泉さんの「バス釣り喰わせの奥義」

ぶっちゃけ、買ったのでなく、貰ったんですが。って地球丸の人に貰ったわけじゃないから、ヨイショするわけじゃないけど、これは面白いです。そういえば、風太郎さんも絶賛してました。本のタイトルからして1/16ozJH アライブシャッドの事を192ページにわたって書いてたらどうしましょう！と思っていたんだけど（それはそれで興味あるけど）タイトルとは裏腹に、普通の釣りの話です。泉さんってJBが始まった頃にすでにバス歴14年だったんだって。すごくない？オレが生まれた頃からやっているわけじゃん。

同シリーズの別の人の本は「日本で～をやったのはオレが最初」と永遠に「オレが最初」自慢しててややうんざりだったけど、ってこの本もその傾向はあるにせよ、まぁともかくこのクラスの人は我々普通の釣り人の何百倍もの経験があるんですよね。年数も長いし、一年あたりの回数も凄い。

この本の場合、書いてある事は全部トーナメント中・取材中の話なので信憑性は高く、すげーなぁと思う。この辺は今江さんの本に近い。やっぱり大勢から見られている試合中の話ってのはテキトウな事かけないし。アメリカの話題も多いんだけども、富士五湖、琵琶湖の話が多く、実際そこで釣りをしているだけに、更に面白いです。たとえば、山中湖の「長池からママの森にあるウィードがあまり生えない2.5mフラットとそのそばの10mまで落ちる急激なブレイク」とか。あーあそこね！とか。

ともかくこれは面白いおすすめ本です。泉さんを尊敬してしまいました。いや、前からだけど。