ヤマト運輸のサービス内容変更でワンピースロッドの通販が終わっちゃう?
てきなことを断片的にtweetしたらエライ反応があったのでちょっとマトメてみます。
ここで書くことはあくまでもヤマト運輸に限った話です。他の業者のことは知りません。
以下が公式リリース。
ヤマト便のサービス内容変更および運賃改定について | ヤマト運輸
上記ページの「サービス内容の変更点」の「2」
お荷物1個当たりの大きさ
変更前>上限なし
変更後>お荷物1個につき、三辺合計200cmまで※最長辺は170cmまで。
ということでヤマト便でバス用ワンピースロッドの多くが6月19日から送れなくなります。
ちなみにヤマト便っていうのは、普段よく使われる「宅急便」ではありません。あれよりも大きいサイズを送るサービスです。もちろん宅急便でもワンピースロッドは送れません。
170cmって5.5ftくらいなのでバスロッドの殆どが送れませんね。今やワンピースロッドってバス釣り以外だと船釣りの一部だけ。ゴルフくらいメジャーだったらなんとかなったかもですが、釣りの、しかもごく一部のジャンルだけだから、どーにもなりませんね・・・。
そしてこれは公式発表にはありませんが今後170cm以上のモノを送るには引っ越し便みたいな扱いになって、かなり高額になるようです。具体的な数字も見たけど公表されてないし会社によって値段が変動するので、ここでは控えます。が、うちの店がアジア圏にワンピースロッドを送るくらい、アメリカのタックルウエアハウスから日本にワンピースロッドを送るくらいの値段でした((((;゚Д゚))))
ワンピースバスロッドの通販はどーなる?
ってことでワンピースロッドをネットショップで通販したりオークションなどでやり取りするときに大きな壁になりそうです。ヤマト以外の業者はどうかわかりませんが。
いま、amazonを見てみたらワンピースロッドが送料1000円くらいだったり無料だったりで載ってました。が、6月19日以降果たしてどーなるんだろう?
更に。大手ショッピングモールに高額釣具を掲載してる小売店は、店に在庫を持たずに問屋・メーカーから在庫データを送ってもらって掲載してるパターンもあります。お客さんから注文きたら>問屋に注文>問屋が小売店へ発送>小売店がお客さんへ発送。っていう流れ。そうです2回移動してるわけです。その分を小売店が全額負担したら赤字ですよ((((;゚Д゚)))) ま、ヤマト以外の業者を使えばなんとかなりそうではありますが、いずれにせよお店・お客どちらも負担増は間違いないですよね。
6万、7万のロッドならなんとかなっても1~3万のロッドはもともと利益が雀の涙程度なので、さらに送料を負担しカード決済手数料・・楽天税・・・amazon税、梱包資材+梱包人件費などなどで完全赤字(´・ω・`)
これからはロッドは実店舗で買う時代に逆戻りする可能性がありますね。
ロッドの修理はどーなる?
もう一つの懸念はロッドの修理。実店舗にロッド修理で持ち込む>店がメーカーに送る>修理>メーカーが店に送る。はい、またここで往復送料がかかります。それは誰が負担するのか? うかうか折れないw
時代は2ピース?
バス以外のルアー釣りロッドって殆どが2ピースなので、バスロッドも案外2ピースが見直されてきたり?するかどうかは謎ですが、いやぁamazon+ヤマト問題がこんなところにまで影響するとは・・・やれやれですね。
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