"俺はへたれ野郎"
2000年08月09日(水)北浦
2匹 天気:曇り 水温:気温27℃℃気温:水温30℃℃手段:アルミV12
最近、八郎ばっかりでこれを読んでいる皆さんもそろそろムカツいてきてることでしょう。
そんな俺も、あんなに釣れるとこでばっかりやっていると「上達した?」って勘違いするっちゅーねん。
そんなわけで、 早く勘違いに気づくためにスーパー釣れないという北浦へ行って来た。
■怖いよー
北浦スロープのワンピースでアルミボートを借りる。12フィートVの普通のアルミ。風はそんなに吹いていないんだけど、不気味なうねりがちょっと怖い。
さて、出発進行!ってどこに行けばいいのやら、、、、
昨日はクイが良かったらしいんだけど、みんな漁師の網がはいっているんだよね。さすがにそれはヤバイべ。どーしっようっかなぁ。
風がそんなに無いので思い切って対岸へ。バックシートでは何度かやったことあるけど、自分操船では初めてなんでよくわかんない。北浦マップを見ながらウロウロ。クイんとこはだいたい網があってやれない。どうしよう。
沼尾へ。ここなら大丈夫そう。1/2ozラバージグをクイに沿って落としまくるが反応なし。センコーを落としまくるとたまにギルが突っつく。なんか懐かしいなぁギルバイト。そーいえば、普通の釣り場ってギルがいるんだよね。白ギスのアタリみたい。他にもボラのこすれバイトやらなんやらはあるけどバスのバイトが全くない。
常を投入すればネガカリするし。あぁダメ野郎モード突入だよ。ていうかこれが本当の実力だっちゅーに
マップを見ながらちょっとづつ南下。水が悪い感じがするけど、思ったほどでもない。最近毎日スコールが降るからかな?
クイは全くダメなんでドックへ。水が緑系で悪いっぽい。けど、とりあえずラバージグとセンコーで壁を撃っていく。石積の壁にセンコーを落としたらピンピン!とバイト。なんだか口に傷がいっぱいの30センチちょいがヒット。ふーーーなんとかノーフィッシュは免れた。嬉しい。写真を撮ろうと思ったが、記憶媒体を車に忘れちった。
沖側を見るとちょっとガスってて怖い感じ。更に北東よりの風が吹いてきた。なんだか怖いよー。どうしよっかなぁ。。。
荒れたら困るので対岸へ戻ることにした。途中、取水塔に寄り道。魚探にはなんだか恐ろしいものが映っている。なんだろうこれ?沈船?それとも、、、土左衛門?
周りはほんのりガスってきててゾクゾクしてきたー怖いよー。
そんで更に、取水塔の周りにメーター級のコイだかレンギョだかしらねーが、何十匹も群になって水面から背中を出してウヨウヨしてる。きゃーこわいー。あれがジャンプしてボートに乗ったらどーしよう。すっかりへたれモードに突入し急いで対岸へ向かう。
クイ群を発見しよってみるが、これまた網がはいているじゃん。ダメだ。その先のクイは大丈夫っぽいけど、風が更に強くなっているし、見渡す限り人の気配が無いのでマジで怖くなってスロープへ戻ることにした。
進行方向に対して横から波が来るので大変っす。全身ずぶ濡れ。目には北浦ウォーター入りまくり!そんで、1人乗りだと軽いから、結構操船が難しいのね。フワンフワンしちゃってね。チラーが軽いのもあって怖かったよー。
そんな訳でダメダメへたれ野郎な俺は9時に一旦ボートを上げて様子見することに。
なにが怖いってね、ボートが沈することは無いと思うんだけど、うねりの揺れが大きくて落水しそうになるのよ。俺って、電車でかならず吊革につかまるタイプだから揺れには滅法弱いのだ。そんで、完全貸し切り状態で誰もいないから余計怖い。アルミで琵琶湖とかでトーナメントにでている人を尊敬しちゃったよ。
■第2部
スロープでオカッパリしつつ様子見。一回スピニング常にヒットしたんだけど、かかった瞬間から捨てラインにギーギー巻かれてラインブレイク。くぉー。北浦はこれが怖いね。
ワンピースのスタッフにも結構バイトがあったりして、なんだかんだでスロープが一番魚影濃いいのでは?っつーかんじ。
昼前に風がやんできたので再び出船。
白浜方面へ向かう。ブレイクやらサンドバーやらの様子を見るが魚探反応が乏しい。ちょっとキャストしたけど釣れない。この辺は人気ポイントでバスボートも多いが釣っている感じは無い。うーん困った。
ドッグを丁寧に攻めればなんとかなるでしょ、っつーことにしてドッグツアーへ。スピニング常でバイトを確認。ギルバイトがめっちゃくちゃ多い。無視してたんだけど1匹ゲット。ギルがいるならバスもいるんでねーかと思ったけど、、、、不発。インサイドへ回り込み石積周りを撃つ。こっちはギルバイトすらない。あーあーあー。もうダメダメ。
あれ、ここってそー言えば、今月号のロドリの3匹でだれかがバズって釣ったとこじゃないか?あの取材ではいっぱい釣れてたな。でも時期的に違うしなぁ。とか思いつつ、ポツンと立っているパイプにセンコーをポチャリ。お!ラインが横に動いた!ヒッ~ト~!さっきと違って重い!あんまり引かないけど。ラインが10ポンドなんで一瞬迷ったけど、思い切ってボートに引っこ抜いた。おー結構デカイじゃん。俺の40アップ基準スケールであるプラノのタックルボックスに乗せてみると、尻尾が完全にはみ出しているんで43センチは確実にあるな。わーいわーい。嬉しい。今度はちゃんと記憶媒体を積んできたので、写真をパチリ。しっかし、ここのバスって大人しい。撮影中ピクリともしない。逃がすと元気に帰って行くんだけどね。
北浦大橋の橋脚とブレイクがからんだあたりでちょっと釣りをする。橋脚にクランク通したりバラジ落としたりとTVで見たようなことを試すがダメ。近くのアルミの人に聞いたけどやっぱりダメダメらしい。うーーん。13時になり遠くで雷が鳴り始めたのでスロープへ戻って本日の釣りはお終い!
家に帰ってデジカメ写真を元に正確に計ってみると45センチだった。最初計算ミスって50センチ!と喜んだ俺はアホだわん。そんでロドリを読み返してみたら、やっぱりあの場所だった。指出さんがバズで40センチを釣ったとこ。112ページ下の写真でウエーディングしている人の右上に映っているパイプで釣ったのだ(笑)サンキューって感じ
そんな訳で、八郎ばっかりいっててちょっと現実トーヒしてた俺だけど、やっぱり関東はツライんだよねーってのを実感した一日であった。しっかしねぇこうも釣れないと、その日のあたりパターンとか全然読めないよね。たまたまドック周りで2本釣ったけど、他にもツレツレパターンは絶対あるハズなんだよねーキット。そーゆー意味でもやっぱり八郎潟が好きだなー俺は!
さぁそれでは次回もゲット・ジ・アメイジング・フィッシュ!
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大人しい北浦のバス。
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本日の釣果:2本 30チョイ、45センチ
本日の仕掛け:TDバトラーHarrier TD-BA 7011HFB +TD-Z103H+ダイワフロロ10lb+センコー6インチノーシンカー