"Go86ツアー2010 6月の部 Day3/3"
2010年06月17日(木)八郎潟
14匹 天気:曇 水温:20~23℃気温:24℃手段:toro丸
最終日は数は釣れなかったけども、連発ありダメダメあり冒険あり、メリハリのある充実した一日でした。
ダメと分かりつつもやっぱりバズ
最終日はいい感じの曇天。いつも猛烈に釣りまくるカワグチフリップさんが今日から八郎入りらしい。ちょっとオレ出遅れたので、遭遇しなかったけど、今日もまた釣られまくるんだろうなぁ・・・頼む!俺の分もちょっと残しててw
そんなわけで懲りずにバズ場へ。
あーそーですか、出ませんか。
あ~ぁ
水も変わっててかなりアワアワなバズ場。こんなんだからネスト場でもあるんですが。
40分ノーバイトで昨日と同じくクランクをキャストしたけど、この先ずっと水は変わらないだろうから、クランク引いたままエレキでUターン。
したら、釣れたっ!30cmくらい。あげた瞬間ジャンプで逃走。
一段下には普通にいる模様。
なので、もう一回向きを戻してクランクをキャスト。
で、またしてもここで便意。
またまたクランク引いたままエレキでUターン。
したら、釣れたっ!
ヤメようと思ってUターンした直後の2匹。やっぱり殺気ですかね?2匹目もまたサイズはちょい小さいけど、いい色した個体です。
ウンポついでに写真を一枚。桟橋周りのガレ地帯。ここにエビがびっしり付いてたり、ハゼ系がウヨウヨ居たり、スロープの所にオイカワが居たり、タナゴが居たり・・・小バスが居たり・・・っていう時期になればもっとシャローも釣れるはず。浅いところに小バスが湧いてもっともっと数が釣れるはず。でも、今回、ここに生命体はゼロでした。
回復組の群れか?
平日だけどハイシーズンなので結構ボートは多いんです。要所要所は必ず他のボートが浮いている感じ。ファイブライトエリアも同様。でも、今回初めて空いていたのでちょっと入ってみた。
流れはゴーゴー
流心部は流れ強すぎでNG?ちょいと上流の2mくらいに何の気なしにフットボールを投げてボトム付近をバンプしたらバイト!
え?ここで釣れちゃうの?っていう夏っぽい場所と釣り。
さらにカレントの境目で1本釣れて、もう一度バイトあり。そうこうしてたら激浅部でボイルの音。ここはベイトがいっぱい。初日にエビを食ってるボイル(?)は見たけど、小魚を追っているボイルははじめて見た!
石積みの水深20cmなので、ヤマモトノーシンカーで。今回から初導入した細めのPEのベイトタックルにナガイモをセット。ボートポジションを調整してボイル待ち。パチューン!始まった!
慣れないPEでまぁまぁロングキャスト。ラインが緑色で細いので、よく見えない(涙)
あれ?ライン走ってるかな?わかんないけどとりあえず合わせたら丸飲みしてた(笑)
記念すべき細PEのキャスティングによる1匹。
このバスめちゃくちゃ元気よくて、ってボイルしまくりだったくらいですからね、ロッドが激曲がり。ボート下に思いっきり走られた。さすがにPEが細いので、ボート底でちょいと擦れた感じで毛羽立ってた。リーダーつけるべきかな?今後セッティングを詰めようっと。で、トラブル軽減のため、スプールに薄く巻いてたんですが、想定外に短くて、ちょっと投げると下巻きが出てきた(笑)。要巻き直し。
で、先ほどのフットボールで釣れたコースにもう一回投げたら即ヒット!
フォール中にもう食ってた。
更にまたまた。今度はボトム付近スイミングで。
確かこの後もバイトがあって、え?何匹いるの?っていう。
10分後にまたまたヒット!
流れに集まるベイトに集まる回復中~回復組が凄い数の群れでいる感じ。
そんでもって次のキャストでもヒット!昨日まで48くらいは余裕でぶち抜いてたけど、これは明らかにデカイ!50は楽勝の口の大きさ。しかも太い!
この数年、フットボールといえばDEPSとかの大きいフックばっかり。今投げているのは久々の普通サイズのジグで、口の中に入っている!ロッドもラインもたぶん大丈夫だけど、このサイズを抜き上げると重さで口の内側の皮が切れちゃってポロリじゃね?
って感じで抜き上げを躊躇しちゃって、ロッドをこねちゃった。案の定、スポっとジグが口から出てきて悠々とお帰りになられた(笑)
ボスをバラしちゃったからか、その後、数投反応無し。
とりあえずまた後で入り直してみよう。
冒険してみる
こんな強い流れの近くに回復組が群れで居るってことは・・・・アソコに行ったら凄いかも?西部で一番大きいバス達が集まるアソコ。もう7年近く行ってないけど久々に行ってみるか~
近年近場ばっかりで釣りをしてるので、久々のロングドライブで「ソコ」へ到着。7年ぶりのソコはずいぶん景色が変わってた。
昔は真夏に来ていたので、果たして今時期にもいるかは不明。とりあえずバイブレーションを投げてみる。
と、一投目からビッグバイト!さすがここのはデカイ!7年前でみんな45アップだから今は50アップが普通じゃね?
っていう期待にはバッチリ応えてくれたけど・・・・
魚種違い。
またしてもこんな目に。
バスはおらんのか?
しばらく流れを観察してたら突然、一番奥でボイルの嵐。青物か?!っていうくらいのスゲぇボイル。バストでなくまさにボイル。
ちなみにそこへはキャストできないので、指を食わえてみてるだけ~
でも、居るには居るんだ。
俺の反対側にオカッパリのカップルがやってきて準備をはじめてた。
で、俺のキャスト可能範囲でもボイル!すかさずルドラをキャスト!ワントィッチでゴン!
と、同時にオカッパリが一投目でヒットのダブルヒット!俺のは長さこそ普通だけど、今ツアーで最も綺麗な太いバス。やっぱりここは別世界。で、オカッパリが釣ったバス、デケェ。大騒ぎしてた。あとで聞いたら51cmですってよ。さすがここは一味チガウ。
同じところでもう1匹。これはイマイチなコンディション。
いやぁやっぱりここは凄かった。普通に50アップが釣れるんだもんな。俺にじゃないけど(笑)
ビッグバス好きな人たちなら一日ここで粘るかもですが、俺的にはデカイの釣れて当たり前過ぎてイマイチ萌えないのでさっさと退散。もっと水温が上がった時期にまた来ようっと。
新規開拓の長い旅へ
前回からの懸案事項だった、新規開拓の旅を始めることに。全くの新規ではなく、まぁまぁたくさん釣れた時代に一回は流したことがあるけど、当時あんまり釣れなかったエリアです。
いつもやっている「昔よく釣れたストレッチ」は、さすがにもう草のはえ具合・釣れるピンがみんな解ってて飽きている訳です。だから、新規開拓は次々と知らない景色の連続で楽しい!知らない湖で釣りをしてる感じ。
ちょっと話がそれますが、そもそもなんで俺がこんなにまで八郎、それも狭い西部に来るかと言うと、その時々のバスの行動パターンを知りたいのが一番の理由なんです。その日のそのコンディションで、アベレージサイズがどこに居て、どんな釣れ方が一番ハマるのかを知りたいんです。アベレージサイズは年々変わってて、今だと40cmチョイ~45くらいですかね?普通に釣れるサイズは。それらを狙って複数釣れるようになりたい訳です。
同じ八郎でも東部~本湖・流入河川だとエリアが広すぎて、釣り方・バスのレンジ・状態よりもまずはエリア探しの方が重要になっちゃう感じ。関東の釣り場だと、そんなに数がでないので、果たして合っているかどうかが判りづらい感じ。数を釣るなら近所の榛名湖の方が釣れる気がするけど、釣り方が単調になりがち。単にバスのサイズを求めるなら琵琶湖に行ってるし。大きい魚・引きの強い魚を釣りたいだけならソルトやっているし。
そんなわけで、今まではあえて狭い範囲で釣りをしてたけど、そろそろそれにも限界を感じてます。今回も近場で釣れるバスの口には無数の針穴があったし。時期的に仕方ないけど。
なので、重い腰をあげて新規開拓の長い長い旅へ。
なんてったって浅場が多いので、久々に走行用魚探をつけた。キルスイッチも忘れずに。プレーンしたらとりあえず、怖いのであんまり走行用魚探は見ないことに(笑)。そんなこんなでちょっとビビリつつも旅を続けた感じ。
エリアに自信が無いので、ワームだけは自信たっぷりのヤマモトNSとダムダムホッグTXでひたすらカバー撃ち。
知らないなりにも、そこのポケットに居るだろうな~ってところでは反応があったりして、それはそれで面白い。
ってか、久々にオフセットフックでテキサスやったら、なんかフッキングの仕方忘れた!ストレートフックの時とフッキング方法違うんだっけ?掛けてもバレたり、掛からなかったり。ミスも何度か。巣オスがワームを横に持ってってるだけかもしんないけど。
今は俺の他に一艇のみだけど、別にシークレット場でもなんでもないので、こっちで釣れるバスも針傷はある。けど、ちょっと少ないかな?
そんなわけで、午後の3時間ほどひたすら旅をして5回くらいバイトあって釣れたのは2匹でした。
ちょっと少ないけど、ハイペースで「粗」で打ってったので、もうちょい丁寧に密に打てばもうちょい釣れた感じでした。だいたい釣れる場所の傾向は掴んだので次に行ったらもっと釣れる(はず)。
その後も撃ってみる
長く釣れない旅を終えて、そろそろ魚を釣りたくて、さっき連発したところへカッ飛びで行ってみた。ら、ドンぴしゃなポジションに先行者orz しかも釣ってるので、当分動かないだろうなぁ・・・・残念。
ってことで、またまたロングドライブ。もう一箇所の同じシチュエーションのところへ。
って、その前に、近くにあるフリップ場へ。午後はひたすら撃っていたので、体のリズムが撃ちモード。今なら俺にも釣れるかも!
ヤマモト落として2連発。もっともっと丁寧にやったらもっと釣れるのか?っていう思いと、風が吹いてきて操船面倒クセっていう思いが交差。後者がまさって移動。
で、本命のカレント場へ。
さっきの場所と同じように流れの際を上流方面から横切るようにスコーンを泳がせると、首尾よくヒット!
やっぱりコレですよ。
バス釣りのMAXな面白さはコレですよ。
ルアーがどーだ、サイズがどーだ、そんなんじゃなくて、読みどおりに狙って釣れた時がバス釣りのMAXな楽しさなわけですよ俺的には。もちろん結果的にデカかったら尚良し。
そして、これもまた良いサイズ!!!!!
けど、ウネッているorz
?
ま・た・か orz
今ツアー、期待した要所要所の「ここぞ」ってコースでことごとく雷魚が釣れたw
朝の連発スポットには結局入れずorz
こいつを釣ったのが16時2分前。よし、最後の一時間は例の連発スポットだ。
またまたロングドライブ。
さっきのアルミ、さすがにもう居ないよね。2時間近く経っているし。鼻の穴とスロットル全開で向かった・・・
100m先から・・・・あれ?まだ居る?
いや、きっと手前側にいるに違いない・・・
50mまで寄る・・・・
んズガーーーん
まだ浮いていたorz
それでも俺は諦めない。
とりあずボート屋前に戻って沖へボートを浮かべたまま後片付け。フットボールのタックル1本だけ残して。
16時半になり次々とパントのボートが帰ってくる。しかし肝心のVハル12が帰ってこない・・・・
あの船が帰ってきたら速攻で行くのに・・・
結局17時までVハルは帰ってこず俺もようやく諦める。そんな感じで最終日終~了~
で、帰ってきたVハル、なんと!カワグチフリップさんでした。どーりで良いポジションに浮いている訳だ(周りのボートはみんなアシ撃ちしてる)
よくよく聞いたら、朝と夕方そこに入って30~40本の爆釣だったとか。オレが朝行ったのは9時40分から。ってことは、彼が(いっぱい釣って)去って、ほどなくしてオレが入った感じ。それでもオレにもあんなに釣れたんだから、どんだけ濃い群れなんだろうって感じで驚きでした。
って、午後に浮いていたのがカワフリさんならば、横に入れさせてもらえば良かったぜ!15時過ぎから、そこに入ろうとして、どんだけのガソリン炊いたことか(笑)
で、あまりにも悔しいので、片付け終了後、ロッド1本、ジグ2個、ワーム3本だけ持って残業!5投で3本釣ってやる!
って思ったけど、結局釣れず。反対側で1本のみ。
世の中そんなに甘くない(笑)
そんなわけで、季節進行が遅れ気味かと思ったけど、アベレージ君達は流れ絡みのスポットに群れをなしてベイトを食っているようでした。オレは数発で終わったけど、カワフリさん改めツリスギフリップさんが釣った数で証明されました。この後2日間やるそうなんで、たぶん150匹くらい釣りかねないです彼の場合(笑)
そんなわけで、晴れ・雨・曇りの3DAYS、バズは初日の午前のみ、2日目はグダグダで終了、3日目は回復傾向の群れの居場所を見つけられたことと、新規開拓の旅が楽しかったのでまぁまぁいい感じの3日間でした。