Lowranceのウエイポイントをリーフマスターで管理しようと思ったけど・・
はじめに。
このページに書かれてることは「試行錯誤」したもようをダラダラ書いたものです。予めご了承ください(-ω☆) ちゃんとしたやり方はリーフマスターページに後日載せます。
やろうとしたこと。
(1)ローランスGPSのウエイポイント・アイコンが無駄に溜まりまくった。カラーの等深線マップがあるので不要なウエイポイントがたくさんある。
上図が良い例。自作等深線マップが無かった時代はブレイク部にウエイポイントを打ってました。昔からやっている人はみんなこれをやっていたハズです。今は等深線マップがあるので上図のWPはみんな不要。
(2)不要なウエイポイントをローランス機で一個一個消すのは無理!
ローランス機でポチポチと消していくのは人生の貴重な時間を無駄に使うことになります。
(3)ローランス機からウエイポイントを書き出してリーフマスターに読ませる
(4)リーフマスターで不要なのを消す
この動画のようにリーフマスターだったらマウスでドラッグして特定範囲を一気に消したりが超簡単。undo(取り消し)redo(取り消しの取り消し)も何段階もできるので失敗しても安心。
ブログネタ動画 pic.twitter.com/jy67ZvYukW
— HiroToga (@redpeppers) 2017年8月22日
(5)ローランス機のウエイポイントを全部消してリーフマスターで編集したやつを読み込ませる
っていう流れ。
で、実際にやってみたけど・・いろんなトラブルでまくりでした(´・ω・`)
失敗その1:リーフマスターはUSRファイルのバーション2か3しか読めない
まずはなにも考えずエリート7Tiでウエイポイントをエクスポートしてみました。
これがけっこう時間かかるんです。ハングを疑ったくらい。使用スペース5.7MBで5分くらい掛かりました。
ようやくSDカードに書き出してリーフマスターに読ませてみたら・・・・
Unsupported USR File Version (笑)
リーフマスターではUSRバーション5は読めません。USRのバージョン2か3,もしくはGPXファイルでやり直せ、と(´・ω・`)
あ、ちなみにV5で書き出したファイルサイズは5Mくらいでした。
余談Tips:EliteTiもHDSも書き出し時にエリアを選ぶことができます。
失敗その2:バージョン2もリーフマスターが読んでくれない(´・ω・`)
てことでUSRバーション2でトライしてみたら・・・
Unhandled Exception発生。
Non-negative number required. Parameter name:capacity
んなこと言われてもぉ(´・ω・`)
なお同じエラーに遭遇した例があって、その人は怪しげなデータを削除したらうまくできた的なことを書いてました。
http://reefmaster.com.au/index.php/forum/support/1233-lowrance-waypoint-file-error#7785
怪しげなデータとは”externally”で作られたWPやルート。外部機器?なんだろう?自機じゃないデバイスから読み込んだってことですかね?そーいえば、オレのWP・航跡もエリートTi以前からずっと引き継いでいるので、それを消したら読めるのかもしれないけど超面倒!!
なおUSRのバージョンによって水深データ・トラックデータ・ルートデータの有無などの違いがあるようです。もちろんバージョンが高いほどいろんなデータが入ってる模様。でもオレがやりたいのはウェイポイントだけ。ルートとか水深は不要。ぶっちゃけ緯度経度だけでいいんですよね。
失敗その3:バージョン3もリーフマスターが読んでくれない(´・ω・`)
気を取り直してUSR version3で書きだしたら・・・V5よりは速くで1分くらいで処理完了。
だけどリーフマスターに読ませてみたら・・・
unable to read beyond the end of the stream(´・ω・`)
想像・直感だとファイルのサイズがおかしい的な?
ちなみにV3のサイズは663KBでした。V5より凄く少ない。で、実はローランス機で書き出し処理中に本体がハングして勝手に再起動したのが2回ほど。
V3書き出し時になんらかの障害が起こって勝手に再起動される感じ。なので、663KBっていう少なすぎるデータ容量がどーにも怪しい。途中で失敗してるんではないかと思ったけどreefmaster公式フォーラムにバグ情報が。ローランス側のバグみたい。
http://reefmaster.com.au/index.php/forum/support/1564-export-files-from-lowrance-hds-gen-3
最後の方にリーフマスター側がバグフィックスしたようなことが書かれてたので、どーやらオレのリーフマスターが古いっぽいのでバージョンアップすることに。
リーフマスターV2のバージョンアップ方法
ついでなのでリーフマスターV2のアップデート方法を書いてみます。リーフマスターを起動したら画面左上の★マークをクリック
「New」の画面のCheck for Updatesをクリック
もし最新版だったら「Your software is up to date」って表示されるので、なにもしなくてOK。そうでなく、アップデータがある的な画面がでたら指示に従って画面をクリックしてきましょう。ダウンロードが始まってアップデートされます。
そんな感じで最新版にバージョンUPした結果、2017年8月23日現在の最新版はV2.0.34.0でした。
最新版にアップデートしてUSRのV3を読み込んでみたら・・・・
無事に読めました!
でもローランス側でお魚アイコンにしてるやつもただの赤いピンになっちゃっています。これを許容できない人はやらないほうが良いですね。
で、ものは試してGPXファイルでもトライすることに↓
GPXファイルが有能だった!
USRはローランス社特有のバイナリファイル(人間が読めない)です。基本的にローランス機でしか読み書きできない。
一方のGPXファイルはローランス社とは関係ないGPS用の汎用交換ファイルです。エクセルでいうxlsファイルとCSVファイルみたいな関係。なのでGPXファイルで書き出せばいろんなGPS機器・サービスで読むことが可能。そんでXMLのテキストデータなので人間でも読めます!
てことでGPXファイルで書いてみたら・・・ファイル容量は巨大化して26MBに!でも安心のxlmファイルなのでテキストエディタで開いてみることができます。
ウエイポイントは
ってなってます。経度・緯度、時刻、名称、アイコンの指定、っていう並びですね。なおウエイポイントは2000行くらい。
その下の方にトレイル情報があって経度・緯度、時刻、水温、時速が記載されてます。
流石にトレイル情報をxmlで表すと膨大なデータ量になって64000行ありましたw 不要な航跡は消したほうがいいですね(-ω☆)
てことでウェイポイントのデータに
って書かれてる。そう、ローランス画面でみたときのアイコンを表してますね。
USRデータにはアイコン識別文字が入っていないのか、リーフマスターがそれを読めないのかは謎です。
でもGPXデータにはアイコン識別文字が入っている。
結果・・・↓
リーフマスターに読ませると上がUSRv3、下がGPX。ちゃんと「fish」アイコンは再現されてました!
GPX有能!!!
だけどリーフマスターで編集するとアイコンの多様性が失われる((((;゚Д゚))))
でも、残念ながら再現されてるのは魚アイコンだけ。実際のローランスでは以下のようになってます。
ドクロにお化けに魚に色々w
xmlデータをみると
ドクロ=
青い丸=
魚=
お化け=
ってなってます。
なのにリーフマスターのアイコンはこんな感じ
ローランスとリーフマスターでそもそも持っているアイコンの絵柄が全然違うんですよね~(´・ω・`)
そしてサイアクなことにリーフマスターにGPXで読ませGPXでエクスポートすると
↑これら全てが
なんでリーフマスターがこんな作りになっているのか謎です。ローランスに合わせればいいのにね。
こんな塩梅なので、
(1)リーフマスターのアイコンがGPXデータになったとき
(2)ローランスの各アイコンの
以上2つの情報が完全に解れば、XMLファイルの
シーズンオフになって時間できたら、もうちょっと突っ込んで調べてみますね(-ω☆)
追記:ちょとっと公式フォーラム覗いたら、同じアイコンは版権の問題で使用できない・リーフマスターはローランス以外にも対応してるので云々って書かれてました。
カテゴリ:LOWRANCE魚探GPS