"今年初86 3日間の旅 初日"
2002年04月15日(月)八郎潟
10匹 天気:晴れ 水温:水温14℃℃手段:トロ丸
今年も何が何でも月イチ八郎を目指すオレですが、なかなか難しいです。とりあえず行けるときにいっとこうって感じで琵琶湖から帰ってすぐにバタバタと行ってきました。今回はカミさんと2人で3日間の釣り。時期的にはもちろんちょっと早いんだけど、まー仕方ないっす。情報ゼロからばんばって良い釣りができればいいなぁ。
河口湖から八郎潟まで770キロ。まーたいしたことねーよ。(やや強がり)
24時半出発のノンストップ安全運転で8時半にゴールイン。とりあえず新装オープンした旧イーストワン、現八郎潟ボートサービスSTCの新事務所へ顔を出す。なんだかみんな忙しそうなので近場でオカッパリ。
さぁ今年の八郎ファーストキャスト!イッチョ釣ったるべ。と、とってもおいしそうなコースにイラプションを通す。大岩に引っかかりクルリと抜けた瞬間バスが飛び出す!よっしやー本年度ファーストでファーストバスゲ・・・・ゲッ、乗らないじゃん。活性が高いようなので、楽勝かと思いきや、それ以降ムキになってノーシンカーまで登場させるが結局釣れず・・・・
さて、一昨年の春もそうだったけど、今回もまたキョウレツな風が吹いてて東部はスーパー白波状態。ボートじゃまともに釣り不可能な感じ。参ったね。ちょっとへこみつつ西部へ。
■風裏で様子見
西部も風はびゅーびゅーだけど、まぁなんとかなるかなって感じ。とりあえず10時30分に出船。タックルはどんな釣りが当たるか解らないのでとりあえず8本用意。ある程度解ったら絞るつもり。出船直後の2キャスト目でまたまたスピナーベイトにバイト!が、またまた乗らず。ヘタだねぇ。
南風がびゅーびゅーなのでとりあえずSTC周りの風裏エリアの岸際をさらっと流す。アシ前はスピナーベイト、アシによったらテキサスリグ、後ろでカミさんがクランクベイト。
そのクランクに初バスがヒット。枯れガマの外側を通った時にバイトがあった様子。サイズは悪くないけど、コンディションはいまいちだ。もっときれいなプリプリが釣れると思っていたんだけどね。まーこのエリアはもっとも人気があるとこなんで結構釣られたバスが多いんだけど。
あ、そうそう言い忘れたけど、まだまだアシの新芽はほとんど無い状態。んでGW頃には水位が増えるんだけど(田植えのため)まだまだ少ない状態でシャローフィッシングには決してベストコンディションじゃないのです。
とはいえ、ここは八郎、アシの釣りをしにきてるようなもんなので、どーしてもアシをやっちゃう。枯れアシをテキサスで撃ちまくってやっとこさオレの1本目がきた。41センチだけどこれもヤセ君。つーか、数日前に琵琶湖のモンスターを死ぬほど見たので40釣っても感動が薄いのよ!困ったもんだ。30クラスなら数釣りできる八郎だけど、このサイズは良い方なんだけどね。
アシで連発するかというとそう甘くはない。つーか、風が強くてまともに流せるエリアがないので、行きたい場所にいけないストレスがたまる一方だ。
アシは決してストロングじゃなので、別の釣りも試す。リップラップをミノー、クランクで流していくと阿修羅にやや小ぶり君がヒット。小さいけどこいつはコンディションがよく腹も良い感じ。ちょっと嬉しいね。
風がやむ気配は無いので思い切って外洋へ出た。(自慢の)西部最速エレキなのでこの激風でも耐えられる。まーうっとおしいのは間違いないんだけどね。
5月頃よく釣れる大きいワンドへ。プリスポーンがウロウロしてたらいいなと。つーかもう水温が14℃あるので産卵中とかポストスポーンだったりして?そんな事はない?見えないからね、なんとも言えず。で、フリッピンチューブでひたすらフリップフリップフリップでコンコン!こん身のフッキングでやっとこさ3本目。これも長さは40センチだけどコンディションはバッドだ。どーしちゃったんでしょうね。
携帯が鳴り電話片手に左手だけで適当にアシ際撃って4本目。これはちょっとサイズダウンでなおかつ激やせ。6月頃に釣れるバスみたいな体型をしてる。この時期にこんなのばっかり釣れるのが不思議なんだけど、なんなんでしょうか?
クリアウォーターじゃないので、どこでスポーニングしてるか断定はできないんだけど、どー考えてもここはするでしょう!ってエリアがある。風がちょっと弱くなってきたので思い切って行ってみた。ら、なんか、そのエリアにウェーディングのひとが。おいおい、そんなとこに入ったら産卵床潰しちゃうよ・・・って思ったが、なんかロッドを持っていない。遠目で見てたらアミをいじっている。なんか漁師さんっぽい。釣りができない悔しさとナニをしてるのか興味あるのでちょっと見ていたら・・・・
なんと!バス撲殺マンでした。アシをアミで囲ってて、そこに掛かっているバスを捕まえ、バギ!っと顔を潰しているか、アゴを外しているのかは解らないけど、とにかく、ボギっとバスのどこかをへし折ってから投げて捨ててたのだ。ショックだよねこーゆーのをナマで見ると。つーか、この人の目的は?鯉とか取っててゲドウのにっくきバスを殺してるだけなのか?それともバスを殺すためだけにアミを入れてるのか?
ちなみに殺されてるバスは遠目で見ても腹がピンク色でパンパンのナイスコンディションでした。やっぱりここはスポーニング場だったみたい。変な事で解っちゃったよ。
さらにショックなのは、この芦原の横にも良い感じのカバーがあったんだけど、そこは砂できれいに整地されてました。護岸工事でもするのか?貴重なポイントがまた無くなった。
かなりブルーな気分になりつつ、同エリアにあるスーパーカバーの一番奥にトライアングルスティックのノーシンカーをポチャリ。ここはいつもバスが付いている。でラインが動く。やっぱり居た。42センチのなかなかキレイなバス。でもやっぱりやせていた。まー嬉しいんだけど、いわゆる「パターン」のバスじゃないんだよね。と、カッコつけてみる。
さてさて、同エリアの対岸にもスポーニングに適してるだろうなってとこがある。ハードボトムのフラットで岩が点在してるとこ。ここで春先に何度かお尻が赤いプリプリのバスを釣っている。去年まで行われていた護岸工事の影響で通年濁っていたけど、今年は濁りもとれているだけに期待が高まった。が、結局プレデターで普通のバス1本のみで終わる。うーん、いつもと何かが違う気がする。
風に泣かされつつかれこれ6時間ほどウィークプラクティスをしてるんだけど、なーんも見えず。まーいつもの事だけどな。念のためディープもチェックしてみた。ディープっても、沖のハンプだけどね。
6mラインにある3mハンプにマーカーを投入。リーパーツネの1投目でバイト(のみ)。居るのは居るみたい。去年のGWも釣れたしね。
んで、数投目にヒット。結構良い引き。マメしか居ないと思ったけど、まさかの40アップにニヤリ。でもやっぱりこいつもプリプリにはほど遠い。
ちょっと粘って小型を2本追加。なーんも見えてない初日だけど、このディープの3匹でなんとか明日につながったかな。浅い釣りしてだめならここにきてみようと。その後、イケス跡周りを軽く流すも風でボートに鉄パイプ刺さりまくりなのでさっさと退散しボートを揚げた。
船を揚げてから、オカッパリ。イラプションを激しく引ったくったナイスファイター。
なんかいまいちパッとせず初日終了。釣りしているときはなんにも考えてなかったけど、今これを書きながら数えてみると、初日は10本だった。まーほら、八郎潟での数釣りは3年前に卒業してるつもりなので、別にいいんだけど・・・・・ちょっと寂しいかなってのが本音です。去年のオレの釣りみたら3倍釣ってるんだもんな。あ、そうだ、数釣りは卒業してたんだった。
本日の釣果
10本 長さはなかなかの成績
本日の主な仕掛け
TDバトラーTD-BA651MLRBブリッツ+TD-X105HV+DUEL コブラ14lb+CCプレデター、OSP阿修羅
TDバトラーTD-BA 7011HFB ハリアー+TD-X105HV+ファイヤーライン+T.O.チューブテキサスリグ
ハートランドX602LFS+TD-X2004C+ポパイPBライン4lb+リーパーツネ