"セミの練習"
2020年06月23日(火)榛名湖
2匹 天気:雨~曇り 水温:20℃手段:榛名観光ボートフットターボ
県境越えるな!が解除されてようやく釣りに行けました。去年、不完全燃焼で終わってしまったセミの釣りの勉強のために榛名湖へ!
榛名湖におけるセミパターンの練習
ってことで感染症の影響で魚釣りにも行けない事態に遭遇するとは夢にも思わなかったですよね~。この10年くらいほんとにいろんなことが起こりますね。ってことで久々の榛名湖です。
ネットから榛名湖情報は完全遮断してますが、2週間前に近所の不良オヤジがセミで8匹釣ったって話は聞いてました。オレも去年の同時期にセミルアーでまーまーいい思いしたんです↓
榛名湖 2019年06月18日『セミパターンが本格化』 REDPEPPERS+
榛名湖でセミで釣れるなんて都市伝説に違いない説を唱えていたオレですが朝の3時間で8キャッチという異例のハマリっぷりに、すっかり「榛名湖ってセミツアーで釣れる!」信者になりましたw
ただし、多くの人は県道下とか対岸のオーバーハングとかいかにもセミで釣れそうな場所で釣ってるようですが、オレの場合は狙う場所が全然違います。去年の記事にかいたようにスポーニングフラット沖の地形変化orウィードを狙ってました。まーまーパターンにハマったものの、途中でヒットルアーをラインブレイクで失ってショボーンみたいな展開。
なので、直後に失ったセミルアーを4個補充し、今シーズンを待ち望んでいたけどまさかのCOVID19でなかなか釣りに行けずでした。
つーことで、タックルはセミとアダーとレインボーの3セットのみ。予備でベイトタックル1本のシンプルセットで出撃です!
って意気込んだものの、朝イチからまーまーの風波。セミ初心者ですが、この波ででるんかい?謎。他のボートが多かったので、とりあえず人を避けるように対岸へ。
なんちゃら岬あたりからYouSUge方面へ流します。で、気づいた。水がだいぶ濁っていることに。去年のこの時期は水が綺麗で3mくらいまではうっすら見えてた。この日は1mでも怪しいレベル。エリア選択ミスったか?表層マンは濁りに弱いんです。
で、もう一個気づいた。ウェーダーの人が少ない。榛名湖はスポーニングベッドの数とウェーダーの人の数が比例します。つまり、もうスポーニングは終わりかけなのかな?
この時期に岸スレ~1mくらいのシャローでセミに出る個体は概ねスポーニング絡みだと思ってます。ベッドに乗ってるオス、フライ守っているオス、一回産んで近くにいるメス、などなど。でも、産卵期がほぼ終わってて、バスたちが沖へ移動してるなら、ちょっと沖目のウィードを狙いたい。でも、濁りが酷くてウィードの目視は不可でした。魚探見ててもそんなにウィードが生えてる感じが無し。
1mくらいならベッド自体はうっすら見えるけどバスが乗ってるかはわからない濁り。ってことで、季節がどこまで進んでるのかさっぱりわからないまま、ダラダラと流していきます。
さすがに、釣りが遅すぎるんで、ときよりキビアダーも投入するも、コレじゃない感が強くてどっちちかず。なにより風が強くてダメだぁ・・・・予報ではもっと弱かったのに。
ひとときの風裏で1匹めヒット
たまに岸スレで激しいボイルが起こるんで、初夏っぽい感じはあるかなーと思いつつも、風やまねーかなーって思ってたらゆうすげエリア手前くらいで一部が鏡面化。角付近のフレイクラインが変化するあたりで本日初バイト!
着水3秒くらいでパチュって出た。
ゼロじゃなかった~良かった~。そして3ヶ月ぶりのブラックバス!嬉し。
ヒット直後の湖面の様子。こんな感じでかなり波がなくなってきたタイミングでのヒットでした。
でもあとが続かず。その先の護岸あたりまで行ったら完全ベタ凪に。そして晴れ間もでてきてセミの合唱が始まりました。
初夏になると温泉?前のアシのところに2~3匹常に居て単発ボイルが起こりますが、この日もそんな感じ。アイツらオレには絶対に釣れないんでいつもスルーしてますが。で、アシと護岸の間くらいのシャローに真っ黒い健康体が2匹ほどステイ。オレのセミを遠くでガン見してたけどダメでした~。
バスの稚魚がいっぱい!
ゆうすげエリアの1mくらいを流してたら、ボートの周りに榛名湖ではあんまり見ないタイプの稚魚がいっぱい集まってきた!フットターボの水流に寄ってきてる感じ。ワカサギの当歳魚?って思ったけど上から見たカタチが違う。頭が大きい。これは、もしかしたらバスの稚魚? 八郎潟ではちょいちょい見るけど榛名湖で見るのは初めてかも!!!ちょっと興奮しiPhoneを水中に突っ込んで動画撮ってみました。
バスの稚魚玉水中動画撮影に成功。
— Hiro⭐Toga (@redpeppers) June 23, 2020
※バスですよねこれ。 pic.twitter.com/RTWWepqunC
老眼故に現場では判断できなかったけど後日PCでみたら体に太い線があるんでやっぱりバスですよねコレ。コロナで大会もやってないから、こんなメリットが!!!!ほんとに今年のバス達にとっては最高の産卵期だったと思われます。
沼の原方面へ
結局風裏なのはゆうすげエリアだけなんですが、風が収まることを願いつつ沼の原方面へ大移動。
朝よりは風が弱まってます。たまに無風の場面も。
こっちは少し透明度が高い感じ。スポーニングエリアの沖側にある1mくらいのハードボトムエリアには顔色悪いバスがボトム付近をけっこう泳いでるの見えます。が、これもネストのバスかな? 魚がいるにはいるけど、あまりにも何もないところなのでセミを投げるのはちょっと勇気がいる感じ。
なので桟橋周りなどの縦ストを狙うもまるでダメ~。
で、やっぱりこのエリアもオレが思っているよりはウィードが少ないんですよねぇ。この時期はもうちょっと生えてた気がするけど、最近天気悪いからちょっと遅いのかな?
それでもメゲズに風が止まったタイミングで1.8mくらいのウィードがありそげなところを狙っていたらやっと2匹目!
これまたたいぶヤラレキャラでした。
しばらくこのエリアを狙ってたら、本物のセミが水面で藻掻いてる。6mラインなので、どーなんだろ?食われるのか?食われないだろーなーって思って視線を外したら・・・・パチュって音がして食われてた(笑)。すかさずオレのセミの投げてみたら、真っ黒な健康体バスが浮いてきて・・・・浮いてきただけ・・・。でも、6mにも上意識してるのいるんだなーやっぱり。なかなか呼べないけど。
などと一瞬盛り上がったものの、その後は特にイベント無し。
県道下は不発
二週間前に8匹釣ったという近所の不良オヤジ。 って、昔から過大報告癖があるんで、たぶん本当に釣ったのは4匹くらいだろうけどLINEで根掘り葉掘り2週間前のことを聞いてみた。結果、県道下エリアで釣ったらしい。
ってことで、後半は県道下でじっくり。1mレンジにはまだスポーニングベッドに乗ってるバスがチラホラ。あ、このエリアはだいぶ水が綺麗です。そして岸スレの激アサを横一直線に泳ぐ個体(ベッドに戻る動きはしない)もけっこう居ます。魚っけはじゅうぶんあり。でも、さすがにスレている感じはありありです。
沈み倒木に浮いてるのがセミに出てきてパク!とかいうパターンならイージーですが、そんなことは一度も起こらずでした。
全盛期時代からオレ、県道下が大の苦手だったけど、やっぱりダメでした~
ってことで、セミの練習ってことで一日の9割はセミ投げてましたが、セミのピークは過ぎたのか、それともオレの使い方・狙い方が間違っていたのか? 2バイト2フィッシュでした。でも2匹でも釣れてよかったです。
が、ちょっと今回、タックルセッティングがいまいちでした。メインロッドが硬過ぎで左手腱鞘炎がやばい!シェイクが辛い。あと去年ラインブレイクした反省からリーダーをフロロ12lbsにしたのが大失敗。もしかしたら朝イチのSK-POPグランデパターンのワンチャンあるかも?っていう下心もあって、メインタックル(SK-POPとセミの兼用タックル)のリーダーを12lbsにしたんですが、さすがにセミには太すぎ(重すぎ)でした。
つってもセミって出るときって着水後数秒以内とか放置が多い気がする・・・。まだ経験少ないけど。決して無限シェイクして波紋で寄せて~っていうのはレアケースな気がしてきた。まだまだ要練習というか経験積まないと。
まとめ
- 水温20℃
- 対岸はやや濁りあり
- まだ産卵シーズン続行中(おそらく終盤)
- 1mくらいにけっこうバスはいる(ただしヤラレキャラ・顔色ワルし)
- なので回復した健康体はミドルに落ちてると思われる
- だけどウィードがまだ少ないので狙いづらい感じ
- 沖トップはどーなんでしょう?まだちょっと早いかな?朝イチ風強めで存在は不明
榛名湖におけるCOVID-19の影響(6月23日時点)
- ボート屋さんの出船時間が7時に変更(知らずに気合い入れて5時半に着いたw)
- 林間学校は中止っぽい(なのでドラゴンボートが無くて湖上は静かでグッド!)
- 大きい白鳥号もモーターボートも出船してなかった(コロナの影響かは謎ですがたぶんそう)
- 現場からは以上です(・ω・)ノ