賢いパソコンの買い方をプロが伝授(-ω☆)
琵琶湖ガイド平村さんのバスボートのスイッチ truth blog っていうブログを読んで感銘しました。さすがプロ!要は最新のモノよりもちょい古めの機械のほうがメンテナンス性に優れるってお話。それはバスボートに限らずリールでもクルマでもたいていそうですよね。一昔前のは自分でメンテできたけど、最新のはもう手が出せない、、、みたいな。さいきん旧車ブームとか言われてますが、30年前のクルマを今現在走らせることは可能でも、今のクルマを30年後に走らせるのはたぶん無理ですよね。コンピュータ化されすぎで。
そんなわけで、釣りのプロのエントリーにインスパイアされたのでパソコンのプロ?なオレからも同じような内容の記事を書こうと思います。
今はスマホ・タブレットでたいてい解決できるんで今更ながらパソコンを買う人はあんまり居ないと思いますが一応書いてみます(*´ω`*)
ずばりなオススメはデスクトップ機
パソコンとこの先も長く付き合うのであればノート型ではなくデスクトップ型を強くおすすめします。なぜなら、前出のバスボートの話みたいに「メンテナンス性に優れるから」。デスクトップ型は
- 本体
- モニタ
- キーボード
- マウス
が別の製品ですよね。そして本体も
- ハードディスク
- メインメモリ
の2つはたいてい素人にも交換・増設ができるようになっています。マニアなら基盤やら電源ユニットごと交換も可能。
言わずもがなノートPCの場合は全てが一体化されています。ハードディスク・メインメモリの増設も容易ではありません。
別の製品=壊れた時の被害が少ないデスクトップ
てことでデスクトップは本体と周辺機器が別なので、どれかが故障・不調になってもそれを買い換えればOKです。
モニタはPC関連機器の中では群を抜いて丈夫です。オレが自宅PCで使っている2枚のモニタはもうかれこれ15年くらい使っています。
キーボードはモノによりますね。安かろう悪かろうな粗悪品から10年以上余裕で使えるものまで様々。
マウスは消耗品です。2~3年で買い換える感じ。っても安いですからね。
いちばん壊れるのは本体ですね。特にモーターが内蔵されてる部品が壊れます。冷風ファンがついてる電源ユニットとかハードディスクドライブがもっともよく壊れます。この20年で本体は5~6回変わりました(電源かHDD故障で)。会社のPCでももっとも壊れるのが電源ユニット。5年に一度買い換えるイメージ? けど、本体を買い換えても周辺機器はそのまま使えます。なのでもう何十年もメインPCはデスクトップ機です。
もちろんダメな点もあります。いちばんは置き場所の問題ですね。デーンと置く場所が必要です。めったに使わないとなると余計そう。またたまに出張とかでパソコンを外で使うって時もダメ。停電で一発で落ちる。などの問題はあるんで決して万能ではないです。
ノートPCはリスクが高い
ノートPCの場合、本体・キーボード・マウス(タッチパッド)・モニタのいずれかが故障・不調になったらもうまるごとメーカー修理になります。メーカー保証期間内ならいいけど、たいていなんちゃらタイマーの如く、保障切れの頃に壊れるんですね(*´ω`*) そーなったらもう本体ごと買い換えるしかありません。
コタツでミカン食べようとしたらMacが壊れて修理代86400円((((;゚Д゚))))
なんて例もあって一瞬で13万円のノートPCがゴミになってしまった例もありますw これだってデスクトップだったら、メモリ・モニタ・キーボードは流用できたんですけどねぇぇぇぇ。
更にノートPCで致命的なのが自分のデータを失うこと。今ではクラウドストレージサービスがたくさんあるけど、大抵はパソコン内にデータ保存してますよね。もしノートPCが起動しなくなったら、まるごと失う可能性が高いです。もちろん蓋開けてハードディスクだけ取り出して別のパソコンに繋いで復旧ってのは可能ですが、普通の人にはかなり敷居が高いです。どーしても必要なデータで専門業者に頼んだら、かなり高額な見積もりを貰うでしょう。
外付けHDDで自分のデータは守る
自分のデータはお金では買えません。だから大事にしたい。
各種クラウドサービスがあるけど、あれだっていつ向こうの都合でサービスが終わるかわかりませんからね。10数年前から仕事で使っていたGoogleの写真保存サービス「Picasa」ってのがありました。他と違ってあのGoogleがやっているサービスだから、未来永劫とまでは言わずもオレが生きてる間はずっと使えると思ってたけど、今年でサービス終了ですからねぇぇ。少し前にはGoogleプラスという大失敗SNSに吸収されそうになったりも。紆余曲折しつつ遂にサービス終了・・・・。
Googleですらそうなので、他社のサービスは言わずもがな。ちょっと話は変わりますがニフティがやっていた無料ブログサービスもサービス終了で9万ページがネット上から消えるって昨日ニュースになってました。アメブロだっていつかはなくなるでしょう。
そんな感じなので、自分のデータは自分で守るしか無い。それに有効なのが外付けハードディスク。
内蔵ハードディスクにWindows自体と自分のデータを一緒に入れてると、Windowsが壊れた時、道連れで自分のデータも失う可能性が高いです。なので、内蔵ハードディスクにはWindowsシステムだけをいれて、自分のデータは外付けハードディスクに保存すれば、本体が壊れても自分のデータは守れます。(もちろんノートPCにもつなげますが)
また、万が一、Windowsが起動しなくなってもデスクトップPCなら本体のガワを開けてハードディスクを比較的簡単に取り出せるので、専用ケーブルを使って復旧できたりします。
参考:起動しなくなったパソコンからデータを救出するケーブル UNITORO
最後に。もう一つデスクトップゆえのメリットが。
それは
画面がデカイこと
ノートPCだと本体サイズ=液晶サイズなので、画面は小さいです。小さいってか横に長い。一般的にWEBでもアプリでも基本は縦長に設計されているのにノートPCは横長。ゆえに見づらいし作業効率がめっちゃ悪い。あれは一体誰得なのよ?っていう。動画みるのが主な仕事なのかノートPCは?って感じ。
けどデスクトップなら広大なディスプレイを安価で利用可能です。なんならオレみたいに2画面にすることも可能。2画面にすると全ての仕事で効率が170%くらいアップします(オレ比)。オレが普通の人の7倍の仕事量を難なくクリアしてるのは広大なディスプレイのおかげです。冗談はともかく画面が広くて困ることは設置場所くらいです。
そんなこんなでパソコン=ノートみたいな風潮の世の中ですが、デスクトップにはこんなメリットがたくさんあるってお話でした。設置場所さえクリアできるのなら、めっちゃオススメです。ノートPCより安いのも魅力です(-ω☆)
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