"ミノーは楽し"
2007年02月06日(火)キングフィッシャー
120匹 天気:晴れ 水温:10℃手段:岸
2007年3度目の釣りも管釣りです。「その時の環境で行ける釣りに全力投球」が俺のモットーです。去年の今頃は比較的近い相模湾に全力で行ってました。が、今はさすがに遠くなっちゃって簡単には行けません。その代わりに今はバスの管釣りが比較的近い所に点在するので、そっちの路線もありかなーって感じで。
ここまで前回のコピペ。
水郷方面も既にツーケーのナーアーが真っ赤なブリブリのカイデーなのが結構釣れてるらしいんだけども、自力であそこまで行く元気がないのよ。ってことで今回も管釣りへ逃げた。
ミノーの威力
同行する嫁が夕方用事あるので今回は1時間で行けるPAL佐野に午前中だけ行こうと思っていた。あそこはあそこで釣り方が違うのでそれはそれで面白い。んが、結局寝坊しちゃった関係で、午後からキングフィッシャーへ行くことに。
ってことで11時半頃到着し、さっさとスタート。因みにカップルだと1000円割引になるみたい。
先週は貸し切り状態だったけど、今日はバス池に5名ほど先行者。前回一番釣れた場所はやっぱり埋まってたので、流れ込み付近でスタート。
今日はとことん数を釣ったるぜ。って感じでスピニング2本で。ヨメはベイトタックルでラバージグを投げてスイミングで狙っている。
それ釣れないよ。かなり。止めれば喰うけど。
先週、オレも同じ事したけどかなり外してた。5秒くらい止めれば喰う。ってアドバイス。そして止めたら一撃。
ヨメの2007年初バス。
この場所はバスよりマスが多くてミノー・シャッドやっているとバスより俊敏なマスが先に喰う。
これはこれで面白いんだけど、せっかくなのでバスを狙おう。
ジグヘッドを沈ませると簡単に釣れるのは前回と一緒。でも、破壊力が無いなぁ。やっぱり場所が大事だなーって思ったら、先週の場所が空いた。ラッキー!
そこからは怒濤のイレグイ。ヨメもスピニングに変え無限ツレツレモード突入。沈めるライトリグの練習が今日のテーマだけど、やっぱし簡単に釣れ過ぎて練習も何もない状態。
ってことでここからミノーで遊ぶ。最近のマイブームなK-I50、60あたりで。これがまたスゲーのよ。ミノーの動きっていうか、反射板のキラッキラッに反応してる感じなんですけど、ともかく凄い。バイトが見えるんだけど、そのスピードがマッハ8くらい。マスも速いけど、バスもたいがい速い。しかも、ボトムから突然猛スピードで突き上げてくるから超エキサイト。スモールマウスの速さも驚くけど、ナニゲにラージもやるとキャやるのね。
ミノーがどれくらい凄いかっていうのは、例えば未だにあの時の興奮は忘れられない2002年2月20日朝イチの河口湖とか去年の春の西湖、それまで三日に1匹ペースだったのが、突然ミノーで連発した日とか、水温ヒトケタ台のマズメ一発勝負(ワカサギ絡み)で40アップってのをいくつか思い出すけど、他のルアーではあんまり釣れないときに突然釣れる、しかも連発して釣れる、しかもその低水温期には珍しい小型も釣れる、とかなんとか色々な要素が組み合わさる関係で、強く印象に残るわけです。ちなみに、時期が被るサスペンドシャッドの釣りは、ルアーの動きとか狙う所がぜんぜん違うので、ミノーとは全く関係ありません。
で、話を戻して、ともかくミノーっつーのは、一番小魚っぽくて一見凄く釣れそうだけど、ナニゲにそう簡単ではなかったりもしつつ、色んなフィッシュイーターが釣れるんだから、やっぱしミノーってスゲーな、って感じで。
いや、決して「バス業界の2007年はミノーを流行らす!」って思惑とは関係ありませんよ(笑)。今になって急に「実は当社は○年前から極秘に開発してた」なんていうお決まりの台詞でも無く。ただ単にここ数年ずっとクリアレイクで釣りをしてた関係で、流行のクランクベイトよりもオレにとっては馴染みがあるだけの話です。
そんな訳でミノーってスゲーなって話でした。で、釣りの話に戻して。
そのキラッキラッアクションにバスのスイッチ入りまくりで完全に狂ってた。一個のミノーを10~20匹単位で争ってるんだから余計燃えてた。ドサクサ紛れに「とがミノー04年モデル大失敗バージョン」投入!
釣れた(嬉)
ミノーで20連発くらいして満足。さて、本来の目的のワームの釣りをしよっと。ちなみにオレがミノーやっている間、ヨメはずっとジグヘッドで無限釣りモードです。
ワームはスピード&ステイ
何年もやってないスプリットショットリグの練習もした。けど、釣り方が合ってないっていうか、キャストすればするほどバスが薄くなるので、横に引く系の釣りは効率が悪いのね。それで1匹釣る間にJHのヨメは3匹くらい釣ってる。
で、沖のクイ(正確には塩ビパイプ)目がけてスプリットをキャスト。上手く?命中しちゃってシンカーから先がパイプをグルっと一周。ヤバイ!って思った瞬間、ワームにバスがバイト!喰っちゃったよ!ロッドを煽って外そうとしたら、シンカーが水面をピチャピチャ叩く感じに。そしたら、ペレット蒔き状態になっちゃったようで、バスが30匹くらい沸いてきて超ナブラ状態! シンカーはバンバン喰うし、まさに沸騰状態、これぞ本当のボイル!って感じでした。
なんとかゆっくりじっくり引っ張って無事に回収。
ここからは普通にジグヘッドで釣りをする。これがまた、簡単に釣れるとは言え、それなりにコツがあって、ゆ~くり落とすよりはピュっと落とした方が良かったり、明らかに4インチより長いのはフッキング率が激減するし、こんだけ釣れるんならワーム無しでもOKじゃね?って思ってジグヘッド単体で狙うと、確かに追って来て10cm手前で凝視はするけど決してバイトはしないとか、管釣り用で売ってるペレットルアーみたいなのも結果は同じ、なのに一見「棒」にしか見えないヤマセンコー2インチはちゃんと食べる、と、なかなか興味深いもんです(濁りが薄いので反応が丸見え)。
苦手なスモラバでも釣れるは釣れるけど、効率は素のJHでスっと落とした方が圧倒でした少なくとも今日は。
ちなみに先週よりも暖かいくらいなんだけども、魚の元気は少しダウン気味。大きい画像でも耐えうる素材を撮ろうと思って、EOS Kissデジタルでジャンプ写真を撮ろうとトライ。けど、先週ほどジャンプしなかったorz
いやぁしっかし、釣れますよこの釣り場。解りやすく例えるならバンバン放流していた時代の河口湖のロイヤルワンドの水路出口をロイヤル放流翌日に独り占め。さかなや放流の翌日スロープ沖のブイがある溶岩~桟橋を独り占め。長浜放流の翌日・・え?もういい?ってか、例えがマニアック?まぁ、それくらい凄い訳です。
ちょいと釣り過ぎたので、もう一回ミノーで遊ぶ。
K-Iはもの凄い暴れップリ。そして↑この、なんだっけ?ジップベイツの、リッジ?とかいうのは、キレイに左右へダートするタイプ。けど、やっぱり動き云々よりフラッシングに反応してる感じで、このカラーはやっぱり強かった。
とはいえ、正直こんだけ釣れると、どーでもいいんでね?って気も。
とがミノー96年モデル大失敗版でも釣れるし。
で、ミノーを沖へ投げてると、バスがわっさわさ寄ってきて、足下がバスだらけに。ブレイク部にどっちゃり溜まる。ちょうど左側に居た2名が帰ったので、岸に沿ってミノーを引くと、それはそれはもの凄いチェイス&バイト。あまりにも凄かったので久々に「水中動画」を撮ろうとトライ。10分くらい撮ったけど、失敗でした。あまりにもバスが多すぎ、反応し過ぎでボトムの泥が舞い上がりまくりで、ゴミしか映ってなかった(笑)
足下にごっちゃり居るバス達の近くでメタルジグとかトラウティンサージャーをクイックに動かすと、滅茶苦茶興奮して狂ったようにバイトしてくるけど、それと同じような効果が反射板入りのミノーにはあるんでしょうね。
釣れすぎ&外すの大変なので、マス用のシングルフック版を投入。確かに乗る確立がほんの少し落ちるけど、ほぼ問題なくヒットの嵐。
つーか、ジグヘッドもプラグもバーブレスだけど、滅多にバレ無いんだよね。ロッドのおかげもあるとは思うけど。って、野フィールドでバーブレスだと、バレちゃうんだけどね。
K-Iも凄かったけどビーフリーズ65も凄かった。止めてブルッとした瞬間バスが猛烈アタックしてくる。
そのスピードはスモール並みのロケットダッシュ。その一部始終が丸見えだから、そりゃ楽し過ぎです。
ラストも釣りまくり
15時を過ぎ日がオレンジ色に。そろそろトップタイプ?今日は小さめのトップウォータープラグをいっぱい持ってきた。
んが、それをあざ笑うかのように突然強風に・・
トップどころかミノーのレンジでも渋くなった。なので、もう最後はワームで釣りまくり。ジグヘッドはもちろん、日本一汚い手巻きスモラバで数匹キャッチ
あ、これ巻いたのオレね。西湖バスはことごとく逃げてったけど、ここのバスは優しいなぁ。
しかしやっぱりスモラバのフォールスピードがかったるいので素のJHで。ひたすらイレグイ。あまりにも釣れるので、ヨメと2人で「先に10匹釣った方が夕飯奢られるCUP」開催。
それまでオレより良いペースで釣ってたのに、勝負になった途端、釣れなくなるヨメ。7対0まで追い込んだ。ら、「仕切り直しで今からスタート」とか勝手にルール変え。上等じゃい。
2回戦も10対7でオレの勝ち。ちなみに10匹釣るのに10分も掛からない。あまりにも呆気ないので3回戦。「明日の昼飯奢りCUP」スタート。
さっきまで沖のクイへ1/16ozJH+シルクワームを投げてカーブフォールさせれば百発百中だったけど、ちょっとペースが落ちて3回目はオレの負け。
ちょっと変わったか?って思って1/32ozに変えたら余計ダメになったり。やっぱり1/16ozが正解でした。
そんな感じで最後の最後まで釣りまくって半日ながら余裕の3桁越え。前回は色々やって、若干釣り残した感はあったけど、今回は容赦なく釣りまくりでじゅうぶん堪能させていただきました。開演~閉園まで本気で限界までやったら300匹くらいは釣れそう。さすがにそこまではしませんけど。あー楽しかった。
そんな訳でミノーは楽し!って事で纏めさせていただきます。