"ハルナコハハルナノカ"
2009年03月17日(火)榛名湖
1匹 天気:雪のち晴れ 気温:4~10℃手段:足こぎ
榛名湖ボート釣り解禁!ってことで行ってきたんですが雪!とりあえず1匹釣れたので良かったです。
春の榛名湖
そんなわけで榛名湖です。ご存じですか?全国的にはそんなに有名じゃないと思われますが、群馬県の榛名山の近くにあります。マンガ読まないんでしらないけど「イニシャルD」の舞台になったとかなんとかでそっち系のクルマもよくみます。で、ここは氷上ワカサギ釣りが有名です。そして氷が溶けるとミノーでバスが爆釣するんだそうです。んが、今年は暖冬のせいで氷上ワカサギはできなかったそう。そして、氷が無いので、今週の月曜にボート釣りが解禁されたってことです。
前日、詳しい人にざっくり訊いてみたところ
(1)キモは湧き水
(2)湧き水スポットで1匹釣れたら連発する
(3)水深は3mくらい
(4)場所は対岸とアウトレット部の2つ
(5)ミノーが良い
ってことでした。良いときはミノーで30とか50匹とか釣れたこともあるんですって!
そんなわけで、湧き水は見つけられそうもないので、とりあえず1匹釣ることを目標に同僚リトルバレー(以降LV)と行ってきました。LVには「オレ、ミノーやるから、LVはオレが出来ない釣りやってね、カットテールとか」って伝えておいた。
春の爆釣?
今回も榛名観光ボートさんへ。様子をきいてみると「昨日4艇出たけど全員ゼロでした」と・・・・。更に、例年氷が溶けるのは4月以降らしい。オレが思うに、ワカサギレイクの春バスって、水温上昇で動くってのは当然ベースとしてあるんだろうけども、日照時間変化でも強く春を感じてる気がします。ナニゲにカレンダー通り動いてる感じ。暖冬・厳冬問わず。更にスポーニング行動の前に、まずワカサギを食べるっちゅーイベントがあるように感じます。つまり何を言いたいかっていうと、氷が無くなって爆釣するのは4月に入ってからじゃね?っていう不安。ま、とりあえず自分で確かめないとね。
思いのほか風があって、しかも巻いててちょいと嫌な予感をしつつ出船。
そんなわけで前日バッテリーの充電はバッチリ!だったけど、振動子を用意するの忘れて、魚探無し。なんとなくの記憶を頼りに推定3mくらいを漕ぎ漕ぎ。たまにHU-300投げて水深をチェックしつつも、ミノー・シャッド・ビッグベイト・バイブレーション・チビアダーなんかを色々。
ところどころ風裏になっているところはゆっくりじっくり。前日の予報は「晴れ・最高気温18℃」だったんだけど、とりあえず曇り。気温は4℃。そのうち晴れるベ・・・って思っていたんだけどねぇ。
とりあえず何も起こらない。さすがに甘くないね。前日オススメされたエリアは果てしなく遠いので、とりあえずオレが唯一知ってるホテル前へ。確かこのヘンが4mで、あの辺が張り出してて・・・。あやふやな記憶とともに漕ぎ漕ぎ。あ~魚探無いのがイタイぜ。
ちょいと浅めへ。以前4月に同行者が釣ったライン。あの時、4月でも青いウィードがいっぱいあったので、湧き水あるのかな?
で、9時23分。いやぁな予感は的中!雪が降ってきた!雪ですよ~ユキ。マジですかぁ。でも、だんだん風が止まってきた感じも。
いきなりLVが「帰りたいオーラ」を出してきた。「雪の日って釣れるらしいよ」必死になだめるオレ(笑)。雪だけど、気温はそんなに下がってないし、なにより風が弱まってきて良い感じ!
そしてその2分後!
釣ってる!!
2mのウィード魂に挟まっているか?
ナイス!キミは天才だ!キャロライナを投げていたのは知ってたけど、恐る恐るきいてみた。なんのワーム?
「カットテールですよ」
やっぱり(笑)
キミは本当にカットテール上手いねぇ。毎回これでやっつけられるオレ。「僕カットテールでしか釣れないんですよ」って。まぁほら、(オレ以外)世界一釣れるワームだし。
「もう帰りましょうか?」なんて言いヤガル。冗談ジャねぇよ、絶対オレも釣る!って言ってみたものの・・・どんどん真っ白に・・・
ノーマルタイヤだけど家に帰れるか?ってか、ボート屋に戻るにも真っ白でなんにも見えず。
下界はどうなんだろう?って近所の川にボート出してるテンチョに電話。下界は快晴らしい。Yahoo!天気で高崎市の天気を見たら、午後から晴れるらしい。雨雲レーダーでは日本海側が真っ青。ここは丁度日本海側・太平洋川の境目付近なんですよね。
LVが釣った10分後、もうこんなに。
LVが釣ったときの様子を詳細に訊いた。
「キャロを放置。ボートが風で流されるので、ウィードに乗ったシンカーがグ~っと重くなっていつの間にかバスに変わっていた」
ってことらしい。オレは軽めのジグヘッドで枯れウィードの上っ面に乗せるイメージで動かしたり、スワンプのニャンで上っ面を泳がしたりしてるんですけども、釣り方が違う?ってか、2人とも結構しつこくミノー・シャッドも投げているけどまったくダメ。
ってことは、バスはウィードの周り・上に居るんじゃなくて、ウィードの間で寝てる?オフセット+カットテールのキャロ放置だから、良い感じにワームがウィードの隙間に落ちて食っている感じ?なんて色々妄想。
ってか、だんだん風も出てきたよ!吹雪!んが、10時前、風とともに次第に空が明るくなってきた。
で、薄着が差して周りの雪が溶け始めた10時16分、遂にヒット!オレじゃなくてまたLVに!
1匹目と同じ感じで釣れたらしい。1匹ならマグレと言えるけどこの状況で2匹釣ったらそりゃバッチリです。文句のつけようが無い。しばらくマイゲーム(笑)で頑張ったけど、遂に「カットテール1本ちょうだい」(笑)
ちなみにLVが釣ったのは2匹ともほぼ同じ場所。3mくらいと思っていたけど、もっと浅い事に気づく。そこには硬めのウィードがあって良い感じ。何度か小移動してあちこち探ったけど、その場所が一番良い感じの感触。
昼になってすっかり青空に。
やっと釣れた~
そんなわけで、チョコチョコ小移動しつつも、LVが釣った場所へ戻ってみる。キャロだとボケるので、ツネにしてみる。まさかツネするとは思っていなかったのでそれようのワームが無い。なんとかバッカンからMC4CAMOを発掘。LVのピンへ投げる。ウィードの隙間にジリジリと落としていくイメージでホグホグしてると、バイトっぽい感触が2回ほど。っても半信半疑。フックを替える。触れれば刺さる、がまかつのマス針に。で、ホグホグしてたら僅かに動いている感触!来た~
やっと釣れたよ(涙)
口の中が真っ赤か。下あごにリベットありでした。
これで目標は達成!
ゼロは免れたので、ツネは封印してミノー・シャッド・スピナーベイト・バイブレーションで色々。でも、段々と風が強まってきて時より突風も。
強いワリには風がそんなに冷たくないので、水温はもしかして上がっているのかもしんない。けど、やっぱりちょっとこの時期の快晴で北風で良い思いしたこと無いなぁ。もっと暖かい南風なら最高なんだけど。
ボート屋方面へ戻りつつ、巻物やったりシャローをやったり。しかし、風がどんどん強くなる。
15時までやったけども、どーにも好転するとは思えず納竿!もしかしたら夕方風止んだらナニカが起こるかもしれないけど、さすがに35時間寝てないのでここらで限界です。
ボート屋に戻ったら波打ち際でデッドリー公魚を1匹発見。でも、まだ5mくらいに居るらしいんで、ミノーの釣りはもうちょっと先のようです。