2010年06月12日(土)新潟のオフショア
『ギアアジ連発』
不安だらけの釣行前・・・
※釣りの前の話が相当長いです
そんなわけで同僚の紹介で新潟の遊漁船へtonoとしょうさんと行くことにしたのが一週間前。船宿へ電話するも全く繋がらず。釣行3日前に痺れを切らしてFAX送信。それを見たら電話くれと書いて。
それでも連絡なし・・・・
果たして行けるのか?
そもそもHPにはいろんな釣りのことが書かれていて、果たして何を釣るのか、どういう道具が必要なのかすら分からないアリ様。で、2日前にようやく電話が繋がった。
青物ジギングメイン、一つてんや・カブラもアリ、ウィリーでアジ釣りもあり、根魚もOK。
っていう感じらしく、とりあえずジグの重さを教えてもらったのと、ウィリーで使うコマセだけ買ってきてくれと言われた。
他は手ぶらでOKか?ってか、電話ギライな船長のようで、しつこく聞くのが申し訳ない感じのLOWっぷり。
とりあえず午後船3名の予約は取れた。
ジギングタックルは全部tonoに借りるので、翌日、もう一度tonoが船長に電話して詳細を聞いた。
つもりだったけど、狙う水深が10~70mとのこと。
レンジ広すぎ!
ってことで、要領を得ないままタックル準備。
●スピニングリュウロン+一つテンヤ用リール(PE0.8号150m)
●タチウオ用ベイトタックル+PE1号100m
ウィリー仕掛けとかも家にあるけど、とりあえず無視。
現場でも不安だらけ
何故か高井戸ICまで行ってしまった(カーナビあるのに)らしい、方向音痴コンビがなんとか時間通りにオレの家へ到着しオレのクルマで新潟へ。ジギング的タックルだけで15本くらいあるんだけど、船にこんなに積めるのかい?
9時過ぎに新潟到着。
とりあえず近くの大きめの釣具店へ。めちゃくちゃ感じの悪い店長?社長?が居る店。現場型ショップでなければ、速攻潰れてそうなサイヤクな対応だぜ。
そんな二度と行きたくない店に4400円も使っちゃったぜ!
●チョイ釣り用:ムーチョルチア25gを数個
●万が一に備え:一つテンヤ(水深不明なのでとりあえず8号)とそれ用の冷凍エビ
●ウィリー用コマセ2つ
●ジグの上につけるサビキ
で、集合場所に到着。
シャローに小魚がいるのでアジングタックルを用意。したけども、ジグヘッド・ワーム一式忘れてた(笑)
で、ここでJJマックRのティップが折れた。ってか、ライン通したらポロっと折れた。は
潰れたような感じでポッキリ。
はて?
ネゴに齧られたか?
よかったよ、釣りの時じゃなくて。
で、集合場所は観光船桟橋。オカッパリの人はいっぱい居るけど、沖釣りマンっぽい人が誰も居ない。
集合場所違うんでね?
段々と焦ってきた。
そこに一台のクルマ。なんだか大きいクーラーボックスを下ろした。50m先だけど、驚異な視力になった俺には、その人が着ているTシャツの柄が見える。
なんと、カジキマグロがジャンプしてる絵柄だ(笑)
漫画かよ!っていうくらいのまさに絵にかいたようなオフショアファッションだぜ。
集合場所はここでマチガイナイ。
で、11時前に沖から船がやってきた。それっぽいアングラーもちらほら集合。
そして、先ほどのカジキの人のTシャツを間近で見て更に驚いた!!!!カジキの上下にいてる文字、それは・・・
Offshore
Angler
マジデ。
午前船から通しのお客さんが多くて、我々3人は胴の間へ。
電話どうよう声の小さい船長が「最初はウィリーでアジ釣りやるので準備してください」って言う。
えーっと、仕掛けは?
「持って来てないんですか?」的な反応orz
幸い、船に積んであって現場で購入。一式2000円チョイ。ま、値札通りの価格だったけど、先に知っていれば・・・
そんなこんなでようやく出船。
ウィリーでギガアジ連発
50mくらいのポイントでウィリー開始。タックルはジギング用。おもりは60号だったかなボトムまで落としてコマセ振って待っていると魚の感触。上がってくるのはすべて良型のアジ。
↑これでも小さい方で35~40弱がバンバンと。
アジングで釣ったら相当たのしそうなサイズだけども、さすがに簡単に釣れすぎて5匹もったら飽きちゃう感じ。
1匹だとほとんど引きも無し。2~3匹掛かると結構引くけど。
2流し目くらいでウィリーに飽きちゃった。あげく反対側の人とオマツリして強引に引っられ船縁で高切れ。仕掛け一式LOST。
今更2000円のセットを追加購入するのもなんなので、リュウロンに重めのカブラをシンカーにしたサビキ仕掛けで狙う。コマセなしだけど、周りで撒いているので問題なく釣れた感じ。
で、アジとは違う質の引きが強い魚がっ!
バスに似てるブラックソイでした。
潮が緩いので、こっそり25gジグを落としたけど、さすがに50mは無理でした。
ライトタックルなのでまぁまぁ面白い。
1匹落ちちゃったけど、尺上トリプルヒットの時はスゲー引き。
コマセ無しのサビキ釣り。サビキって疑似餌じゃん。ってことは、これはアジングにはならないんですかね(笑)
アジングの定義ってなんだろう?オカッパリのみ?
大きいのは37~38cmあったので
アジングの自己記録は38cmです!
って言いたいけどさすがに言えないな(笑)
そんなこんなで3時間くらいアジ釣り。
ジギングタイム
で、潮が動いてきたとかでジギングタイム。
70mをちょろっとやって、その後は30~40mの潮目狙い。で、ミヨシでペンシルベイトを投げていた人に何者かがヒット!
お!すげー!とか思いつつミヨシアングラーを見ていたらオレのジグにもヒット!
一つテンヤでも釣った事ないキロフィッシュでした(笑)。しかし、よく掛かったなぁ。
で、すぐに上がってきちゃった俺のタイとは違い、ミヨシトップの人は長いやり取り。そしてついにネットインしたのは9.7キロの立派なブリでした。その1匹で船上の活性UP!
キャスト出来る人はみんなトップを投げ始めた。全部で数発出てた。ワラサが1本あがったりバラシてたり。
で、このボートは喫水が低くて、胴の間だと水に手が届きそうなくらい。ゆえに我々の位置からはキャスティングは無理。
なのでまったり25gジグで遊ぶ。
そーいえば、ホウボウも釣れるって聞いたので、福浦で学んだホウボウアクションをやったらまさかの一撃ヒット!
ま、これっきりでしたけど、懐かしの再会。
基本的にボートは潮目を流してて、ボトムに変化とか障害物はなんにもない感じ。エビ付けて一つテンヤを落としたけど、99%無傷で帰ってきた。
で、17時前になり、最後のひと流し。ここはボトムに魚礁?岩?かなんかがあるようで2ャスト2バイト!途中でバレ。あ~残念。やっぱりボトムに何かがあれば猛烈な反応を得られるようす。
出船前に20mラインの岩礁帯をやるって聞いてたので、それを期待したけど、本日は無しした。思いのほかトップに好反応だったからでしょう。んでも、トップの釣りが出来るのはミヨシの3名のみ。他の人はダラけてた。この辺は交代制にするとかして欲しい感じ。オレは25gジグで楽しんだけど。
そんなわけで、出船前はどーなることかと思ったけど、終わってみれば、
●半分以上はウィリーのアジ釣り
●終盤ジギング~ブリトップ
ってな感じでした。tonoとしょうさんはつまらなそうだったけど、俺的には、自由にあれこれ遊べるので、ナニゲに面白かったです。
あ、そうそう、アジをある程度釣った時、船長に「氷ください」って言ったら
え?なんで持って来てないの?信じられな~い、的な反応・・・・
って。無いのはいいけど、事前に言ってくれよ(涙)
あげく船にホース循環も無い。
なので、我々のアジは氷なし。ビニル袋入のアミコマセ2ブロックでなんとか温めないでんだ感じ。
この辺の、習慣の違いに慣れれば、新潟の遊漁船も面白いって思った。うちからだと近いし。
黒いのと赤いの2匹、そしてギガアジ多数。
ちなみに腹をさいたらアジはみんなプリスポーナーでした。味は・・・・アジって小さい方が美味いよね~って感じ。