"マルトの渦潮"
1999年03月03日(水)霞ヶ浦
4匹 天気:曇り 水温:気温 まぁまぁ℃気温:水温8度台℃手段:ボート
マルトボートから出撃するんだけど、未経験の土浦地区のボート釣りなんで、事前情報は一切集めず自力でポイントを探そうと誓って、久々に新鮮な気持ちで釣り場へ向かったのであった。
■待望の
12ft+9.9psにフットコンまで借りて装備的には問題なし。あと、この前RILAさんから買った中古の560IIをセットしマイ魚探のデビューだヒューヒュー。いやぁいいね560IIは。
エレキのセッティングまでボート屋さんがやってくれるので準備は早い。んで、いくつかのボート屋を利用したけど、このボート屋が一番システマチックだね。100艇以上あるだけの事はあると感心した。
さて出るか。
その前にボート屋の兄ちゃんに釣り可能エリアを聞いてみる。要は9.9馬力どこまで行って良いかの確認。それによると俺が思っている以上に遠くまでいけそうだ。でも「昨日トーナメントあったんですけど、ほとんどこの周りで釣れてましたよー」とのこと。ふーんそうか。やっぱり土浦新港あたりが良いみたい。
ってことで、事前情報はゲットしないって誓ったのに、ボート屋のいいなりで早速土浦新港へ向かう俺(笑)
今日はいろんな釣りをしようと思ってロッドを4本積んである。まずはTDバイブをブレイク上の1~2mんとこに投げまくる。カミさんから借りた軟らかめのロッドで投げてたんだけど、投げ心地が気持ちよくてついつい30分ほど投げまくった。んで、2mの竹棒あたりで待望のヒット!「え?これってバス?魚?ウオ?」なんだかよく解らなかったがロッドが魚っぽい反応をしてるではないか。いやー苦節半年。5万キャストはしたであろうTDバイブでようやくヒットだうれしー。バイブで釣ったのは何年ぶりだろうか。そして通算何匹目だろうか?(答え:2年ぶり通算5匹目くらい)35cmあるかないかの霞にしては小型のバスだったけど、すごく嬉しい。
■後が続かず「やっぱりこの時期はハードルアーだよな」などと解ったような事を抜かしつつハードベイトを投げるがネガカリ連発。1500円を捨て続けるのかぁ、、嗚呼勿体ない。ワームにしよっと。
6インチリングワームとか8インチグラブとかやるけど、やっぱり無理があるね俺的に。
8時頃一旦ボート屋前へ戻りうっしーに合流。相変わらず寝坊マンなTacoさんもようやく釣りを始めているようだが、2人ともまだ釣っていないらしい。ちらっと魚探を覗くと結構派手な映像。うぉーすげー。ちょっと熱くなって常を投げるが反応なし。ふーん。
せっかくのエンジン船なんでちょっと走ろうかってことで新川方面へ行ってみる。
新川近辺の5mライン、魚探の映像が凄い。いろんな層に色んなモノが映る。きっとレンギョとかボラとかヘラとかなんだろうなぁと思いつつも「まさか」に期待してちょっと燃える。でも「まさか」は無かった。これだけ映ってカスリもしなんだからさっさと諦めよう。
次ぎは北側のアシへ。思ったよりブレイクが遠くて数十cmシャローがなかり広い。シャローをうろ付くビッグバスを!と思ったが浅すぎてちょっと恐いのでブレイクにからんだクイを回る。この頃からちょいと風が吹きはじめる。うーむヤバイか?本当はもっと回りたかったけど、やむなく朝釣った場所へ戻る。
10時頃になりうっしーとTacoさんもやってきて3艇でウロウロする。俺が朝一釣ったクイの底にある巨大なストラクチャーにTacoさんがルアーを引っ掛けていた。んで、ルアー回収機と共に30分ほど格闘してたぞ。やっぱりね霞でハードルアー使うにはあれくらいの努力が必要なんだね。
しばらくしてうっしーにヒット。40cmのナイスバス。コンバットクランクで1.5mラインで釣ったそうだ。お見事。
その水深でハードルアーで釣れるとわかっても、なんっつっても投げるものが無い俺は常る。ふーんだ。
んで、朝ステイシー60をネガカリロストしたピンに常吉を投入して久々のヒット!ステイシーのかたきは取ったぞ。ほほ。30cmちょいの小型だったけど、1mもジャンプしてビックリしたさ。
風がだいぶ強くなってきた。エレキの2でも辛いくらい。ここは湾内だからいいけど、本湖はけっこう白波ってる。ちょいと奥へ移動するとへら台を発見。へら台前は絶対なにかあるものだ。スルスルと寄って魚探をみるとこれがまた凄いブレイクだ。ショアラインに直角なブレイク、浚渫かな?岸際すぐでいきなり4mまで落ちている。しかもベイトらしき映像はあるしクイもいっぱいあるし。ここで釣れなきゃどこで釣れるって感じ。でも釣れなかった(笑)
■うれP小場所故、あんまり撃つとこがないんだけど、風のせいで本湖へも行けないしどーしよっかなぁ。
港内にはいろんな小麦色のマーメイドじゃなくて、マンメイドストラクチャーがあるんだけど、それを撃って良いのかわからないので、手をつけられない。困ったな。ってことで、午前中発見したゴロタ&ブレイクポイントへもう一度行ってみる。風がバンバン当ってて寒そうだけど。
ゴロタを舐める様に常を動かす。「風当ってなかったら絶対釣れるはず、ハイシーズンだったらここだけで5本は取れるはず」なんてカミさんに語って「でも、この風だしなぁ」って諦めた瞬間「コ」!きたーーーーーうれしーーーー。ロッドの曲りからして40アップ間違い無し!(計ったら39.5cm)嬉しすぎる。これがバスの醍醐味。もう満足。
2時頃一旦休憩のつもりでボート屋に戻ったけど、やっぱり風も強いしってことで本日の釣りは終了。
霞でオカッパリでもするか?って事になったんだけど、風裏まで行くとなると結構距離があるんで、近所の野池へ行ってみた。何故かBBTIMES編集部チームもいて、BBチームばかりが釣っている。さずが野池には強いぞ。我々チームはさっぱりダメ、とほほ。最後の最後でTacoさんと俺がようやくチビ(Tacoさんはフロリダバスと言い張っていた)をゲットし日暮れとともに本日の釣りは本当に終了。みなさんお疲れ様でしたー。
本日の仕掛け:HLZ601MFB+TDX105HV+フロロ12lb+ナス3号常吉+レイクポリスのクロステールシャッド×2リーパー×1