"Go86ツアー2007夏の部DAY2"
2007年07月24日(火)八郎潟
21匹 天気:晴れ 水温:28℃気温:29℃手段:toro丸
DEPSハイパーFB+スタッガーのスコーリング
DEPSハイパーフットボールジグにHIDEUPのスタッガー6インチでスピナーベイト感覚でタダ巻きすること、ってか動詞じゃなくて、その組み合わせ自体を「スコーンリグ」って言うのはご存じですか?琵琶湖方面の話なので、東日本の人たちはピンと来ないかもしれません。
それの使い方とは全く違うけど、DEPSハイパーフットボールジグ1/2ozにHIDEUPのスタッガー4インチが今回のメインです。これをタダ巻きじゃなくて、ハンプのズル引き・ちょいスイミングが滅茶苦茶釣れるんですよ。ちなみに、3インチと5インチもちょっとだけ試したけど釣れなかった。ちゃんと研究してないけど、4インチをつけた状態で引いてみると、スタッガーが激しくボディー全体でロールして、それに釣られてジグのヘッドも動いてた。他のサイズだとちょっと違う動きに。その動きが今回のバスにとって美味しそうに見えたのか、それとも単純にサイズがマッチしてたのかはバスに聞かないと解らないけど、とにかく釣れた。使い方が本家スコーンリグと違うので、勝手にこの釣りをスコーリングと名付けます。
で、この釣りのためにゲーリー4インチ、5インチ、ZOOMスピードクローを何パック買った事か・・・。こうやって不良在庫が増えるわけですねオレの釣り部屋に。
っても、次に行ったときはまた違うトレーラーが良いかもしれないんですけどね。
で、因みに、このワームに合うフットボールジグは必然的にハイパーフットボールになります。シャンクが長いのと、DEPS独自のキーパーがピッタリ合うからです。ヘッドロックジグでも、なんとかセットは出来たけど、HYPERがHYPERマッチでした。
普通のFBとグラブトレーラーなんかに比べると、デカく感じますが、まったく問題なく丸呑みされましたよ。昨日の鯉も(笑)
今日も厳しい午前中
つーこって、今日も晴れ。梅雨なんだけど、この辺は緯度が高いので晴れ率は高いです。
良いときの水色を忘れちゃった気がするけど、今回はイイ色ですよ。すくなくともボート屋周りは良い感じです。
今日は少しだけロッド編成を変更してスピニングもフロントへ。居場所とレンジは何となく解ったので、もう少し釣りの幅を広げてみることに。
2日間ともにすることになったAMGと一緒に8時スタート。
さい先良く1匹。
今日も3mは反応良好。この帯が2mラインだったらとっても楽なんだけど・・・
昨日釣れた下流域へ。風が弱すぎなのか、群れが居ないのか。魚探は良い感じにビッチリ映るけど、何を投げても反応ナシ。軽くヤバイ?
後ろの人は座り寝してるし。
朝の5時前には明るくなるんだから、きっと今頃は一番釣れにくい時間帯なんでしょう。ってことにしておきます。いやぁしかしツレネーな。ってか、「管釣りじゃないんだから」って自分に言い聞かせては居ますけど、やっぱり、もうちょっとで良いから釣りたいなぁ。
水の流れへ
浜風を待ったけど吹かないので、更に下流部へエンジン移動。水門が開いているようで、ボトルネックになっている橋周りはゴーゴーと流れてた。チャンス?
今ツアー初のシャローカバーの釣りをちょっとだけしてみた。ら、一投目からラインが走った!けど、乗せられず。ちょっと場を休ませる。
周りをサクッと撃ってから、さっきのピンへ戻る。したら、ドンピシャの所にウェーダーマンが(笑)。まぁ仕方ない。激流の中を探ってみる。そしたらウェーダーマンに話しかけられる。ってか、名前を呼ばれる(焦)。REDPEPPERS読者さんでした。
前日はボートでやって小型ながら数は結構釣れた、と。
そーですかー。居るところには居るんですねー。かなり詳しい人みたいで、オレの知らない地形の話がいっぱい出てきた。
背に腹は変えられねぇ。って事で本当に困ったときだけ投げるヤマセンコー5インチ031カラーを流れの淀みに落としたらラインが走った。
ちょいと小振りだけど、居るところには居るんだナーって感じの1匹。
橋の反対側へ行って、同じく淀みにツネを落としたらまた釣れた。
夏の釣りはこれに限る。っても、そんなに撃つところがないので、先ほどの方に、昨日子バスが良く釣れたという場所を教わって、釣り方までも教わって子バスと戯れることに。※そのセツはどうもでした。
んが、我々に釣れる子バスは居ませんでしたorz。
とりあえず1匹のみ・・・。
そうこうしてたら南よりの風がっ
ヨメがまだ釣ってないので、子バスお助けスポットでとりあえずの1匹。ノーフィッシュの恐怖から解放される。
風の吹き始めのタイミングで中流域へ。昨日からの傾向として、魚は3m前後にどっちゃり居る。魚種問わず。んで、最深部が3mでは駄目。まわりが5mあって、2mトップの浚渫の3mで喰ってくるのは解った。けど、中流域の浚渫は滅茶苦茶複雑なので、風が吹くと釣りするのが大変。もちろん風が当たっている側のブレイクが釣れるんですが、風向きと風が直角に交わる事はほとんどないので余計大変。ボートに慣れた人なら華麗にステイして後ろキャストして釣り出来るんでしょうけどオレには無理!一人ならまだしも後ろの事も考えると余計無理無理で必要以上にボートがグルグル回ったりなんだり(笑)。
そんな苦労をしつつも、複雑な地形の中のより複雑な変化にある3m台に的確にルアーを通せれば釣れます。かなり狙って釣った感が高いのでマンモスウレP(死語)
しかも、スコーリングのウエイトレス感で高速巻きあわせしてロッドが曲がった瞬間は感無量でし。
更に連発で釣れた日にゃ八郎最高~って感じ。
広大な浚渫エリアだけど釣れるのは結構ピンのピンだったりするので、GPS欲しい病に犯されています。セレブ魚探は無理でも、最近は10万円くらいで買えますからねGPSが。ヤマダテするにも目標物が無いので余計欲しい~。毎回一箇所は見つけられるスィートスポットをマーキングできたらな・・
ちなみにこのエリア、10年くらい前に今江さんが訪れてて、たしか半日で地形を把握してました。んで、ちょっと前に成田さんが来てたらしく「一日あれば把握できる」って言ってたそうです。ちなみにオレ、11年目ですけど、未だにサッパリ解りません・・・。この辺がプロと素人の違いな訳ですね!マイ頭脳はさっぱり使えないので、より一層GPSが欲しいなぁ。
なんて思いつつ、昼になったので一旦あがって飯へ。
ちなみに、昼飯は野石橋の交差点にある昔ながらの食堂でカツ丼くいました。普通に美味かった!オレメモ。焼きそばは通常の2倍の量!ヨメメモ。
午後の部は子バス釣りからスタート
一層強まる南風。良い感じ!さっきの浚渫からスタートしようと思ったけど、風強すぎなので、とりあえず癒され系の釣りへ。
JHワッキーの練習。
ヨメはカットテールで無限バイト。
JHワッキーも釣れるけどワームが飛ばされて湖底のゴミと化すので困りもの。ってことでミノーで遊ぶ。
岸スレスレをカットテールでやっているヨメ、それより2m沖をミノーでやるオレ。
明らかに一回りサイズがアップ。1年生と2年生くらいの差。
ヨメにグッドサイズが来たところで癒され休憩終了。
上流の浚渫リベンジ!
上流側の橋まわりへ行ってみる。去年あんだけ釣れたのに、昨日はノーバイトに納得いかず。
昨日は緩かった流れも、今日はかなり強めに!こりゃチャンスか!と鼻の穴を膨らませたけど、水色がヘンorz。しかも流れのあるところは魚探反応もゼロ。流れからちょっと逸れると3mラインに滅茶苦茶映った。
ってか、今回本当に3mラインがスゲー映像ばっかりなので、てっきりサーもクラインのゴミを拾っているだけじゃね?とか魚探故障?とかオレの調整おかしくね?って思ってたんだけど、やっぱり居ないところは居ないので魚探は正しかったです。
上流側へ行っても事態は好転せず。ってか、ノーバイト。ダメダコリャ・・・
またまた中流域の浚渫へ。
5mラインをエレキでゆっくり進んで2mまで上がる山を目指す。水深がジリジリ上がったところでエレキから足を離す。行き足でオレのポジションは2m。後ろのヨメが丁度ブレイクの真上。ってことで、ヨメに投げる方向を指示してそのまま引いてくるように言う。その辺で喰うはず。って言った瞬間!「来た!」
いやー、カッコイイ~オレ。って自惚れました。ちょっとだけ。
「上げときますか?」
続いてオレのスコーリングにも違和感。糸ふけとってフッキング!乗った~気持ち良いー。
更に更に連発!
「あげときます?」ヨメに言われる。このサイズじゃ・・。うーん、やっぱり上げときます。
因みに「あげときます」とは釣りビジョンの盛三帝国って番組で出てくるもんです。知らない人スミマセン。
これも丸呑み系バイト。スコーリング最高!
ここは珍しく2mラインにも魚が居ます。これは極めてレアで基本的に3mばっかりに映ります。
クランクベイトにも触った感じがあったので、スコーリングを本家のスコーンリグで泳がせてまたまたヒット!感無量!
風で魚がちょっと浮いてきてるのか?ともかくスイミングで釣れたので、クランクベイトにチェンジ。そしたらコレが大当たり!
マッスルディープ4で1匹目
2匹目
ちょっとサイズ落ちたけど3匹目。やっぱしハードルアーの爆発力は凄いです。
ヨメもディープクランクを投げたいらしいけど、持っていないのでマッスルディープを渡す。一個しか持ってないので、変わりにIK-400Rへチェンジ。
ブレイクに対する角度を変えてアップヒルで引いてみた。
釣れた(嬉)
この釣りのためだけに買ったようなもんのバローズの7fグラスロッドがようやく大活躍!なので記念撮影。この際、リールも欲しくなった!ZillionCCとか。
群れが回ってきたのか、風のせいか、ベイトの絡みで食いが立ったのか、見えないので良くわからないけど、30分ちょっとで7連発だから、やっぱり八郎潟はスゲーなって感じで。
こんなのが一日であと数回あったら最高なんですけどねぇ。もっともっと精進せねば。あとGPS欲しい(笑)
悲劇は起こった
午前中駄目駄目だった下流側の浚渫へ。
5mラインに伸びる2m尾根の3mあたりにIK-400Rを通した一投目。
これ以上ないってくらいのスコーンバイトってか、ブルブルが「フッ」と消える丸呑み系バイト。これ以上ないって位、体をひねってフッキング。綺麗に曲がるロッド!決まった~
八郎楽し~
って思ったのは最初の10秒。
引きが違う・・・・。今度は何?
バボナでした。
昨日よりサイズダウン。ってそれより何より・・・・
IK-400丸呑み・・・orz
ラインを切っちゃう人が多いそうですが、雷魚もバスも同じ命です。大事にしましょう。オレもバボナに遊んで貰っている人間の一人として、ちゃんとルアーを外しますよ。
とりあえずヨメにオーシャングリップで口を挟んで貰って外そうとしたその瞬間!
突然暴れて船上は戦場に!咄嗟に50cmほどジャンプするオレ(フックが怖かった)。暴力的なあばれっぷりでヨメが水中にナニカを落とした・・・
一瞬自体を理解できなかったけど、冷静になったら、落としたのはオーシャングリップ!
メーカー希望本体価格20000円
プラス、3000円くらいで買った脱落防止コードも。
更に、ロッド破損防止のためリールのクラッチを切っていたから、取り返しのつかないバックラッシュに見舞われリール1個終了。
雷魚1匹助けるのにずいぶん大きな損失でしたけど、ケガしなかっただけでも良かったと思います!
ちなみに、あまりの丸呑みっぷりに外すの不可能と思ったけど、その一暴れで勝手にルアーが出てきました。
昨日もこのエリアで鯉だの雷魚だの釣れちゃったので、なんだかこのエリアが怖くなってきた(笑)
なので、最後は子バスと遊ぶことに。
カットテール投げれば一年生が無限バイト。
でも、これもまたマス針だとワーム飛ばされまくりなので、収縮チューブをセット。そしたら、フッキング率激減!相手が小さすぎるんだけど。
ヨメは順調に釣ってます。楽しそうです。浚渫の釣りはかなり、マニアック過ぎなので、単純なこの手の釣りは楽しいです。バイトが多いのは素晴らしい。
スワンプもチューブつけると結構フッキング率落ちるんだナーって感じ。
ほんでもって最後の最後は連発した浚渫へ。最後の悪あがき。
ヨメもこの釣りをだんだん解ってきたようでヒット!
ナイス黒バス
オレも最後の最後になんとか1匹やっつけて2日目終了。
本日の活躍ルアー達。イマカツIK-400R、ジャッカルマッスルディープ4、DEPSハイパーフットボールジグ1/2oz+スタッガー4インチ。全部関西メーカーだ!ヨメはボディーシャッド5インチツネ(浚渫)とゲーリーカットテール(シャロー子バス)メイン。関東メーカーね。
いや、しかし、八郎潟って魚が滅茶苦茶多いですよ。バスは確実に減っていると思うけど。魚探映像が恐ろしいもん。夕凪になれば湖一帯が小魚のライズリングで埋まるし。バスが減って小魚が増えたのかもしれないけど、10年前は小魚もバスもいっぱいいたので、よく解らないけど、本当に豊かなフィールドだなーと思いました。秋田県もバスが減って万々歳ですね。