"豪華キャスト!"
1998年04月10日(金)琵琶湖
9匹 天気:雨気温18度水温13度風少々 手段:ボート・岸釣り
■いきなりの大塚茂プロ登場
今回の琵琶湖ツアーのハイライトというか当初の目的である加藤さんガイドの日がやってきた。加藤さんって、あのラッキークラフトの加藤誠司さんである。なんと恵まれた夫婦なんだ我々は。っつーことで、朝9時に加藤さんが迎えに来てくれる予定だったんだけど、急遽8時から大塚プロがピンチヒッターで乗せてくれるとのこと。
なんて素晴らしい!ワンダフォーじゃないの。あの今江プロもビビったというミノーテクニックを間近で見られるチャンス!
っつー事で、大塚さんの馬鹿デカイボートがやってきた。フロントデッキにはロッドが、1,2,3,4,5,6,.....数え切れないほど並んでいる。スゲーな。
大塚さんはモロにプラクティス大真面目モードなので、ちょっと怖い(笑)気軽に話しかけられる雰囲気ではなかった。勝負師っつーかんじ。
■意外な大塚さんのミノーイング
最初は琵琶湖ロッジ前の南側のウィードエリアをチェック。大塚さんはステイシー60SPを投げているので、そのロッドアクションとポーズの取り方を観察する。さぞかしスーパーハイテクニックを用いるのかと思いきや意外や意外、結構普通だった。
チャッチャッポーズチャッチャッポーズってな感じで俺がやっているのと少なくともテンポは一緒なのだ。挙げ句、ポーズ中もラインテンションは緩めっぱなし。スゲー意外。ポーズ中はある程度テンション掛けているのかと思ってたんだけどなぁ。
勿論、ラインの変化には細心の注意を払っていたけどね。って、勿論これは俺が理解できる範囲内での話であって、実際にはものすごい超人的な技とかバイトの感じ方を持っているのかもしれないけど。
んで、ここでは俺がまたまたとがミノー'98スペシャルでマメさん1本取り、大塚さんもマメさんを2~3本、カミさんもジグヘッドで2本取って別のエリアへ移動。
その後、色々まわったけど、大塚さんのプラなのでこれ以上は書かないけど、ドコ行ってもキーパーは釣れなかったっす。
■加藤さん登場
んで、10時頃に遂に加藤さんがこれまた大きいチャンピオンに乗って登場。大塚さんの船から加藤さんの船に乗り移る。
加藤さんはとってもにこやか、終始笑顔が絶えない素敵なオジさんだ。大塚さんはマジモードだったのでちょっと緊張感があったが加藤さんの船は和やかムード満点だ。
んで、釣りの方はというと、加藤さんのチェックはものすごく早い。10投して釣れなかったら移動って感じでまさにRUN&GUNっつー感じ。
途中、我々夫婦の天敵(笑)下野プロがやってきて「新婚旅行で琵琶湖なんてなぁ、こんでもええわ」と一言。琵琶湖のヌシの下野さんでもグッドフィッシュは見つからないようで、かなり困っている様子。
■豪華キャスト
途中琵琶湖ロッジ前へ寄ったら、そこには吉田秀雄プロと富村プロが並んで釣ってて、その後ろにも一杯ボートが浮いていた。さすが、人気プロの周りには人が集まるみたい。
んで、吉田さん曰く「マメが入れ食い」らしいので横に入らせてもらう。そしたら今度は宮本プロもやってきて、スゲー豪華キャストだよオイオイ。宮本さんは1投目で釣ってたんだけど、リーパーの常吉だったのはちょっと嬉しい(笑)
どーでもいいけど、吉田&富村コンビはスゲー楽しそうに釣りしてる。笑いが絶えないって感じ。吉田さんなんか途中ライントラブルが起きた後、ロッドを使わずに、ずーっと手でクリンクルカッツのジグヘッドをやってしっかり1本釣っていたぞ。みんなから「コンバットスティック要らないやん」とか「コンバットハンド」とか言われていたぞ。ほほほ。んで、さすがにこれだけの有名豪華メンバーが集まってたら周りにボートがうじゃうじゃ集まってきたので、常吉で2本取ってからちょっと移動。
■やっぱり釣れない
加藤さんも明日からのトーナメントに出場するので、14時までには終わらなければならない。っつーことで、ラスト1時間は加藤さんもマジモードも突入したんだけど、結局キーパーを取ることが出来ずにタイムアップ!
結局、大塚さんや加藤さんと一緒でもマメさん4本のみに終わった。いくらJBワールドメンバーとは言え、釣れない時は釣れない。バス釣りは難しいのう。
■最後の一投フィッシュ
ちょっと昼寝をして16時にアングラーズイン前で岸釣りを始めた。そこは、奇麗な砂浜で流れ込み&岬あり、小岩あり、まばらウィードありで凄く良い感じ。事実50m沖にはバスボートが数十浮いているポイントだ。昼休みにアングラーズインに隣接しているポパイで買ったTDミノーの小さいヤツ鮎カラーを投げてみる。
このルアー、なりは小さいけど、良く飛ぶし動きもいいしピタッとサスペンドするしいい感じ。ベビーシャッドでは潜りすぎる時にはピッタリだ。30分ぐらい粘ったけど釣れないので、大移動しようとカミさんに言って「じゃ最後の1投ね」と投げたらゴン!しかも、マメさんじゃない立派な?30cm台のバス。嬉しい。「最後の一投」は何故か良く釣れる。不思議だ。
そんで魚が寄ってきたのか2連続ヒットしカミさんも2本ゲットと、一瞬フィーバーしたものの、ちょっとアタリが遠のいたので、岬の向こう側へちょっと移動。
こんどは移動後の一投目に、またまたゴン!こんどもなかなか良いサイズだぞ!相変わらずの3ポンドラインなんで慎重に時間をかけてランディングしてみれば、ミノーを丸飲みした丸々太った40cm(目測)のナイスバス。そんでまたまた連続ヒットでウハウハ状態。遅れて来たカミさんも連続ヒットし凄く楽しゲだ。夕食に連れてってくれる加藤さんが18時に我々を迎えに来てくれたのだが、超多忙な加藤さんを待たせてまで(加藤さんは翌日のJB戦に出場するのでルール上釣りできない)我々2人は「あとちょっとあと1本」と熱くなった(笑)
最後の最後にカミさんがまたまた「最後の一投」フィッシュを決めて、今日の釣りは終了。
PS:夕食後、加藤さんとプリクラ撮った(笑)これをサミー100にでも貼ろっと。
本日の釣果:30cm~40cmバス3本、20cm前後のマメさん6本(メザシかも)
本日の仕掛け:TDミノーサスペンドショートリップの小さいヤツ鮎カラー*5、とがミノー'98サスペンドスペシャル*1、リーパー常吉*3