"オカッパリのおもしろさと難しさ"
2002年03月24日(日)常陸利根川
2匹 水温:気温17℃℃
本当は琵琶湖にデカイの釣りに行く予定だったんだけど、諸事情で利根川に変更なって一日フリッピングの予定だったんだけどそれも中止。結局常陸利根川へいってきました。メンバーはうっしーとTacoぺぇ。
■タックル制限
今回はうっしーとTacoぺぇのアツアツツアーに急遽後から便乗するカタチになったので、いつもはロッドを電柱ほど持っていくオレもちょっとは気を遣った。もちろんタックルもVS8050なんか持っていけるはずもなく、ちっちゃい箱にまとめる必要がある。これが制限の第一弾。悩むよね。こーゆーのって。とりあえず一通りのプラグ類をまとめ、スピニング用のライトリグセットを用意した。竿もわずか3本。なんでもロッド、スピン、ベイト2本とブリッツ。ベイトリールだけはラインの関係で4つ持っていった。
そんでオカッパリならではのタックル制限第2弾は、車から降りるときナニを持っていくか。ボートならフルセット詰めるし、ロケーションに応じてあれこれキャストできるけど、オカッパリはそうはいかない。特に霞水系のオカッパリは車を降りてから結構動くのでいちいち車に戻るのもかったるい。さらにきちんとした人間ならウエストバッグに一式入れているんだけど、オレのようなダメ人間だと、基本的に全部ポケットにつっこむだけなので、ポケット中はカオス。手を入れるたび「イテテ」ってな感じであり、実際今ナニを持っているかよく把握してなかったり。
つーことで、最近よく思うんだけど、そのときたまたま持っていたルアーをたまたまキャストして釣れちゃったりするとなんかこう運命的なものを感じたりしませんか?しませんよね。
■1匹目
で、青梅~川口経由で常陸利根川へ到着。エサの人がいっぱいだ。やっぱりエサの人が多いところは釣れるんだよね。朝は3/8ozスピナーベイトオンリー。けど、ここは足下からかなり深いのでちょっと違うかなと。本日1本目は得意のテクトロでTacoぺぇがものにした。まー遠目で見てもはっきり解るマメだったけどな。そんでただいま4連敗中のうっしーもヒット!けどばらしちゃったらしい。
クランクとプレデターで地形変化を探す。いやー前回来たときに地面のゴミでヤマダテ(?)してたんだけど、ゴミが変わってって、最初からやり直し。1時間ほどあれこれためす。途中プレデターを痛恨のロスト。8lbナイロンなんで根がかりを外そうとロッドつっこんで状況を確認しただけで切れちゃったよ。
オレはスナップ派なのでルアーのラインアイスプリットリングは全部はずしてるんだけど、プレデターとともにスナップもロストし、ポケットに入っているプラグがみんな使えない!どーしょ。んで、左の胸ポケットになぜだかTDミノーロングビルが入っていた。入れた覚えないんだけどなぁ。使った覚えすらないルアーなのでスプリットリング付き。ラッキー。
非常に硬いものが沖へのびるとこを発見ししつこくキャスト。Tacoぺぇがテクトロから戻ってきて。どう?釣れる?なんて話していたらいきなり「コン!」っと明確なバイト。だーっと反射的にフッキング。しかし、さっきルアー交換するときにドラグ閉めるの忘れてた。あー「ドラグドラグ」と大慌て。カッコワル。最初はリアフック1本かかりだったけど、勝手に反転して勝手に2本かかりで無事キャッチ。ふー。
結局午前中はここで過ごし、午後から何カ所かまわるもTacoぺぇがツネで2本ばらしたのみ。
■2匹目
朝の場所では3人とも魚をかけた。しかし、その後は全員ノーバイツ。ってことで、やっぱり居るところにしか居ないという当たり前の結論に達し夕方再び朝の場所へ。エサ釣り人がみんな帰ってガラガラに。しかし空き缶、タバコ、弁当箱とゴミだらけ・・・。
Tacoぺぇとうっしーがスローテクトロで先行。それを追い抜くようにハイパークランクTiのテクトロを試す。これってけっこうイケてるかも。かなり速く歩いたけど根がかり知らず。でも、バイトも知らず。
Tacoぺぇに本日4本目のバスがヒット!しかし、本日3回目のバラシ。へらばっかりやってるからだよ。スーパーファインのバーブレスフックじゃないんだからさ。ってあんまりかわんねーか。
やっぱり居るんだねここ。やる気アップ。オレもスピニングを用意してしツネる。でもぜんぜんバイトもないんだよね。本日ワームでノーバイト。カミさんからもらったHMKLのK-IIミノーをボックスで発見。そうそうこれだよ。もらったときこの場所で使ってみたいと思ってたのだ。持ってきたことすら忘れていたよ。たまたま河口湖で使っている小箱に入っていた。
このサイズで結構潜るので、こんな場所にはぴったり。ヘチをテクトロする。ちっちゃいけどよく潜るなぁ。トゥルーチューンが微妙で、なんどもやり直す。100m先ではうっしーが頑張ってキャストしてる。5連敗じゃシャレにならんもんなぁ。がんばれうっしー。でも、ここでオレが釣っちゃったらうっしーも凹むだろうなぁなんて足を止めて見てたら、グンってロッドがひったくられた。うぉー来た来た!
4lbなので非常に怖いんだけど、この前の小野さんのを見ているのでオレなりに落ち着いて対処。一瞬水面に上がってきたとき見えた魚体からして40クラス。でも慌てない慌てない。自分にいいきかせる。勝手に暴れてくださーい。はいはい。あーでもちょっと怖い。はいつくばってランディング体勢。背中をつかめるサイズじゃないので横を向いたときに一気に腹の下へ手を突っ込み陸上へ掬い上げ。決まった。ちょっとバスがかわいそうだったけど。
その後、超真剣にアライブシャッドツネのテクトロを日没まで頑張るがノーバイツ。つーか、こんなマズメ時にこれは違うんじゃない?と我に返りバイブレーション投げまくるも全然ダメで13時間フィッシングを終えた。
釣果:2本 37cm 42cm(1250g)
本日の仕掛け
TDバトラーTD-BA651MLRBブリッツ+TD-X105HV+ナイロン8lb+TDミノー1102SP(金黒)
TDバトラーTD-BA601LFSヘルファイアー+TD-Z2004C+東レバウオ4lb+HMKL K-IIミノー(アユ)