと、いざとなったときけっこう大変ですからね。怪我、ロッド・リールの破損・落水なんかのリスクも。
ってか、どんなルアーでもラインに細心の注意をはらうのは一緒ですね。
自作品
GOEさんとKさんが2人で自作について超盛り上がっていました。
が、なんとなく「ってか、本家のセッティングがベストなんでね?」ってオレは思います。アームの数を減らすとか、センターだけ長くするとか、ワイヤーの硬さ・長さをあれこれ変えるとか、ヘッドは不要だとか、色々流派があるようですが、実際のところ・・
ホンモノのそれがベストでね?
って気がしないでもないんですけど、どーなんでしょう?
周りの4本のアームは硬いほうが、掛かりは良さそうだけど、実際はある程度クッション性があったほうが乗りやすいのか?等々色々妄想はするけど、ぶっちゃけ元祖のそれがベストなのでは?
まーホンモノは見たこともないんですけどw
んだけども、あれこれ妄想しながら自作するのは超楽しそう。
気になりだすと気になるパーツのカラーとかワームの動き
初日は北のまぁまぁクリア(河口湖くらい)なところで投げました。天気は薄曇り。それくらいの水だと、アームのキラキラが気になるんですよね。目立ちすぎ。そして、たとえばアメリカ製の塩なしシャッドテールだと、ボディー全体がバタバタ暴れて、なんだか不自然な感じ。スタッガー、ワンナップの塩入りで、もともとノーシンカーゆっくり引きでもちゃんと泳ぐ設計のやつだと、ボディーの控えめロール+尻尾のピロピロが超いい感じに。
けど、翌日の南湖とか夕暮れローライトだと、逆に大人しい系のはアピールが足りないんでね?的な不安を覚えることも。スタッガーで普通に釣れたけど。
ワイヤーのピカピカは気になっちゃうので、そのうちグリパンのワイヤーバージョンとか出たりして?あと、アメリカ製のは艶消しブラックのスナップスイベルが多いですね。日本のメリーGなんかは銀色。
キラキラ・バタバタが効くこともあれば、地味でナチュラルなのがいい時もあるんでしょう。そーなると、リグ1セットじゃ足りなくて3~4セット持ち運ぶはめになるんでしょうか?収納が超大変!
JHの供給不足が困りごと
どー考えてもジグへッドはDEPSのスイミングヘッドがベストです。ロングシャンクで太軸で1/16ozってのは、ありそうで無いんですよね。デプスほど太くはないけど、グランのローリングヘッドもまーまー太いし1/32ozまであるので、特大でも来ない限りは大丈夫ですかね。本体は今年中には供給されると思うけど、なにげにジグヘッドが一番困りそうです。アメリカ製をざっと見ても、1/16ozってのは無いんですよね~
ともかく来年の春
幸か不幸かこの一大盛り上がりが来たのがシーズンオフ直前。本格投入される来年の春には一体どんな驚きが!?既に芦ノ湖ではスモラバ+ポークの驚きセッティングで釣っている人もいるし。全国のアングラーがあれこれ試してきっと凄い事が起こるでしょう。今から楽しみです。
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