デジイチ+フラッシュ撮影における白背景のブツ撮り小技
よくネット通販やメーカーサイトの製品案内ページでみる以下のような白背景の写真。
お金・時間・設備が揃っている会社ではちゃんとした撮影設備があるので、とてもきれいな写真が載っています。けど、多くのそうでない中小企業の場合、とりあえずデジイチカメラはあってもちゃんとした撮影用セットを揃えるのは難しいと思います。特にネット通販やっているお店とかは。(ちなみに冒頭に載せた写真はプロ目線ではダメダメです)
うちの店もネット通販用に各店舗スタッフがデジイチで撮影していますが、撮影セットがないので強制フラッシュで撮っています。
で、その際に。
白い紙にブツを乗せてフラッシュONでオートで撮影すると基本的には以下のような写真になります。
そうです。周りの白が暗くなる。これはカメラが自動的に暗くしてます。背景の白を真っ白にするとペンが明るくなり過ぎるから。
そこで今回の小ネタが登場。
ファインダーの中の半分以上を黒いもので埋めて撮影します。
結果↓
PCのキーボードとiPhoneで写真の半分以上を黒にして撮ってみると、こんな感じで背景の白が明るくなります(ただしペンの水色もちょっと露出オーバー気味に)。
別のブツでもテスト。
(1)背景真っ白↓
(2)黒で囲んてみる↓
全然違うのがわかりますよね?この例でもカメラの設定は同じです。
ってことで白背景のブツ撮りをしたいときは周りを黒いもので囲むって言う小ネタでした。
↓この写真を
フォトショで加工したのが冒頭にも載せた↓この写真です。
ちなみに↓はiPhone7でライト無しで撮ったやつの背景を白く切り取ったもの。色味は変えていません。EOSのより暗めですがこっちのほうが現物に近い色です。
そう、アイフォーンならね(-ω☆)
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