"五十嵐誠プロをガイドしてみたらいっぱい釣ってた"
2019年11月08日(金)榛名湖
0匹 天気:晴れ 水温:13℃手段:榛名湖ボート
野尻湖から元トッププロの五十嵐誠が榛名湖にやってきた。表層の釣りのピークは過ぎてるんで、今回は榛名湖でよく釣れるらしい「イガジグスピン」の釣りを教えてもらう感じで出船。オレもルアーを沈めて釣りたい!
いきなりイガジグスピンで釣ってた
五十嵐くんは大昔に榛名湖に一回来たことあって、そのあと、一ヶ月くらい前にも榛名湖スーパートーナメンターONDさんと一緒に釣りをしたらしい。そんで今回が3回目。
ガイド役を仰せつかりつつも、イガジグスピンの釣りを教わる感じでスタート!
この日は西高東低な冬型の天気。朝イチから強めの北西風がビュービュー。なのでまずは風裏の沼の原エリアへ。
で、開始早々イガジグスピンで釣ってた!
ナイスコンディション。ボートポジ6mくらいで岸側の3mくらいに投げてて釣ってた。この釣り、ロッドワークとリーリングが特徴的。ダウンヒル方向で中層を引く感じですね。本人がFBに書いた文章によれば
フルキャスト→ラインメンディング→フリーフォールでボトムまで沈め→2メートル浮くくらい(リール5巻位?)巻いて→カーブフォール→『コンッ❗』
らしい。イガジグスピンをトレースしたコースは比較的ブレイクがキツイところ。中層に浮くバスに口を使わせられるすごいルアーですね。確かに、そんな中途半端な中層に、めっちゃ小さくて小さいブレードがクルクル回るルアーが通るなんてバスにとっては新鮮なんでしょう。てか、けっこう榛名湖では流行ってるそうですが、本家本元のリトリーブコースを見てると、なかなか素人ではそんなコース通せないべ?っていう印象。
ってことで朝イチ早々に1匹釣って大変ご満足な五十嵐くんでした。で、彼のもう一つの狙いはフォロースティックで表層系の釣りをすること。
「どんなに寒い時期でも朝イチは浅いところにバスいるんですよ」っていうんで、仕方なくシャローへ。
オレはほら、前回で2019年秋の表層の釣りは自分なりに終わったんです。せっかくのチャンスなので沈める釣りだけをやりたい。だけど、どーしてもっていうんで、風がちょっと弱まったタイミングでシャローへ。
前回、唯一バスのボイルがあったところからスタート。テキトーに3インチアダーをピュンピュンしてたらあっけなく食ってきた!けど、程なくバレタ・・・
このエリア、前回も子バスはいっぱいいたので、もっとバイトは多いかな?って期待したけどそーでもなく。
このタイミングでONDさんが別艇で合流。今回、本当は3人で乗りたかったんですが、3人乗りはスワン艇しかないことと、ONDさんはお仕事の関係で遅めの出船になるっていうんで、2艇に別れての釣りです。
オレとONDさんによるダブルガイド優遇w
1mシャローでグッドサイズ
今秋、オレが表層で釣った最浅が1.8mくらい。それ以外、いいサイズは概ね4~6m。なので、浅くても2mくらいしか狙っていません。でも、五十嵐くんはそんな先入観がないので、めっちゃ浅いところ、1mないとこにフォロースティックノーシンカー投げててバイトを得てたり。
先週にくらべ水温が1℃下がって、かなりターンオーバーが進行してるんで、激浅にも良いサイズのバスが入ってるのかな?
そんな感じでいきなし水深70cmくらいのことでグッドサイズを掛けてた!
フォロースティックで釣れてご満悦。
「この時期は10時くらいにバイトのピークが一回くるはず」って事前にゆってた。俺らのボートはバイトないけど、10時頃ONDさんに超連続バイト発生!羨ましい~。
そんな感じで10時過ぎまでシャローの展開。昼前からは再び沈める釣りに。
急深地形の中層を攻めるイガジグスピン
今回イガジグスピンを使ってるのを後ろから見てて特に感心したのが
1.急深地形の中層をダウンヒルで攻められる
2.ウィードに強い
の2点。1は言葉で説明するのが大変だけど、ボートポジを6mに置いて→岸に向かってフルキャスト→着水点は1~2m→着水点からボートまでの短距離で一気に6mまで落ちる地形の中層を引ける
これに尽きます。
更に。着水点から3mくらいまでは枯れ気味のウィードが残ってるけど、イガジグスピンにデフォルトのお腹のトレブルフックを外してるんで、思いのほかウィードに食われない事。
そんな感じで対岸のスティープなバンクでグッドサイズを追加!すごい~
オレはてっきり、イガジグスピンをディープフラットで使うものだと思ってたんです。それなら、オレの場合、FLTトランザムっていう持ち駒がある。それか近年使ってないけどフットボールジグやスコーンジグもある。
でも今回はディープフラットでなく、急深バンクのダウンヒル気味中層引きでした。それはトランザムではまーまーキツイ。一発目の着底でウィードに食われるから。
今回、オレはノーバイトだったけど、来シーズンはイガジグスピンを投げてみようと思わせる、中層攻略メソッドでした。五十嵐くんいわく、榛名湖にはイガジグスピンの達人が何人もいるそうで、その人達はまた別の使い方をしてるんだそう。ミノー・シャッド・クランク等の自走式ルアーと違って「ジグ」だから、使い手によっていろんな可能性があるってことですね。
最後はフォロースティックで2連発!
ラストはボート屋周りに戻ってウィードフラットでノーシンカーの釣り。
フォロースティックでお友達サイズ2匹釣ってた!
近くに浮いてたONDさんも反応させまくり!ONDさんは近々大会にでるそうなんで、釣り方は伏せますが、今日一日でどんだけバイトあったんですか!っていうくらいバイトいっぱい得てました。五十嵐くんもミスったバイトは多かった。一方のオレは、朝イチのバラシ以外なにも起こらすw
ちなみにオレのデスアダーNSと五十嵐くんのフォロースティックNSの使い方は一見同じようだけど流派が違うんです。オレのやり方だと今日は反応なしでした。きっと快晴の天気のせい。それプラス、オレが流すコースにいるバス達はオレの釣り方にスレてるはずw 毎週きてるから。
でも流派が違う五十嵐くんの引き方には反応してました。ってことで合計5匹キャッチ。さすが元トッププロ!
オレノーフィッシュ!
いや、ほら、やっぱりガイド勢が良かった、ってこことにすれば丸く収まりますね(*´ω`*)
前出のとおりイガジグスピンは腹のトレブルフックを取って使用。後ろのブレイドの止め方もちょっと変えると良いそうです。