初体験!大腸内視鏡検査の流れ
てことで人生初の大腸内視鏡検査に行ってきました。FBにその旨書いたら先輩方からたくさんのアドバイス頂きましたが、未経験の方もいると思うので、検査の流れを書いてみます。いずれみなさんもいつかはやると思うので心構え的に。
なお、内容が内容だけに(ウンポの話が多い)一切縁がない人、食事中の方はそっとブラウザ閉じてくださいね(-ω☆)
前日は食事制限あり
検査日の前日は食事制限があります。事前に検査予約をした際に以下の食事セットを受け取ります。
グリコホームページより引用
大腸検査を受けることが決まったら、検査の前日から食事をコントロールして、検査当日には前処置(下剤を服用)を行い、腸の中をきれいにしていきます。 エニマクリンシリーズは消化や排せつに配慮した、大腸検査前日用の食事セットです。
朝:おかゆとスープ的なもの(いずでも味がほぼなし)
昼:おかゆ・ハンバーグっぽいもの(これはけっこう味あり)・味噌汁(味あり)
間食:グリコのビスケット5枚とフルーツフレーバーの飲み物2種
夕食:スープのみ
これら以外は食べてはダメなんです。また朝10時・午後7時・午後8時に200ml以上の水を飲むよう指示されます。
午後9時:下剤を飲みます。
食べ物はNGだけど、ウーロン茶・麦茶・コーヒー・紅茶(ミルク・レモンはNG)はOK。乳製品と実の入ったジュース・100%ジューズもNG。
基本的に水はたくさん飲んでもOK。だけど、食べ物はエニマクリン以外ダメなので、まーまーツライですね。
なお、オレは定休日の火曜日が前日だったので釣りにいかず家で大人しくしていましたw
いつものように昼過ぎに起きて慌てて朝飯~昼飯を嫁に用意してもらい食べました。あ、基本はレンジでチンでOKです。
22時くらいに布団に入って寝落ちしかけたその瞬間!猛烈な便意!
下剤が効いてきた~~~~
以降30分おきくらいにトイレに駆け込み合計5回ほど(*´ω`*)
検査当日は丸一日かかるし早起きしないとダメ
そして当日です。朝7時からプログラムが決まっています。生活ペースが後ろにオフセットしてるオレにはこれが一番ツライw
がんばって6時に起床し朝風呂へ。
その後は指定されたプログラムにそって行動します。
7:00 シロップのお薬を飲む。
予約時にエニマクリンと一緒にもらっておいたプリンペランシロップを飲みます。
プリンペランシロップ
効能又は効果
胃炎、胃・十二指腸潰瘍、胆嚢・胆道疾患、腎炎、尿毒症、乳幼児嘔吐、薬剤(制癌剤・抗生物質・抗結核剤・麻酔剤)投与時、胃内・気管内挿管時、放射線照射時、開腹術後
次の場合における消化器機能異常(悪心・嘔吐・食欲不振・腹部膨満感)
X線検査時のバリウムの通過促進
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構ホームページより引用
8:30病院へ
受付をして自動血圧測定器で血圧測定。すこしして担当の看護師さんに呼ばれます。何名かのグループで一緒にやるらしいけど、幸い今日はオレともう一人だけ。
2階に連れて行かれ専用の待合室へ。
9時~10時30:前処置。飲んで~出して~の繰り返し
こっからが一番辛かった(´・ω・`)
9時から10時までの1時間で1リットルの下剤を再び飲みます。
味は別に不味くもないしもちろん美味しくもないんですがビール好きのビールみたいに一気にこんな量の水を飲むのはなかりツライっす。もちろん250mlくらいずつ何回かに分けて飲むんですけどね。
そしてちょいちょいお通じが訪れます。その度に専用のトイレに駆け込みます。いわゆる下痢便ですが、回を重ねていくと固形物・残留物がどんどんなくなっていきます。3~4回目でアワアワの黄色い水だけになりました(*´ω`*)
ちょっとグロで申し訳ないけど便の色がこんな感じで変化していきます。
1回目
2回目
3回目
4回目
5回目
4~5回目からは完全なる水です。お尻の穴から完全な水がすごい勢いでる不思議な感覚を味わうことにw
で、4~5回目くらいの色になったら担当の看護師さんにチェックしてもらう必要があります。5回目のあと「この色なら大丈夫だろう!」って余裕の気持ちで看護師さんにチェックしてもらったけど「泡が多すぎなのでリトライ」(´・ω・`)
今度は泡を消すための薬を飲む羽目にw トドメの250mlの水と一緒にその薬を飲みました。
そして6回目でなんとかクリア!
ここまで完全に水になれば検査が可能ということです。少しでも固形物が残っていたらカンチョウされるケースもあるとのこと。
てことで9時前からスタートし10時半くらいまでひたすら水のんで出して~飲んで~出して~を繰り返します。なお、その間は普通に専用の個室で楽にしてられました。普通にiPhoneでSNSやったりDマガジン読んでました。なので気分的には楽だけど、とにかく1リットルの水(下剤)を飲むが辛かった。
途中2回ほど外に抜け出し一服したのは内緒です。
12時点滴タイム
無事に出すべきものは出したのでここからは点滴タイムです。着ていた服を脱ぎ、上は健康ランドみたいな浴衣みたいなのに。そして下は「耐水パンツ」を履かされます。ブカブカの大きいパンツで後ろに大きい穴が空いています(*´ω`*)
着替え終わると点滴されます。ここからは可動式点滴ホルダーと一緒に行動します。そう、この後も便意をもよおすので、点滴スタンドを連れてトイレに行ったりします。
実際の検査は1時半から。あと1時間ほど待ち時間あり。ベッドで寝ててもOKということなので、可動式ベッドで点滴打ったまま昼寝。
途中、尿意をもよおし点滴スタンド連れてトイレへ。
13時いよいよ内視鏡検査!
この病院で過去に2回胃カメラをやっているので、この後の流れは胃カメラの時と一緒でした。処置室に入ってベッドに寝かされる。脈拍センサーを指にハメられ「ピッ ピッ ピッ」っていう音が聞こえる。
横向きで寝かされて足をかがめる。しばらくしてセンセイがご入場。センセイの顔は見えません。
「眠くなりますよ~」って言われて・・・・・
zzzzzzzzz
いや、まじで麻酔が凄いんです。センセイの声を聞いた10秒後にはもう何も覚えてない。胃カメラのときもそうでした。
意識ないのでなんも覚えてないけど実際の検査は15~30分ほどだそうです。
目覚めたら15時30分
名前を呼ばれて目覚める。そこはさっきまで仮眠してた休憩所。麻酔すげーーー。でもまたちょっと足がフラつきます。
一階に降りてってオレの胃潰瘍のセンセイのところに。頭半分寝てるけどw
内視鏡の写真を見せられる。特に悪い点はないようで良かったです。
今更ながら注意書きよんだら「自分の運転はNG」って書かれてた!そんなことも知らずに会計を済ませ会社へ。なお、料金は5700円くらいでした。
検査から1時間後に水分は採ってOK。検査当日の夜は肉なんかはNGでウドンとかあっさりしたやつを食べるように書かれてました。
そんなこんなでなにげに一日がかりです。もちろん病院ごとに進行は違うでしょうけど、概ねこんな感じだと思われます。
この病院は検査自体麻酔打たれた状態なので検査時の痛みは皆無です。そうじゃないのはけっこう痛いとのこと。
胃カメラのときは前の日にじゃっかん食事を減らす程度で、そんなに大変じゃなかったけど大腸の場合ウンポをすべて排出するという大作業があるって点が大きな違いなんですね。
そんな感じで検査結果次第では入院とかもありえたわけで、とにかく今は一安心だし釣りにもいけますわ(*´ω`*)
なによりも今は好きなものを食べられる幸せを味わっております(-ω☆)
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