"Go!八郎FES2005 autumn DAY2"
2005年09月30日(金)八郎潟
25匹 天気:晴れ 水温:18℃手段:toro丸
秋の八郎潟3デイズ2日目です。天気は晴れで風がやや強く。天気が崩れ傾向(翌日は雨の予報)。初日散々やった浚渫系と2mの巻物に見切りをつけ、ちょっと違う展開を。結果メリハリあったし、新しい釣りが出来たので自分なりに75点でした。
採点
初日は結果的に29匹釣ってて(釣りをしながらの本人の感覚的には15匹くらい)、自分の評価が38点は無いだろう!と突っ込まれそうですが、決して数釣りをしてる訳でないからです。数釣りするならゲーリー製品を投げてますよ。スピニングも積みますよ。って、もちろんイッパイ釣れるのは最強に楽しいけど、同じ20匹でも、見つけたロケーション・釣り方で5連発が4回あるのと、だらだらと釣れて結果20匹じゃ大違いじゃないですか(初日はこの展開)。
あと、決してビッグフィッシュを狙っている訳でなく、オレ的には40cmプラマイ2cmが釣りたいのです。何故なら、春とか夏にあんだけ釣れた訳なので、絶対どこかに居るはず。それを見つけて釣りたいのです。もちろん50とか釣りたいけど、それは別に八郎でやらなくてもって感じなので狙うことはありません。
と、38点の言い訳をしてみました。
が、初日の夜布団に入って考えたら、単純に「秋だから魚が散っているだけでは?」って感じでした。一カ所に固まっていないから、ダラダラ釣れるんだろうなって事にしておきます。
さて、前夜TOMさんと飯を食ったのですが、その席で聞いた話では、なんとTOMさんは「オレの釣り」をプリントアウトして持ってきていると!40ページくらい。ビックリ!こんな駄文読んで参考になるとは思えないんですが・・・。でも、写真に映っている僅かな背景とかみて、参考にするらしんです。こりゃ参った!ってことで、いつもは背景を載せないけど(何より場所が命)、今日から意識的に背景も一緒に写してみました。あと、風景写真も結構撮りました。
朝イチはアシ撃ちしてみた
そんな訳で、2日目は7時前にスタート。天気は晴れ。微風。昨日の最後のアシ撃ち2バラシが非常に悔しーーーので、ハリヤーを握る。
昨日と同じように、ガマ中は軽く撃つだけで、メインは端っこに単発で飛び出して生えているガマ。一つ目のガマ固まりでいきなりヒット~
ヌッシシ。さい先良いスタート。続いて昨日2発バラした固まりへ。んが、ここはアプローチ失敗。水深が40cmくらいなので、エレキで砂煙を上げちゃったよ。
気を取り直して、そのまま北側へゆっくり流す。こっちもガマ際は30cmくらいしか水がないの。けど、すぐ近くまで7mラインが迫ってて、朝夕はベイト天国になってフィーディングに上がってくるヤツが居る(事が多い)。その上がってきたヤツが、沖側にポツリと生えたガマの茎に身を潜めてベイトが通るのを待っている感じ。そんな熱い語り(妄想)とは裏腹に、なんでもないストレート状のガマへフリップしたらコンコンと当たってた(笑)
ヌリャ~っと抜きあげようとしたけど、大事を取ってハンドランディング。今ツアー最初で最後の45cmでした。
このストレッチはまだまだ続くんだけど、どんどん浅くなってオレの船では進入不可。
そんな訳で昨日のラストと今日の朝イチ的にアシやれば40アップが釣れるのはマチガイナイ。けど、気持ちがちょっと持たない。飽きた訳じゃないけど、アシ撃ちはやっぱり初夏が一番楽しいので、一旦ここで終了。
ブクブクパターン!
昨日謎のビッグバイト(スレ)があったブクブクへ寄ってみる。相も変わらずベイトがピチャピチャ跳ねて・・・あ? 今のはもしかして?エンジンのスローで寄りながら凝視。あーーっ?マチガイナイ。
ベイトがピチャピチャと一緒に、バスが狂ったようにボイルしてた!しかも何度も。こりゃ楽しそう!
昨日と一緒でまずはバイブレーションから。すぐにヒットしたけど、その後は続かず。もの凄い数のベイトとバスが居るみたい。ベイトは昨日水面で見たのは10cmくらいのボラだったので、ボラといえばシーバス、シーバスといえばビーフリーズでしょう。って、よくわからない理論で投げる。
連続して釣れた。けどシーバスで使っているやつなのでバーブレスになってて2回バレた。バレはいいんだけど、固定重心は投げづらいので、ミノー系を取っ替え引っ替え。何回か当たったけど乗せられず。ここでアッキーメタルと目が合った。
これは投げやすくて快適。で、2~3m沈めて斜め引きすると毎回バイト!けど、乗せられずorz。
ようやくキャッチ!。このルアー当たりかもしんない。けど、他も色々試してみよう。
まだ魚を釣ってないサスケブレードにしたらワカサギヒット!
あれ?表層に居るのはボラだけど、その下にはワカサギが居るのね。
メタルに戻したらまたまたワカサギヒット!うーん・・・
横引きは引っ掛けになっちゃうので、一旦沈めて斜め引きに。したら、昨日と同じようなビッグバイト!
うーん・・・・。やっぱりヘラ?
やっぱりミノー系に変えよう。
色々投げてみる。
スクワレルとか
やっぱりメタルか?
CCプレデターならどう?
ステイシーもあり?
で、ですね、釣れてくるのはこんなサイズばっかりなんですが、ボイルしてるのは結構デカイのが目立つんですよ。少なくても40はありそうなヤツが、イルカジャンプしながらベイト食ってます。けど、釣れない。釣れてくるのは、その下に居そうな小さいヤツ。こんだけバスが目の前に居ると、もう西湖と一緒な訳ですよ。居るけど食わない状態。こりゃ燃えますわい。スピニング積んでないので、小さいミノーとかワームを試せないのがイタイな。
結果的にアッキーメタルが一番バイトあったんだけど、どーもベイトを引っ掛けちゃうので、シーバスで使っているシングルフックのショーティーを落とした。ら、釣れた。これならスレ掛かりも無さそう。
ってことで、ブクブクのど真ん中に落として、思いっきりシャクる。で、2回目のシャクリのフォールでコン!とバイト!思いっきり巻きアワセするともの凄い強烈な引き!来たよ!遂にあの真っ黒な40アップが食ったよ!
ってか、シャレにならないパワーでブリッツが限界まで曲がる。こりゃヤバイ。アミアミアミ~って叫んでも誰も居ないので自分で用意して強烈な引きに耐える。つーことで、今ツアー最初のネットランディングは、コレでもか!ってくらいの体高の40アップ!
あー良く引いた。何もシングルフックでフォール中「コン!」って来なくてもなぁ。
しっかしナイス魚体。
いつも、八郎潟ツアーで一番引く魚は雷魚ですが、今回はヘラでした(笑)
表層に見えるのは、どーみてもボラなのに、掛かってくるのは全部ワカサギだったので、おかしいなぁ、オレはワカサギとボラの見分けも出来ない訳?と思ってたけど、最後はボラも掛かってきてスッキリ。
で、この頃から日差しがちょっと強くなってきて、ボイルも激減。気づけば9時を過ぎてて、1時間以上ここで粘っちゃってたけど、ここの釣りでこんだけ釣れたのは初体験。ってか、バラシ・バイトはもっともっとあったのでかなり楽しかったです。ブクブクパターン話は本当でした。はい。
しつこいけど浚渫ハンプをもう一度
昨日散々やってダメだったくせに、やっぱり捨てきれず北側のハンプ群へボートを進める。
昨日放置されてたマーカーが今日もあった。さすがに2日間放置は忘れ物ってことだろうから、ワクワクしながら回収に向かう。糸が出きってたので、巻きながらオモリの位置まで進んだ。けど、なんにも無かった(笑)。オモリごと流されているっぽい。残念!
ってか、この辺のハンプ群のどっかに打っただけだろうけどね。
エンジンのスロー走行で↑こんな感じで映ります。
さて、ここいらへんで、浚渫トップにTN、ブレイクにフットボールなど投げつつも、マジで何も起こらず、こりゃ本格的にダメダメじゃんって感じ。南下する。
1匹くらい釣れるベと余裕コイタ橋回りもスッカラカン!リップラップで巻物やれば昨日みたいに釣れるかもしんないけど、なんか他に無いかなーと。
アシ際で釣れるのは結構浮いている感じなので、ここしばらく釣れすぎのため封印してるヤマセンコー5インチでも投入すっかなーと。
西岸カバー撃ち
つーことで、1パックだけバッグに入ってたヤマセンコー5インチをNSでフリップ。流れ込み絡みで一撃ヒット!の即バラシorz。やっぱりこれは釣れ過ぎ。怖いくらい。んが、この頃から南東の風が強まってきた。この釣りは風にめっぽう弱いんだよね。
つーことで、普通にテキリグで西岸を流す。ここで超久々2時間半ぶりにキャッチ。これも、岬状の風裏側のガマの一番外側にピンで生えている茎についてて、茎横をスイミングさせて釣れた。今回はこの釣れ方が一番多いので、たぶんバズベイトとかマイキーとかでも釣れるんだと思う。オレはやらないけど。
で、次第に風が強まってきて白波に。もう勘弁して欲しい!エレキ下手なんだから!
西岸は昔はよく釣れたんですよ。カバーが濃くて。でも、今は岸が整備されきててカバーがほとんど無くなってきてます。土手が波で崩れるのか、農家の方が自力で、ビニールシートとか矢板とか打って対応してます。更に前回も書いたように、田んぼがどんどん潰されてます。10年通っているけど、ここ2~3年は激変してますね。これで行政がお金持ちだったら、コンクリート護岸されちゃうのかもしれないですね。知らんけど。これも時代の流れってヤツですねぇ。もっと秋田の米食わないとね。
更に言えば、田んぼがどんどん無くなってるので、西岸の流れ込みが無くなってきてます(その代わり整備された排水溝が増えてる)。今は稲刈り時期なので、もともと水の動きは少ないんですが、それでも、やっぱり流れ込み周りはバスが着きやすいんですよね。今回も、ミスが多かったけど、その周辺ではバイト連発でした。一昨年炸裂した流れ込みRUN&GUN作戦を実行しようと思ったけど、なんせこんな状況なのでパスしました。
なーんて、昔は良かったな~とノスタルジックな気分で西岸を流してて
ポロポロとは釣れたわけです。んが、オレの一番好きだった自称とがゾノは、見るも無惨聞くもスーザン久美子状態で、カバーが全く無くなっててサミシーって感じdeath。
さて、次は何すっかなー。一通りの事はやったので、あとは大きくエリア変えしか残ってない。
ってことで、一気に野石エリアまで南下してみる。
ひたすらUVSC(ウルトラバイブスピードクロー)のテキリグをフリップして数百メートル流して3バイト1キャッチorz。昔はよく釣れたんだけどねぇ。昔は。
またまた浚渫(しつこい)
あとやってないのは最上流エリアのみ。でも、この水位でオレのボートで行くのはリスキーなので、今回もパス。しつこいオレはもう1回北側のハンプ群へ。フットボールを辞めてツネでじっくり探ってみる事に。
その前に、ちょっとだけブクブクに寄った。やっぱり日中はボイルが無くて静まりかえっていたので、ここの釣りもタイミングが勝負みたい。けど、広大な6mフラットのど真ん中にあんだけ居たバス達は、今どこに居るんでしょうかね?岸へ戻った?中層にサスペンドしてる?ボトムで休んでる?
この水色の6mボトムにバスは居ないと思われるかもしれないんですが、10年前、山中湖ディープマンだったオレは、よく釣りましたよ。6mラインの50cmハンプとかで、リーパーのツネで(笑)
つーことで、今年の夏に買ったTDバトラーワイルドイーゼルっていうソリッドティップのベイトのツネロッドを使ってみようと思い立つ(主に、白ギス・カワハギ用で購入)。
相変わらす魚探はサミシイ限りですが、じっくり狙うと釣れるは釣れるんですよ。小さい岩とか探せば。
小さいのが釣れます。で、このTDバトラーワイルドイーゼルの繊細なティップは良いと思うんだけど、その繊細さに、コイル状になっているフロロ12lbsの非繊細さが勝ってて、ちょっとイマイチかなーって感じでした。PE1号とかフロロ8lbとかなら良さそうな印象でした。
やっぱりカバーは良いサイズ~
さて、そんなわけで、そろそろ業務メールが届く頃なので、ボート屋付近に戻ってみる。沖のブレイクに一艇ずーっと浮いてるんだけど、2人でスピニングを握ってる。ボートには富士五湖番号が。全く、富士五湖野郎は八郎まで来てライトリグかよ!(※この暴言は明日への布石です)。
八郎の釣りを見せたるわい!
と、岸をジグで流す。華麗なフリッピング(ウソです。だいぶヘタレです)で、流し始めた数分後、コココとバイト。ぬにゃーっとブチ抜いたのは痩せているけど41cm。
見てるか?これが八郎の釣りじゃ。
次のガマ森へ。ここでも、ピックアップ中にギラ~ンと何かが追ってきた。すかさずジグを落としたらコン!。ヌリャ~~ぶち抜き~半回転ラインキャッチ成功!
真っ黒な43cmだぜ。見てるか?富士五湖野郎?
あ、ってか、オレこそドンピシャな富士五湖住民じゃんね。毎日ライトリグばっかりの(笑)
しかも、後から気づいたのですが、そのアルミは中古艇でした。富士五湖番号が貼られっぱなしの秋田の人のボートでした。どーもスミマセン。
ここで業務上やむを得ず一旦上陸してちょっと中断。
再スタート時はスピニングと小さいミノーのボックスを積んだ。夕方のタイミングでもう一回ブクブクの様子見に。
朝ほどのボイルは無かったけど、狙い的中!小さいミノーを通したら一撃ヒット!
でも、それっきり・・・・
日が短い!
最後の最後はやっぱりガマのジグ撃ち。
やっぱり最後も、外側のピンガマ横をスイミングさせたら狙い的中でヒット!最後の最後に43cmで終了~。
ツー事で、最初と最後にアシ撃ちやって40チョイが複数釣れて、午前中はブクブクパターン初成立で、釣れない時は全然釣れなかったんで、メリハリがあって良い感じの一日でした。
↓40前後以外のサイズはテキトウです。