"再現性無し!"
2006年10月17日(火)近所の川
2匹 天気:晴れ 水温:17~19℃気温:秋だけど夏日℃手段:アルミ12
急遽行くことになった近所の川。今回で、4回目。相変わらず再現性ゼロ!の難しい川です。んが、今回は水がクリアでボトム観察できて良かったです。
ハイライトその1
この川の上流部を毎日通勤途中見るんだけど、この前の嵐以来けっこう水量が多く流れもきつかった。けど、釣りをしてる下流部は流れが緩いらしい。ってことは、上流のダムだかセキだかを解放してるけど、下流側は閉めて(締めて?)るって事でしょうか?
んで、現場で行ってみると流れが殆ど無かった。更にボートを降ろしたら今までにないクリアな水。クリア過ぎず濁り過ぎず。イワユル笹濁りっぽい色。50cmくらいまではボトムが見える。ワームでもプラグでも一番釣りやすそうな(騙しやすい)色な感じでワクワク!
で、スロープのある川は支流でもう1本大きな川があるんだけど、そっちはややニゴリ。でも、いつもよりはキレイだった。そんで、いつもより減水してた。
そんな感じの中6時過ぎにスタート。
いやいや、全くもってこの川は再現性が無い・・・。前回1本釣れたピンスポット、3本釣れた合流部も反応ナシ・・・。難しい~
んが、この合流部は相変わらず魚ッ気はマンマン。プラグ投げれば毎回何かがアタル。レンギョの可能性大なので、怖くて投げられないぜっ。ってことで、今回のオレ的メインテーマであるツネキチをブレイク~6mまでジグジグと。なにも起こらない。
ピックアップ。
したら中層でビッグバイト!
ヨメから借りたバトラーヘルファイアが限界まで曲がる。ドラグが鳴る鳴る。やべぇ、ナニを引っ掛けちゃったのか?
エレキで追う。一瞬浮いてきたけど、パワーが永遠に衰えず。コイ?コイじゃないっぽい。レンギョ?掛けたこと無いから知らないけどたぶん違う。何故なら、平べったい系の体がイヤイヤ~って振っているような感触があるから。ヘラ?
ヘラっぽいんだけど、こんだけ引くんだっけ?
色々想像するわけですが、バスじゃ無いことは確か。残念ながら。幸い本流は7mの深さなので、下へ下へ走られてもエレキで追える。けど、一向に弱まらないのでドラグ閉め気味で止める。いやぁマジでロッドってこんなに曲がるのね~。4lbsってこんなに強いのね~って感心する。この前のロクマルのコイより数倍引くんだけど、一体正体はナニ?
何分格闘したことか?
そろそろ上げるぞ~。上がらない。むしろパワーアップしてる?で、もっとも恐れていた事態が・・・
ヘラ師の方へ走り出した。こりゃヤバイ。限界まで抑えたけど無理。ボート毎ヘラ台に突っ込みそうな方向なのでやむを得ず・・・・
腕がパンパン。今日のオレ終了?
そんな訳で本日一番のハイライトでした。
終わり。
って終わるわけにもいかないので続行。
ベイトタックルで同じブレイクを狙う。ドキドキしながらピックアップ。そしたらまたナニカが掛かった。が、今度はすんなり上がってきた。あら?バスじゃん。ビックリ!で、抜き上げの時外れてバレた。フッキングしてなかったから仕方ないな。しかもラージじゃない方だったし、まーいいっか。
ハイライトその2
前回ケンちゃんが1匹釣ったインサイドベンドな砂地シャローの張り出し部へ。
良い感じのバスを2本キャッチするケンちゃん。なんだよそのワーム。現時点では特権階級ワームだ。あ、書いちゃった。ゴメン。そんな訳で、まだ数が激少なくて一般人にはなかなか手に入らない某ワームで2連発!ちょっとジェラシー。
まーワーム云々じゃないな(強がり)。目の前に落ちれば喰う釣りだぜっ(遠吠え)。オレには釣れませんけど、ってか、この水深・この釣りでバックシートは著しく不利だぜ(負け惜しみ)
ハイライトその3
この川では非常にレアな垂直護岸ストレッチ(上図参照)。300mくらいかな?。ケンちゃんが交代って言うんで、エレキを踏む。前回、垂直にテキサス、斜めにクランク引いたけどナニも起こらなかった所。ってことで、せっかくの一人舞台なので壁スレスレをドラッギングしてみた。
ラスト70mくらいのところでロッドに生命反応。
↑OSPパーカー+アウトブレイズレイン+アウトブレイズライフジャケット+TDバトラーブリッツ。客観的に見ると、すげーT.NAMIKIファンですねオレってば。
まー投げてるのはCC.プレデターなんですけど。
そんな訳でツレタ。この川でこのサイズは初な子バスハンターなオレ。因みにこの日、50アップ2本釣った人も・・・。
テトラ釣れるのぉ?
ちょっと気を抜くとすぐにテトラのテキサス撃ちを始めるケンちゃん。
かれこれオレと4回来てて、その内の7割はそれをやっているけど、1回も釣ってるところ見たこと無いぜっ。マジで。なぁ本当に居るの?
スポーニングの前後とか、その後の手長エビが産卵で上がってくる時期なら釣れるんだろうけど、夏~秋は居ないんじゃないの?一段下ならともかく、その浅いところに居るわけ?てか、ベイトも居ないし。カメしか居ないし。ゼッテー違うって。などなど永遠に毒をはき続けるオレ。
苦笑いするケンちゃん↓
このまま毒を吐き続けると乗船拒否されそうなので、大人しくオレもテトラを撃つわけですが、まーーーったくナニも起こらない。
移動。段々とスピニングタックルが増えてくるオレ。
10月なかばだって言うのに、夏日。暑い!
水温は朝17℃。昼には19℃くらい。
ハイライトその4
午後からはもう1本の川筋を遡る。こっちはかなりキレイで普段釣りしているラインはボトムが丸見え。楽し~。自分のルアー見えるの楽し~。
ちょっとだけ砂が張り出した所に小魚がうじゃうじゃ居た。水中を凝視するオレ。見つけた!15cmくらいの子バス。すかさずチビアダーをキャスト。ってか、小さすぎて喰えないだろうけど、とりあえず投げるべし!
したら、違うバスが現れてパクり。
こっちも小さいけど!出会い系サイト成立。あ~楽しい。
この流れにケンちゃんがLOWになった「ツマンネ~」とか言い出した。オレにサイトさせないように、ボートを川の中央部へ進め自分は川の真ん中をクランク引き出した。あ~ぁ。ツマンネ~。
そんな訳で水がキレイで燃え上がるオレに対し、真逆のケンちゃんの選択は・・
寝る。
丸見えなので観察
ってことで、ここからは一人で釣りをする。こんだけ見えるのなら、釣りなんてどうでも良い。エレキ高速で岸沿いを永遠に観察しながら流してみた。右岸は岸~少し沖までのボトムがビークラベル。これ基本で、アウトサイド側に杭+矢板かテトラ。
テトラ周りには必ず複数のベイトが居た。ハゼ系も居た。本流側のテトラは全く魚ッ気を感じられないけど、こっちはモンモンしてる。バラエティーに富んだショアラインにワクワク感が高まる。
けど、肝心のブラックは全く見えずorz。
そんなこんなで1時間ほど遡って観察。上流部の浚渫もじっくり魚探を見た。もっと上流はボトム丸見えでいろんな沈みモノを確認。
左岸は点在するオーバーハングが美味しそうなんだけど、普段見えないボトムが丸見えで、意外に水深が無く、イマイチなのかなーって感じ。ボトムは硬めの粘土系で、ちょっと沖が垂直に削られてた。岸から3mも離れると、足下の水深が3とか7mとかがザラなんだけど、ほぼ垂直に落ちてるのが見える。あと、色んな木が生えているけど、竹は根っこが密で強いのか、ボトムが深くエグレられてた。根っこのオーバーハング。あれは釣れそうな感じ。などなど、普段見えないところが丸見えで色々勉強になりましけど、何度も言うように肝心のブラックはゼロでした。
詰まる所、この支流はワームでジグジグやっても埒があかないので、投げて巻け!そして負けorzって感じで日が暮れました。
ってことで、いやいやマジで難しいですこの川は。二度と同じ所で釣れないし。そのクセ釣ったバスはけっこう釣られ傷があったりするので、かなり密度が低いのでしょう。あと、平均水深が深すぎるのが一番難しい所だなーって感じです。逆に言うと、春は数少ないシャローに魚が密集して釣りやすいんだろうな~っても思いますので、来春に期待しておきます。