関東から八郎潟へ行くときに新潟周りも案外オススメ

2017-09-23   

 

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てことで秋田県八郎潟へ通い続け21年。その間にオレの家も神奈川県藤沢市・東京都中野区・埼玉県浦和市・山梨県河口湖町・埼玉県熊谷市と5回も変わりましたわ。人に歴史あり。ひたすら東北道~秋田道で八郎潟へ通っていたけど、熊谷市に引っ越してからはちょいちょい関越道~下道(新潟まわり)でいくことも。理由は「東北道に飽きた」から。

で、高速道路深夜料金半額が終わった事と今のクルマが半自動運転できることもあってこの2年はほぼほぼ関越道~下道の新潟まわりで秋田へ行ってます。

なんだかもう下道もすっかり慣れた。そして時間は掛かるけど費用がかなり抑えられるんです!

新潟まわりのメリット1:高速料金が安い

熊谷市(北関東道太田桐生IC)から東北道~秋田道で八郎潟(五城目八郎潟IC)まで行くと深夜料金でも8,230円です。下道50号で佐野ICまで行ったり、手前の昭和男鹿半島ICで降りたりと細かい節約をしても、まー8000円弱は掛かります。

一方の関越道コースだと熊谷市(関越道花園IC)から村上市(朝日まほろば→日本海東北道の終点)までで4560円。ざっくり高速料金は半額になります。もちろん高速の距離が短いんですが。

新潟まわりのメリット2:ガソリン消費量が少ない

俺んちからSTC西部店まで東北道~秋田道だと620キロ。新潟まわりだと568キロ(あと少しで586キロw)と距離が短い上に、どうやら東北道は実はアップダウンが激しいようで出発時に満タンにしても現場に着いたときのガソリン残量がぜんぜん違います。

東北道コースの場合、STCについた時点でエンプティランプがちょうど点くくらい。初日の釣りを終えたら慌てて大潟村の農協GSに駆け込む感じ。

一方の新潟まわりの場合↓

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ちょっとみづらいけど、メーター的に7割くらいの使用量です。この状態で宿とか往復してそのまま帰っても秋田市内でガソリンを入れるくらい残ってます。

なお、オレのクルマは高速で概ねリッター15kmくらいなので、今時の燃費が良い車ならもっと余裕だと思います(*´ω`*)

で、帰路はもっと低燃費。秋田~山形~新潟はずっと海沿いなので高低差が少なくて、関越道も群馬に行くと下り坂だったりする影響なのか、今回はこんな残ってました↓

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メーター的に半分ちょっと。残り走行可能距離は驚きの310km(満タンで600kmいかないくらいが普通)。この時は9割がたACCで前車追従で走ったのもあったけど。

体感的に秋田道だとガソリン50リットル、新潟まわりだと30リットルちょいで行ける感じです。

新潟まわりのメリット3:追い越し車線を塞ぐトラックにイライラしなくて済む

東北道は宇都宮超えると片側2車線になります。深夜は大型トラックが多いんですが、そこで問題になるのが大型トラックによる追い越し車線塞ぐ問題。時速80キロのトラックを82キロで追い越す!みたいなあれ。東北道は普通車の最高速度が100キロの区間もあるので、頻繁にトラックの壁にぶち当たってストレスです。

一方の関越道はまーガラガラです(深夜の話)。そして、東北道みたいに普通車が近づいたタイミングで追い越し車線に(偶然)出てくるトラックもまず居ないです。トラックに対するストレスは皆無。


もちろんデメリットもあります。

新潟まわりのデメリット:下道が230キロ

新潟県村上市の「朝日まほろばIC」から八郎潟まで260キロあります。そこを下道で走るわけです。普通に考えて「下道200キロ超えなんてありえん!」って思うでしょけど、このブログを書いた理由はまさにそこです。実は260キロもあるけど・・・

ある意味高速よりも快適

なんですよ。その理由を書く前に、もう一つ関越道のデメリットを挙げておきます。それは・・・道が煩いw

全国の高速道を走るけど関越道の、特に新潟の豪雪エリアはアスファルトが他と違います。なんかザラザラしてる。故にロードノイズがかなり煩いです。


んではある意味高速よりも快適の訳を書いてみます。

関越道で新潟まで行って長岡JCTで北陸道へ。新潟西JCTで日本海東北道へ。終点の「朝日まほろばIC」で降りる。ここまでは全部高速道路なので説明不要ですよね。

その先の全体の下道コースは以下の通り。

このコースの最大のキモは「ちょいちょい現れる高速道路に絶対に乗らない」です。このコースを走ってるとたびたび高速の入り口案内が出てくるけど絶対に乗っては駄目です。理由は・・・

大型トラックが遅い

これに尽きます。日本海東北道は地方によくある片側1車線の自動車専用道です。たまーに追い越し車線がでてくるけど基本一車線で制限速度が時速70キロ。そうです、この手の自動車専用道路を走る大型トラックは「法定速度遵守」が徹底されています。メーター読みで70キロなのでGPS読みの実測は60キロ後半です。それまで制限速度80~100キロの関越道を2時間ほど走った後にいきなり時速60キロ強の運転を強いられます。「追い越し車線まだかな~」ってイライラしますw

一方の下道。国道7号線は基本空いています。特に夜中の24時~27時くらいはガラガラです。そしてなにより大型トラックが速いんです。明らかに高速よりスピードを出してます。そして追い越し可能なところも高速より圧倒的に多いうえに、登坂車線もたびたび出てきます。

無料区間も多いのでついつい日本海東北道に乗りたくなる気持ちもわかりますが、下道7号線のほうが結果的に速いです。それが高速道路より快適な理由です。

とはいえ「下道って信号あるじゃん?」って思う方も多いと思われますが・・・実は7号線はめっちゃ信号が少ないんです。なぜなら海沿いの道だから。海すれすれを通っているんでそもそも交差点が少ないわけです。途中の山形県鶴岡市・酒田市は市街地を通るので交差点・信号ともに多いけど深夜走ってるぶんには概ね「青信号」で東京都西部のように交差点のたびに止まるようなことはありません。

あと下道なのでコンビニに寄れるっていう地味なメリットもありますね(日本海東北道のパーキングは売店などが無いので)。

往路の場合、秋田県に入って仁賀保市あたりで再び市街地に突入します。ここは信号が多くてまーまー赤信号に捕まります。そして、このあたりから少しトラックが増えます。ただ、前出の通り大型トラックもけっこうなスピード出してるのでイライラは少ないです。

季節にもよるけど、だいたい秋田県に入ったくらいで夜が明けます。左手に日本海をちら見しながらのドライブは良いもんですよ(-ω☆)

ってことで新潟~山形~秋田の海沿いを走る「国道7号線」を200キロ以上走ることへの抵抗は薄れましたかね?(*´ω`*)

200キロ以上走る覚悟ができた人に向けて、その先の更なる快適ルートをGoogleマップで紹介します。

7号線を北上し仁賀保市・本荘市を超えてしばらく海沿いを走ってると大きな川、雄物川を超えます。その頃には秋田市になってて急激に街中に入った感じになります。このまま7号線を北上すると信号がめっちゃ多くなるので、この先は以下のルートを使います。

1.7号線をぼーっと走ってると県道26号になるので注意!(*´ω`*)

7号をひたすら走ってると秋田市内で26号になっちゃうので「臨海十字路」交差点を左へ

2.国道7号線から県道56号へ

ここらまで来ると港っぽい感じになります。ここから7号ではなく県道56号へ

56号は海ギリギリをずーと走れます。ここも信号はほぼ無し。一箇所オービスがあります。

3.県道56号から国道101号へ

県道56号をそのまま走ってると国道101号になります。そして旧天王市、現在は男鹿市?に入るといきなり道のまわりにお店がいっぱい出てきます。

4.船越交差点(T字路)から県道42号へ

101号を走っててガストやホームセンター群、かっぱ寿司を超えたくらいで船越交差点になります。そこを右折して県道42号へ。

右前のローソンが目印。ちなみにここのちょっと先に24時間営業の「すき家」があります。

県道42号を北上すると大潟村に到着です!


以上は夜に関東を出発し朝に八郎潟に着くケースです。オレの場合だいたい21時~22時に出発します。ヘビースモーカーなのに禁煙車なのでちょいちょいパーキングに寄って、関越道越後川口SAでラーメン食べて朝日まほろばIC降りるのが25時過ぎ。

7号線走って最初に右にあるセブンイレブンで一旦休憩。

その後はたらたらACCで走って由利本荘あたりでトラック3台の壁にあたって、ふたたびコンビニへ。その先は見通しの良い追い抜き可能箇所が増えるので挽回。

101号のコンビニで昼飯購入。時間に余裕があれば「すき家」で朝飯くってGo86って感じです。

帰り道

夕方釣りを終えたら来た道を戻ります。42号~101号~56号~7号。秋田市内の土崎周辺でちょっとだけ混むシーンもありますが、渋滞ツラ!っていうほどは混みません。その後の山形県までは軽自動車に捕まることがあるけど概ねすぐに左折してくれます(地元の人達)。大型トラックは比較的すくないので快適ドライブです。

山形県の酒田市・鶴岡市を通過するのがだいたい21時頃。この頃になるともう7号線もかなり空いてます。そして県境を超え新潟県へ。村上市の手前で少し山になるので遅いトラックが前に居てもちょいちょい登坂車線がでてくるので大丈夫です。

そして朝日まほろばICで高速へ。その先は村上市内になって、信号がかなり多いので「朝日まほろば」から高速に乗ることを強くオススメします。昔、村上市に高速が通っていなかった頃、帰路は村上市街地の混雑がかなりのボトルネックでした。今はそれを回避できるのでめっちゃ楽です(*´ω`*)

そんな感じで高速に乗るのが23時ごろ、家に着くのが2時半とか3時くらいな感じです。東北道コースに比べて2~3時間余計にかかるイメージですかね?ただし交通費は4割くらい削減可能です。

時間をとるかお金をとるか。複数人の割り勘なら東北道がオススメですけどね。


なお、ここに書いたことは関越道寄りの関東の人向けに書いたけど、それ以外の東北道よりのみなさんも、東北道村田JCTから山形自動車道に分岐して鶴岡・酒田あたりから下道っていう手もありますよ。時間はかかるけど高速代は節約可能です。


あ、あと7号線は海沿いなんでちょいちょい常夜灯が素敵な小さい港の横を通過します。アジとかメバルとか(釣れるかしらないけどw)を狙いつつのんびり通る手もありますよ(*´ω`*)

 

カテゴリ:釣り

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