八郎なんかでライギョが釣れちゃったときの心構え

2013-07-05   

そんなわけでナマズ・ライギョがけっこう増えた八郎潟。フリップしようがシャローで巻こうがディープクランクしようがどこでも釣れちゃいます。特にアフター回復したライギョはバスと同じようなところを好むので、この先はもっと釣れちゃう可能性があります。バス釣りしかしない人はバス以外の魚を触れないって人がかなり多い上、あの独特のルックルなので「ぜってー触れない」って人もかなり居るみたいですが、彼らも必死に生きているので、万が一釣れちゃっても、優しくリリースしてあげましょう(・ω・)ノ

ルアーつけたままラインを切るなんて言語ドーダンです!

見た目が怖い・キモいとか思われがちですが、つぶらな瞳でとても可愛い魚なんですよ!

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ま、俺も最初の2~3年は無理でしたが・・・

そんなわけで、八郎で釣りをするにはまず「ランディングネット」「大きめのプライヤー」は必須です。雷魚の口をあける「マウスオープナー」ってのもあったほうがいいです。

外し方はかかり方によって色々あります。

まずはワームフックの時。↓こんな感じでフックが外に出てる場合は比較的カンタンです。

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ボートッペリまで寄せてから、フックの掛かり具合(刺さっている方向)をよく確認します。そして長めのペンチでできるだけフックの真ん中より奥側(ラインアイじゃない側)をはさみます。この時、ラインは素手で持っているとちょっと危険ですが、ロッドを曲げたまま寄せていると大暴れされてロッド破損の危険もあります。なので、タオルなんかを介してラインを持つのがいいかもです。オレは慣れているのでラインをそのまま掴んでます。

で、うまいことペンチで挟めたらフックが抜ける方向にちょっとだけひねります。寄せた直後はなにげに大人しいライギョですが、ひねった直後に爆発します。その爆発のパワーを借りて外す感じです。

爆発したとき、かなりの衝撃があるので、ペンチを水に落とさないように注意してください!

なので、本当はボートっぺりで外すのではなく、ネットに入れてボートの上で外すのがベストです。ただし、魚へのダメージって点ではボートっぺりリリースがベストだと思います。

次にプラグの時

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ここまで掛かってしまったらボートッペリで外すのは困難なのでランディングネットを使ってボートにあげます。

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ボートシーバス(バーブレスだから)でよくあるんですが、ランディングした時に魚が暴れる->他のフックがネットに絡まるー>そのまま魚が外れる、ってのもけっこう多いです。この写真のときもそーでした。

はずれなかった時は、バス以上に慎重にフックの刺さり具合を確認して長いペンチで外してください。

このとき、しゃがみこんで顔を近づけるのは危険です。しばらく大人しくても、突然爆発します。その時、ルアーが素足や顔に直撃したら大変なので、可能な限り体は離して作業してください。

また、ランディング直後はリールから出てるラインが短くなってて、これまた危険です。爆発するとロッドが折れるかもしれません。とりあえずラインを切ってロッドを切り離したほうが良いです。

何度も言いますが「長いペンチ」であることが重要です。普通のバス用の20cm弱のだとかなり危険です。25cm~30cmくらいあるやつをおすすめします。

ちなみにさっきから「爆発」って書いてますが、それはものすごいパワーで暴れることを言います。マジで「爆発」って言葉がぴったりなくらいの瞬間的な暴れをします。

以上はルアーが外に出てるケース。これらは、それほど大変ではりません。

問題はルアーが口の中にすっぽり入っちゃっているケース。

これはかなり大変です。サメのような歯があるんで、手で顎を掴むのは無理っす。マウスオープナー使っても掛かりどころによっては、魚にかなりのダメージを与えたり・・・。濡れたタオルで目隠しすると大人しくなるらしいので、それを使う手もあります。マウスオープナーがなければ、2人がかりで、一人が大きめのペンチで口をあけて、もう一人が・・て感じになります。プラグが丸呑みされたらかなり大変ですが、なんとか外してあげてください!

ワームフック1本くらいなら、口の中を傷だらけにして無理矢理外すよりは、ワームとラインを外してそのままにしてあげたほうが良いケースもあるかと思います。それはケースバイケースだと思うんでオレがここでどーこーは言えませんが・・・

そんなわけで、苦手な人は苦手かとは思いますが、彼らも必死に生きているので、なるべく低ダメージで返してあげたいものです。それには、長いペンチとランディングネットはぜったいにボートに積んでおいて欲しいです。あと、タオルとマウスオープナーがあればベスト。

魚の生死・自分の負傷・タックル破損・・・いろいろなリスクがあるわけですが、自身の怪我なく魚も元気に返してあげられるよう細心の注意、そして、道具の準備はしたいものです(・ω・)ノ

カテゴリ:釣り

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