"驚異!今日いい?"
1999年03月05日(金)北浦
3匹 天気:曇り 水温:気温 暖かい℃気温:水温9度台℃手段:岸釣り
企画内容は「エサVSルアー」なんだけど、そっちの話しは4月21日発売号を見てね。
■一匹3万円のバス
7時に北浦集合だったんだけど、6時に現地到着の勢い。でも、ワタクシの「腸」の御機嫌がナナメで北浦を目前にして「お腹急降下」。これはマジでやばいッス。みんなにイジメられるが冗談につきあっている余裕がないわ。ちょうどこの辺は24時間コンビニが一番少ないとこなんで、うわーーーーデルーーって感じ。
なんとか無事にコンビニに辿り着き一段落。ふーーー。
ってことで30分もロスして集合場所へ行きトノと合流。
さて、まずは第一本命の某ドックへ行きますか。みんなに無理を言って有給をとってもらったのにはワケがあって、やっぱりこの時期ドック周りが一番簡単に釣れるわけで、やっぱりドックやるなら平日よね、ッチュー訳なのだ。
そのドックはやっぱり貸しきり状態。シメシメ。風も無て気温も高くてスゲー釣れそうな雰囲気がプンプン。水もキラキラしてたさ。
一昨日までは股引2枚とか上着5枚の世界だったけど、今日は股引なしで上はTシャツとトレーナーで十分なほど暖かい。ふっふっふ。
とりあえず、最初はルアーで試してみるってことでTDミノーサスペンドをアチコチ投げまくる。反応がないんで次は林トレーラー付きのポートビララバジでドックの壁際を流す。フルキャストしていい感じで壁際にポチャリ。底を意識しつつ泳がせていたらクン!ってなバイト。うおーヒットーーー。最近の俺はチト異常だな。なぜにラバジなんだろうか?まぁいいや。
M氏が撮影の為カメラを持ってやってくる。あ、そーいえば今日、コンタクト(レンズ)するの忘れていたな、ってことでメガネを外して堤防の上に置いた。んで、バスを抜き上げカメラに向かってハイポーズーーなんてやってたら、、、、バスの尻尾フリフリ攻撃でメガネが飛ばされた。しかも湖側に、、、、あぁーーー。
前に山中湖水深30cmんとこでサングラスを落とした事があるんだけど、メガネってのはかなりカーブフォールするのね。スライドフォールっていうのか?だから、結構探すの大変なんだよね。特に北浦は濁っているしここは水深もけっこうあるし、、、、ってことで素直に諦めた。1ヒキ釣って3万円の損失、、あぁ、、すごく金が無い時期なのにどうしよう、
そんな感じで朝から釣れたは良いけどなんかツイてねーなー。
車に戻ってコンタクトをつける。そんで再びドックへ。するとトノがカッコいいフッキングの動作!と思ったら「ネガカリでした」だって。「バスだったら超カッコよかったのにー」なんて言ってたら「あれ?バスだ」だって(笑)
ハラハラドキドキのファイトの末上がってきたのは40アップのナイスバス。やるねぇートノ。今年の初バスはミノーで、しかも40アップだって。ぺんぺん取材ん時はなんだかんだで必ず釣るもんね。さすが表紙を飾ってキムタクと並んだだけのことはある。
で、同じ場所で俺とStaffMがモエビで1本づつ追加し、更にトノがミノーで1本、またまたStaffMがミノーで1本ってな感じでこの場所だけで合計6本出た。エサ釣りも含めてだけどね。
っチュウ感じで好調な滑り出しだったんだけど、その後何ケ所かは全くの無反応。エサでも反応なしでバスのいるとこといないとこの差がハッキリでて面白かった。まぁ釣り的にはつまんないけどね。
去年の今頃夕方だけバクチョウしたポイントへ行ってみるが、あー太嬢がクランクで1本とったのみに終わる。オープンウォーターだけに釣れるタイミングを掴むのはかなり難しいって感じ。
んで、昼飯休憩して13時過ぎに再開。
どーしても気になる某ドックへ行ってみた。ブレイクがかなり近いとこなんだけど、いわゆるワンド内とか風裏とかじゃないとこなんで、この時期にいるかはわからないけど、どーしても気になるとこだ。
そろそろ常ろうかと思ったが、あー太のを参考にしてクランクベイトを結んでみる。なぜか長い事俺のスタメンタックルボックスに入っているいかにも「アメリカンなクランクベイト」を結んだ。因にこれで釣った事はないし、投げた記憶もない、そもそも買った記憶もない、でも、何故か一軍ボックスに入っているのだ。
わりとグリグリ感が強くて投げやすいし結構潜るしいい感じだねこれ。釣る気などまったく無かったんだけど、堤防の横に投げてグリグリ引いて角に当てた瞬間、グーって重くなる。うおーーーーヒットーーー。あーびっくりした、釣れたよオイ。しかも良いサイズじゃん。。
いやぁ素敵だねこのアメリカンルアーってば。クランクベイトで釣ったのは何年ぶりだろうか。そして通算何匹目だろうか?(答え:3年ぶり通算2匹目)
写真をパチパチ撮られていやぁ楽しい。メジャーをあてると38cm。エサでも釣れないのになぁすごいなルアーってば。
5分ほどして、もう一度同じコースを通したら、、、奇跡?また同じ堤防のカドでゴン!ってヒット!はっはっは。俺ってひょっとしてクランカー?
さっきのよりちょっとだけ大きいぞ。はっはっは。リアフックしか掛かっていないのに、ファイトのシーンとか水面で暴れるとこをバシバシ撮影される。今バレても一匹にカウントしてね、って感じ(笑)。ちょっと恐いのでロッドをグリグリしてフロントフックも掛けてやって、さー好きなだけ撮影してちょんまげ。ランディング後、今度は俺の釣り用にデジカメでパチリ。いやぁ嬉しいなー。
StaffMによればどーやらこのルアーはラパラのファットラップっていうらしい。しかもアメリカ製じゃなくてフィンランド製だって。あ、みなさんは知ってるか。俺だけか?知らないのって。あ、名前は聞いたことあるぞ俺でも。
そろそろ移動か?って時にあー太嬢のステイシー90にも同サイスがヒットし、いやぁ嬉しいよ俺は。クランクで釣ったのも嬉しいが、この場所で釣れた事が一番嬉しいよ。あー嬉しい(しつこい)
■大本命ポイントは、、、
第2の本命ポイントっていうか、おそらく今日はここで一番釣れるんじゃないかなぁ、と思ってたポイントへ到着するが、ちょっと前から吹いていた風が本格的に吹いてきて、あっと言う間に大荒れの北浦。きゃー。立っているのも辛いくらいの風だ。
なんとかトノがリーパー常で1本と俺がドジョウ常でギルを1本釣ったけど、とても釣りできる状態じゃ無くなりさっさっと退散。
今日は風向きがころころ変わるものの、そんなに強くは吹かなかったけど、15時を過ぎて遂にきたかーって感じ。
対岸へ渡り風裏を求めてランガンしてエサ釣りメインでやったけど結局ダメ。最後の最後にあー太がエアチューでニゴイを釣って終了となった。
■ワームで釣ると男らしい時代?今回、植村さんの話が一切出てこない。なぜなら、彼は一匹も釣ってない。一日中リーパー常をやっていたけど、一匹も釣ってないのだ。あの、数々の伝説を残したTeamぺんぺん草の、あの、植村選手がノーフィッシュなのだ。
これは一体、、、。今回は明らかにハードルアーが釣れたのだ。っていうか最近の傾向としてワームよりハードベイトっていう感じがあるんじゃん。今日はモロそんな感じ。
ぺんぺん草の3人は口を揃えて「ハードルアーでこんなに釣れたのは初めて見た」という。今まではハードルアーで5本釣れる日ならリーパー常で30本は釣れたからな。でもそれは過去の話。今日は明らかにハードルアーが有利だったのだ。ひえーーーー。
今のバス界って「ワーム=軟弱、ハードルアー=偉い、カッコイイ、男らしい」っていう構図があるが、もしかしたら今年あたりから逆転するのか?「ボク、最近、始めたんでミノーでしか釣った事ないんですよー」とか「えーーー冨樫さん常吉できるんですかーカッコいいですねー」とか「アライブシャッドのノーシンカーが一番男らしい」とかそんな時代がもうすぐそこまで来ているのか?!!
そんな事はありえませんね(笑)
■オマケ■北浦北部(鹿行大橋~上流)の湖岸道路ですがアチコチで舗装工事してて、ほとんどが通行止めでした。オカッパリの方は気をつけて下さい。いつまで工事しているかは不明です。あしからず。本日の釣果:3本 32,37,38cm
おまけ:エビで1本
本日の仕掛け
・HLZ601MFB+TDX105HV+フロロ12lb+ポートビララバジ3/8oz(デッドストック)+ハヤシトレーラー×1
・HLZ601MFB+TDX105HV+フロロ12lb+ラパラのファットラップ(ホットタイガー)×2
・HLZ601MLSX+TDX2500Ai+フロロ4lb+生モエビのスプリットショット×1
本日のオマケ:他のメンバー0~3本(ルアーで)。その他、エサでどれだけ釣れたかどーかは、4月21日発売のBBTIMESを御覧ください!